A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
水銀の定量ですが,前処理を硝酸-塩化ナトリウム分解法で行い水銀を抽出した後,還元気化原子吸光法にて測定するのが一般的です.
問題の毛髪ですが0.7~1.0mg/10cmなんで1m~5m分ほどを用意し,試験管に詰め20%程度の塩化ナトリウム2mlと濃硝酸10mlを加え約3時間加温します.
加温が完了したら室温まで冷やし還元剤(私の場合硫酸酸性にした塩化スズ((2)))を加え発生した水銀蒸気を分光セルに通じ吸光度を測定します.
私の場合,装置は平沼産業製水銀測定装置を用いていますが,共鳴スペクトルが257.3nmであることからICPでも測定できるものと思われます(これに関しては試したことはないですが).
後,蛍光X線による分析では水銀の定量はできなかったはずです.
乱文失礼しました.
No.4
- 回答日時:
毛髪ですから、前処理は必須になるのですが、知見がないので、お答えできません。
分析方法については、「還元気化原子吸光光度法」が最適でしょう。
この方法では、飲料水をはじめ排水・血液・尿・土壌など清澄なものから不純物が多い試料まで分析できます。
ちなみに、定量下限値は<0.00005mg/lです。

No.3
- 回答日時:
こくえんろ原子きゅうこう装置に1本入れてかいか.定量。
過塩素酸-過酸化水素で低温かいか.ヂチゾンちゅうしつ.原子きゅうこう分析又はicp発光分析。
試料質量が十分あるならは.低温かいか.ジチゾンちゅうしつ.逆滴定
最近.放射光をあてて.蛍光x線を定量するPなんとかという分析方法があると聞いたのですが.報告を見たことはなし。最近の方法は知りません。

No.2
- 回答日時:
ppb~pptのオーダーであると思われるので装置はICP-MSを使うのだと思います。
前処理は灰化では水銀が飛んでしまうことが考えられるので、
硫酸で髪の毛を溶解し、硫酸を蒸発させた後
硝酸で回収しICP-MSで分析したら出来ると思います。
ただ、金属分析はみなそうですが、硝酸でどの程度回収できるか
標準液を用いて行うことが必要です。
またここで使う実験器具は、不純物の多い普通のビーカーでは不可です。
金属分の少ないものを探してください。
硫酸、硝酸は電子工業グレードのものを使うことが必要です。
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