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グラッサーの選択理論はエビデンスがありますか?
選択理論は心理学の分野で交流分析や認知行動療法のように大学で教えらるなど学問的に認められてエビデンスもあるのでしょうか?
それともいわゆる自己啓発に分類されるようなものでしょうか?

A 回答 (2件)

基本的に、心理学自体が、あまりエビデンス(これは、その対象が目に見えない事により、物理的実証が出来ないと言う意味です)があるとは言えないので、エビデンスをどのように捉えるかで違うでしょう。


単純に、心理学自体が、その観察対象の広範囲性から、明確な確定性を持てない事を考えると、学会で認められても、それがエビデンスとは言いがたい面があります。
ただし、グラッサー氏の場合は、それが心理学会で主流の理論とは、かなり乖離しているのは確かですから、そういう意味では、心理学としての学会のエビデンスと言うのは、無いのではないでしょうか?
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なにを自己啓発と分類するのかの基準がわかりませんが、Choice Theoryが、本人の選択の方向性や手法の《指導》という外部からの働きかけのことならば、そうした《指導》で効果が出たかどうかの判定は可能だと思います。

しかしそうした《指導をしなかった場合》《指導はしたが本人がその指導に即して選択をするようにしていたか》の状況調査は難しいと思います。
リアリティセラピーという療法を実施した結果、効果があったようにみえるという報告ならあります。
http://www.choicetheory.net/kcc/Masakipro.html
http://repository.ris.ac.jp/dspace/bitstream/112 …

公民教育、道徳教育、あるいは乗除算などの教育でも、料理法やパソコン、スマホの使い方のための初歩から実用までの教育でも、日本人のための英会話教育でも、やって全く効果がでないということはないです。 既得の知識や技能を多くすると、新たな局面でも何をどうするのがいいのかが、知識や技能がなく、経験も乏しいときより、はるかにわかるようになり、落ち着いてより妥当な対応ができるようになります。 医学というか医療に関する初歩的な知識を教えること、感染に関する情報や知識は得ておいて損はないということを知らないのと、異常なほど強くこだわって恐れているのとでも、その人の住む社会にそぐっていれば、知識はあった方がいいとは言えます。
他人がセラピーとかカウンセリングと呼ぶか、理論を教えるというかは別問題として、なにも効果がないということはないでしょう。

ただ、《エビデンスとは、医療において、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果の情報のことを指す》となると、リアリティセラピーや選択理論が対象にしているのは《ある病気・怪我・症状》なのかが問題だと思います。
生存/安全/安定/健康/長生/無理しない、人といたい/愛し愛されたい/大切に扱われたい/何かにつながり所属している感覚をしっかり持ちたい、認められたい/役に立ちたい/勝ちたい/価値を生み出したい/達成したい、自分で決めたい/自由でいたい/変化が欲しい/束縛されたくない、楽しみたい/笑いたい/笑わせたい/新しいことを知りたいなどのことに寄与したり、就職や離職に影響するとしても、それを《医療》《エビデンス》の概念ではとらえないと思います。

英会話レベル認定でも、宅建資格取得でも、よく見える化粧や髪型の仕方などでも、恥ずかしくないマナー獲得でも、いろいろな方法はあると思うし、その方法では全く効果がないということはむしろ珍しいと思います。 この方法でやったら良かったというのを調べ上げても、それをエビデンスとは言わないのではないでしょうか。
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