
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
音は空気を媒体とした波の伝播ですから、確かに発生源の真下とかは、波を発射する方向から最初の時点で外れているので、振動しにくいというか、発射する方向よりは弱い波が伝わっていくという意味で、死角といえば、四角でしょうか。
当然、その伝搬経路に波を反射したり、吸収したり、弱めたりいるものがあれば、その影響を受ける場所は音が大幅に減衰するでしょう、、、、、。
ところで、ある意味本当の死角というような現象があるのをご存じでしょうか?
それは干渉(正確な言い方でないかもしれません。)という現象で、音と音がぶつかり合って空気の波を打ち消しあい、その結果その部分が全く音の聞こえないエリアになるという現象です。
アバウトなイメージでいうと、左右から音を出して、ちょうどその音同士がぶつかりあう真ん中のエリアでは、全く音が聞こえないという現象です。
これこそ、死角というべきものではないか、そんな風に思いだしてしまいました。
科学技術館などで、体験したことがあります。
No.4
- 回答日時:
「音」全般という意味では、空気の振動はほぼ等方性を持って進み、かつ「回折」という「回り込み」も起こるので、「ほぼどちら方向にも聞こえる」というのが基本です。
ただし、伝達特性の悪い(減衰や吸収の大きい)壁や遮へい物があったり、音を伝える空気の流れ(風など)によって、「伝わりやすいところ」と「伝わりにくいところ」の差ができることはあり得ます。
さらに、この「差」は、周波数の高低によって変わりますので、コンサートホールなどでは「音のよい席」と「音の悪い席」ができてしまいます。これは、一律に予測・設計することは難しく、ある意味で「実測しながらトライ・アンド・エラー」という部分が多いようです。
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ありがとうございます。
ホールや映画館で一番音が聞こえやすい場所があるのか、と目から鱗でした。
ありがとうございます。