No.4ベストアンサー
- 回答日時:
安全うんぬんはさておき、それがルール。
たとえ左側通行の方が安全だとしても、「悪法と言えど法は法」と言うことになります。
一方、そもそも歩行者は、自動車運転の様に免許証が必要なワケでもないので・・。
赤信号を無視したところで、刑罰を食らうことも、まずありません。
従い、事実上は「罰則の無い法律」であって、罰則の無い法律は「努力義務」などとも言われます。
基本的に歩行者に対する道交法は、その程度のことです。
ただ、事故が起った場合などに、ルール違反に対する「自己責任」と言う部分が発生します。
すなわち、右側通行と左側通行の歩行者の間などで、何らかトラブルが発生した場合、左側通行の歩行者側に「道路交通法違反」と言う瑕疵があり、その部分では確実に不利益が生じます。
それさえ覚悟すれば、歩行者の右側通行は、守らなければならない法律とも言えません。
No.3
- 回答日時:
車が左で人は右・・・歴史的経緯があるのです。
昔、剣を腰の左側に吊るした状態で馬に乗り降りする際、馬の右側から乗り降りしようとすると剣が邪魔になります。なので、馬に乗り降りするときは、自然と左側から乗り降りするようになりました。このため、道路の脇に馬を寄せて乗り降りするのであれば当然左に寄せて乗り降りする。このため馬は道路の左側を通るのが普通になっていきました。
馬は左側を通るのが習慣化されましたが、人は特に右側左側というのは明確に決まっていませんでした。馬は走ると早いですが、普段は人が歩くのと同じくらいの速度で歩くので、馬と人がどちらを歩くかをわざわざ定める必要もなかったのです。
その後、欧州では馬車が普及するようになります。馬車は前に馬を繋ぎ、御者台に座った御者が手綱を引いて運転するわけですが、馬にきつく命令する場合は鞭を使います。人は一般に右利きが多いので、鞭を使うのであれば右手で握ります。右手に握った鞭で、前にいる馬の右側をたたいたり左側をたたいたり自在に操ろうとすると、鞭を持った右手が馬車の中心になる様に御者台の左側に座る様な習慣が一般化します。そして、御者が左側に座った馬車同士が擦違うとき、自然と互いに右側に寄るようになります。それで馬車は右側を通るのが一般化しました。ただ、ローマ帝国の時代はローマへの馬車の乗り入れは禁止されていたので、交通量の多い地域に馬車が乗り入れる機会はほとんど無く、馬車同士、馬車対人の交通事故はあまり多くありませんでした。
中世が終わり近代になって馬車の交通量が増えると、自然と馬車同士が擦違う機会も増えてきました。そこで馬車は擦違う時に道路の右側へ避けるのが普通なんだから、トラブルを避けるためにそれを法律で定めてしまう事にしました。それがナポレオンの時代のフランスでのことです。
当時のフランスは強大でしたが、周囲の国々と戦争が絶えませんでした。そこで、フランスと仲の悪かった国々では、フランスへの反発からフランスとは反対の決まりを作るようになります。この結果、イギリスやスウェーデンといった当時フランスの支配下に入らなかった国々では、車は左側を通るように法律で定めました。その結果、左側通行の国と右側通行の国が出来ました(イギリス以外の右ハンドルの国々は第二次世界大戦後、後のEU設立へとつながる欧州統合の過程で左ハンドルへ移行しました)。
馬車は右側左側と、それぞれの国で定められましたが、人については特に定まっていませんでした。先述したように、馬車は普段は人が歩くのと大差ない速度なので、同じ方向を歩いたとしても、また同じ側で擦違ったとしても大して問題にならなかったのです。
日本では武士が左側に刀を差して歩いていたので、擦違う時に刀の鞘同士が当たらないように左側を歩く習慣ができていました。そして、明治時代に入って武士がいなくなってもその習慣が残っていました。
その後、自動車黎明期になって自動車が入ってきましたが、当時はイギリスと同盟を結んでいたので、イギリスに倣って車は左側通行になりました。このため、車も人も道路の左側を通るようになっていました。
戦後、経済が復興し道路が整備され、自動車の性能もあがって高速で走るようになり、しかも交通量が増えたことによって自動車事故が激増しました。
自働車が道を歩いていた歩行者を跳ねる事故が多発し、年間の交通事故死亡者数は3万人にも達するようになります。そこで、車と人が接触しにくいようにしようと対策が考えられました。
人と車が道路の左側を歩くから、人が後ろから来る車に気づきにくく、そのせいで車と接触してしまいやすくなる。ならば、車と人は道路の逆側を通るようにすれば、車と人は互いを早い段階で視認できるので接触しにくくなるはずだ・・・というアイディアが注目を集め、採用されることになりました。
ですが、日本の道路(特に都市部で)は既に整備が進んでいましたし、右ハンドルの自動車もかなり普及していました。それを突然、左ハンドルへ転換させようとすると、信号や道路標識等の向きを変えたりしなければならず、かなりな予算が必要となります。ですが、人は左側を通らせるための特別なインフラがあるわけではありませんでしたし、右側を歩く場合も多くありました。なので、人を右側通行させるようにするなら、インフラに特別な予算をかけなくても周知と社会運動だけで転換でき、車の通行方向を転換するよりずっと安くできます。
そこで「車は左、人は右」と法律で定め、政府主導で社会運動を起こして国民に周知し、学校等でも徹底するように教育して今のような状態になりました。
その結果、死者の多さから一時は交通戦争とまで呼ばれるようになっていた交通事故は大幅に改善していき、現在では年間1万人を下回るようになりました。
No.2
- 回答日時:
人の右側通行は車の左側通行の逆で対向することですね。
人は後姿と前姿がどちらが視認性が良いか?
前から来る車と後ろから来る車のどちらが視認性が良いか?
車から見れば前姿の方が視認しやすいと思います。
人から見れば後から迫る車の挙動はわかりにくいけど、
前から来る車はスピードの出し過ぎ、蛇行運転とかで
危険を察知しやすいですね。
これらのことから人の右側通行の方が安全だと思います。
あなたの左側通行が安全だと思う根拠は何でしょうか?
No.1
- 回答日時:
人と車の共用道路であれば、人は右、車は左、の原則があります。
車の通行帯は法律で規定されていますが、人の歩行帯の法律規定はありません。
なお、駅中等の私有地内での歩行帯は、駅によって慣習により異なります。
安全なのは、大衆の動き(その地の慣習)に従う、でしょう。
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