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円偏光板について。
円偏光板を入手したのですが、原理がよくわかりません。円偏光は直交する偏光の振幅が同じで位相が1/4λずれた時に生じる。と本で読みました。また、円偏光板は直線偏光板に1/4λ板を張り合わせたものであると書いてありました。直線偏光版で自然光が直線偏光になると思いますが振幅は様々だと思います。また、円偏光は二つの直線偏光の合成によって生じるとのことですが1/4λ板は直線偏光を二つの直線偏光に分解するのでしょうか。1/4λつまり90°のずれを分解では作れないと思うのですがどうなんでしょうか?物理の知識はまだあまりありません。高校生でもわかるレベルでお答えを頂けたら嬉しいです。

A 回答 (2件)

円1/4λ板というのは、偏光方向によって屈折率の異なる板が


使われています。所謂複屈折です。2っの方向で屈折率が異なるのです。

どんな直線偏光波も、2つの異なる方向の直線偏光に分解できることは
おわかりかと思いますが、

1/4λ板に複屈折の2つの偏光方向の中間の角度で傾いたの直線偏向の光を入れてやると
位相の異なる2っの直線偏光に別れます。つまり円偏光になるわけです。
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円偏光板は、直線偏光板と1/4波長板を貼り合わせたものです。


直線偏光板は、文字通り一方向に振動する光のみ通過するものです。xy平面にz軸から入射する光があったとしたら、例えばx軸方向に振動する光のみ通過します。
1/4波長板は、特定の物質が有する「複屈折」の性質を利用しています。複屈折は物質の結晶軸によって屈折率が異なることを意味します。例えばx軸とy軸で光の速度が違ってきます。ですので1/4波長板に「直線偏光の光」を結晶のx軸とy軸に対して45度の角度で入れれば、x軸を進む成分に対して、y軸を進む成分を1/4波長だけずらすことができます。結晶を出ると、別れた光がまた合成されて、円偏光となります。
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