プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

テレビの散策番組の最後で、
「○○さんとの、素晴らしい一期一会もありました」というナレーションがありました。

初めて行ったお店のオーナーとの出会いのことを指しているのですが、
え? 一期一会もありました???

以前にも、なんかの歌で、
「一期一会、やっと会えたね~」という歌詞があり、「やっと会えた」と「一期一会」の関係に???でした。

この言葉、たぶん、元祖は千利休で、「一期一会の心でおもてなしする」といった使い方です。
「すべての機会は、それぞれにかけがえのない機会と心得ていなさい」、
「毎日会う人でも、今この瞬間は一度きり、そう思って大切にしなさい」という意味です。

まあ、「これが最期かもしれない、と思ってこの瞬間を大事にしなさい」というと、ヘタすると、刹那主義に陥る危険はありますけど、そしたら利休さんは嘆くでしょうね。

本義は、「初めて会った」でも、「やっと会えた」でも、「もう会わない」でもないです。
しかし最近は、そういう使い方が、すでにOKになってしまっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

OKじゃないでしょ。


気持ち悪い使い方ですね。
意味を取り違えているとしか思えません。
なんで単純に「素晴らしい出会いもありました」に
しないんだろ?
おそらくなにか賢そうな言い方を
しようとして、間違ってバカをさらけだした
ということですかね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

はい、聞いた瞬間、居心地悪いというか、気持ち悪いというか・・そのままエンディングになり、番組終わりました。

タレントが口走ったのならともかく、ナレーションなので、ちゃんと事前に原稿を作り、生放送じゃないから、録画して編集してから放送したと思います。
制作現場で多くの人が、見、聞いてチェックしてからの放送のはずなので、
社会的に認知された使い方? と思いました。

ムリして四字熟語とか使わずに、平易な言葉で話せばいいのに、と思いますね。

お礼日時:2017/07/31 11:42

生涯に一度しかない出会いと言えるほどの、貴重な、幸運な出会い、の事ではないでしょうか?


ただし、軽々しくは使えない、とは思います。出会いの意味を深く考えないから挨拶言葉に近づくわけで、言葉の使用者の品性が疑われて不快感が残ります。
ちなみに、深切->親切、も同様に手垢にまみれてしまいました。時代でしょうか。

引用は野暮と思いますが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%9C%9F …
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この回答へのお礼

回答とリンク先ご紹介、ありがとうございます。

「貴重な幸運な出会い」というと、ナレーションの意味がなんとなく通じます。
小さなハンバーグ屋さん、美味しかったね、いい店だったね、という感じ。

しかし、この店が、生涯に一度しかないほどの出会いなのか?他にはないのか? と疑問符が付いてしまいます(笑)

言葉が時代とともに変わるのはやむを得ないことですが、その変わり目に立ち会っている世代は、なにかこうムズムズモヤモヤしてしまうことが多いですね。

お礼日時:2017/07/31 11:57

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