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またまたオリンピックの自転車競技について疑問です。どなたか教えてください。ケイリンという(競輪のこと?)競技がありました。6人くらいでトラックを8周だか走るのですが、6周くらいまで先頭を電動式自転車に乗った、明らかに選手ではない黒子のような先導者が走っています。解説者が「ペーサー」と呼んでいたようなので、全体のペースつくりをしているのだろうとは思うのですが、なぜこんな役割の人が要るのですか?このペーサーを抜くのは反則行為ですか?自転車は風の抵抗が大きく、先頭は不利なんだということは教えていただきました。でもそこが駆け引きなんだとしたら、こういう存在は不要なはずです。そしてラスト2周目にペーサーがいなくなるとそれまで一列縦隊でのんびり(失礼)走っていた全員が我先にと猛然と走り出します。それなら8周も走らずに2周だけのレースにすればいいじゃないか?と思ってしまうのです。どうもこの自転車競技はどれをとってもわからないことが多いです。

A 回答 (1件)

むか~し自転車競技をやってました。


私が知っている範囲でお答えします。

まず、ペーサーの存在ですが、競技を面白くする為のものです。
自転車は人力である為に、出来れば先頭を取りたくない、誰かの後ろでゴール近くまで体力を温存したいと考えるわけです。
そうすると、ご質問のとおり、駆け引きが起こるわけですが、後ろに下がりたいという駆け引きは、自然とスピードが落ちてくる事につながります。
それでは面白くないのでペーサーが引っ張ります。
ペーサーにも規定がありまして、自転車のペーサーと同じくらいの風除けになるよう、風防を付けてはいけない(ペーサーのすぐ後ろの選手が有利になりますから)とか、50キロぐらいで走るとか、動力付きの場合『動力付き自転車』を使うとか・・・・。
ですから、のんびり走っているようですが、選手は50キロぐらいでずっと走っています。
位置取りの為に前に上がる時はもっと速いわけです。
また、ゴールの600mぐらい(だったと思います)手前でコースから出なくてはいけない、というのもあります。
8周も走らずに・・・、との事ですが、周回コースなのでそう見えますが、直線コースとして考えてみて下さい。
3kmとか5kmとかの直線コースを駆け引きしながらゴールに向かっている、と考えればそう不自然ではないと思います。 お客の目の前で競技をする為に周回コースになってると考えてみて下さい。
あと、反則についてですが、ペーサーを抜いた選手は失格になります。(ペーサーの後輪より選手の後輪が前に出たらダメ、だったかな?)
ロードレースのように、先行で飛び出す選手が居たら周回遅れと交錯して、狭いトラック競技では非常に危険だからだと思います。(屋外のトラックでは、落車した選手は救急車で運ばれる程のケガをするのも珍しくありません)

それと、再内周スタートの選手は、スタート直後ただちにペーサーについて1週(か半周?)走らないと失格になる、ていうのもありました。

ちょっと長くなってしまいましたが、大体こんなところでいかがでしょう。 競技をちょっと違った視線で観てみるのもいいと思います。
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この回答へのお礼

う~ん、なるほど。競技毎に長年の経験や実情からいろんなルールが発生するものだということは理解します。そうして積み上げれらてきたものを一度もやったことない人間がいきなり見たときに不思議に見えてしまうんですね。オリンピックは日ごろ見ることのない競技がいっぱい見れて、そのたびにいろんな疑問が湧いてきます。でもそういうところが非常に楽しいんですね。疑問に回答いただきありがとうございました。感謝いたします。

お礼日時:2004/08/28 21:45

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