理学部物理学科に行く場合、博士まで取れるなら 修士＆博士で何年かかりますか？ それと修士と博士は何処

理学部物理学科に行く場合、博士まで取れるなら
修士＆博士で何年かかりますか？
それと修士と博士は何処で、どのタイミングで取るんですか？？
博士を取った場合大学で働けるとか言うんですけど本当ですか？

No.1 ベストアンサー 回答者： 1fan9 回答日時： 2017/08/30 16:48

理学系では、ストレートにいった場合５年と思われます。

博士前期（修士）で2年、博士後期で3年の合計5年です。
私は理学系ですが両方取るために5年以上かかりました。

修士号を取るには修士論文の提出とその審査が必要です。
さぼらなければ、審査に落ちることはありません。留年もそれほど多くはありません。
一方、博士号を取るには、学術論文の受理や博士論文の執筆が必要で、修士号よりハードルは高いです。
課程博士と論文博士があります。
いずれの場合もデータがまとまれば博士論文を出せますので、成績優秀の場合は短期で博士後期が修了できる場合もあります。

>それと修士と博士は何処で、どのタイミングで取るんですか？？

通常の最短では、記述の通りです。修士で2年、博士後期で3年です。

タイミングは人それぞれで、修士修了した後に社会に出た後で博士に入りなおす人もいたりします。
専門学校卒で飛び級で修士に入る人、修士修了の後に1年間の研究生を経て博士後期課程などもいます。
大学や研究室にもよりますが博士後期は留年率高い傾向です。物理学科の現状は存じておりませんが。

>博士を取った場合大学で働けるとか言うんですけど本当ですか？

それは、ポストやコネがあるかどうかと、本人の努力次第かと存じます。

この回答へのお礼

詳しい回答有難う御座います。

修士号については、真面目に受けて学力があれば取れるという考えで宜しいでしょうか。
博士号はハードルが高いですが努力すれば取れるでしょうか。

この二つを取るためには大学院に入らなければ行けませんか？？

お礼日時：2017/08/30 17:03

No.3 回答者： k-841 回答日時： 2017/08/31 03:07

＞修士＆博士で何年かかりますか？

学部4年、修士2年、博士3年です。
医学以外はこの年限です。
成績や研究業績によっては、この年限を短縮する制度（いわゆる飛び級）のある大学院もあります。

なお、学部→修士は、ほとんどの場合ペーパーテストがメインの大学院入学試験というのがあります。
修士→博士は、ほとんどの場合書類審査と口頭試問（研究のプレゼンテーション）をメインとする入学試験があります。

＞それと修士と博士は何処で、どのタイミングで取るんですか？？

それぞれ、大学院で、修了年限時の学位審査に合格すると授与されます。
修士は、一応論文として研究成果をまとめることができればたいてい合格します。
博士も同様ですが、ほとんどの場合対外的な発表実績（専門家による査読付きの学術雑誌への論文掲載など）が一定数あることが学位審査を受けるための要件として課されます。分野によっても違いますが、3年間で学位審査の要件を満たすことができない人も数多くいます。

なお、日本の大学では「論文博士」という制度がある大学が多く、博士課程に在籍しなくても一定期間中に一定数以上の発表実績があるなどの要件を満たせば学位審査を受けることができますが、博士課程の学生向けの要件よりも厳しく設定されています。

＞博士を取った場合大学で働けるとか言うんですけど本当ですか？

まあ、ある意味当たっています。
どちらかというと、大学の教員になるためには、最近は実質的に博士号が「資格」として扱われていますので、少なくとも博士号が必要、と考えてください。大学の教員には定員があり、その定員は博士号の授与数よりも少ないので、すべての博士が大学の教員になれるわけではありません。

No.2 回答者： 1fan9 回答日時： 2017/08/30 17:17

>修士号については、真面目に受けて学力があれば取れるという考えで宜しいでしょうか。

その能力が見込まれる者が、入学を許されます。
きちんと単位を取り、研究活動も真面目に取り組めば問題なく修士号を取得できます。
指導教官や大学などとの相性もありますが…。

>博士号はハードルが高いですが努力すれば取れるでしょうか。

こちらも博士号への進学の許可（入学試験への合格）が必要です。
本人の努力と、周囲の理解があれば取れると思います。
研究テーマ（論文にしやすい内容かどうか、競合相手がいるか等）も重要です。

>この二つを取るためには大学院に入らなければ行けませんか？？

一般的な課程博士の場合、大学院への入学が必要とされます。
論文博士の場合は、大学院への入学は必要ではありません。
詳しくは以下のサイトなどが参考になるかもしれませんが、これも厳しいです。
https://staff.aist.go.jp/s.akaho/thesis/howto.html