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独我論と独在論のちがいについてわかりやすく教えてください。

A 回答 (2件)

広義には、意味は同じです。


英語の場合は、両方共、solipsism、ドイツ語ではsolipsismusです。
したがって、独在論、独我論の区別は、日本独自と言う事です。
単なる翻訳の違いだけで、この両者は、ほぼ同じ意味で使われてきました。
したがって、この言葉が、どのような文脈で使われるかで、その意味が違ってきていると言う事でしょう。
なお、永井均氏などは、独在性独我論などの用語も使用しているので、まさに、その意味合いは、その論で使われる文脈で判断するしかないと言えます。
なお、共通するのは、主観が認識する「世界」は、主観に依存すると言う事、主観の外にある客体は、主観によりその実在性を確信する事は不可能と言う立場です。
つまり、客体は常に懐疑されていると言う事であり、それを確信するのは、主観のみでは行えないと言う事なので、結果として、主観だけが実在と思わざるを得ないと言う事です。(主観が実在する証明を行うのも、本来は難しいわけですから、ここで言えるのは、とりあえず、主観はあるとみなさざるを得ないと言う事です)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
独我論と独在論は違うものと思っていたら国語辞典では同義語になっていて、混乱してしまっていました。
助かりました、ありがとうございました!

お礼日時:2017/08/23 22:01

独我論は、「我思うゆえに我あり」というような、


他にいろいろあるように見えるが、究極的に確かな
ものは『我』のみである、とする立場。
“自分が認識する事で全てのものは実体を持つ”

独在論は、そうした「外」の存在を疑う以上に否定し、
全宇宙は自己の内に存在する、宇宙が自我意識の実体
であるとする立場。
“全ての宇宙の認識そのものが自我(宇宙=自己)”
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この回答へのお礼

調べてもよくわからなかったので助かりました。
回答ありがとうございます!

お礼日時:2017/08/23 21:59

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