台風の被害

私の部下の事です。
先日の台風で会社の外壁が剥がれ、車に当たり傷を付けてしまいました。翌朝、会社の駐車場での被害なので治して欲しいと言い、会社も７割負担することになりました。しかし修理代は50万円かかるが、車両保険で全額修理費が支払われ、自然災害なので等級や免責金額の変動が無いことが判明し、金額的負担が一切無いことが分かりました。そこで部下を呼び出し、このような状況でお金を貰う気かと尋ねました。

確かに55万の７割の35万円を貰うのはおかしいが、始めにお金を負担すると言って１銭も貰えないのも寂しい。売り払うときの査定の時に金額が下がる。（今の車は乗り潰すつもりだと言いましたが）外壁が飛び散る中、車に乗るまでに怖い思いをした。費用負担のために、見積もりを出せとか色々面倒なことを言われて、気分が滅入っている、等々

結局お金を貰わないと気が済まないようです。課長から、知らない人に請求するのならいざ知らず、今後も会社に勤め続けるなら、そんなクレーマー見たいな事を言うのはどうか、となだめるのですが一向に気が収まらないらしく、明確な金額も提示しません。あえて言うなら、査定が下がるのが気にくわないような事を繰り返して言います。

自己負担が無いので、修理費負担を取り下げるなら、会社側からお見舞い金という形で決着させる方法もありますが、費用負担を取り下げるとは思いません。会社としては社員に金額的負担が発生しないので、それを負担する理由も無くなるのでは無いかと思います。また査定金額が下がるとの事ですが、またそのような不確定なことに払う理由もなく、金額も定かではありません。

私、課長、部長としては、数万円を見舞い金として渡すしか決着方法が無いかと思っています。このような場合、こうしたら良いとか、法的にどうとか、或いは世間相場的にいくらぐらい払うべきだとか、ご存知でしたらご教示下さい。

No.3 ベストアンサー 回答者： noname#13482 回答日時： 2004/09/19 21:28

法的にはどうなのかという事ですが、細かい状況がわからないので断言はできませんが、会社側には法的な損害賠償義務はないものと思われます。

まあボロボロの壁を放置していたとかなれば賠償義務が発声することも考えられない事はないですが。一般的にはそういった判断ができます。この場合会社は従業員に対して（法的には）修理費用を負担するとかそのほかの名目でも一切費用を負担する必要はありません。従業員が車両保険を契約しているのであればそちらから保険金が出てそれで全て終わりです。

それと余談ですが、保険会社が契約者（被保険者）に払うものは保険金です。保険料は逆に契約者がその保険を契約する際に負担するお金の事です。
それに求償の件ですが、説明の大部分は正しいのですが、車両保険は賠償責任保険ではありません。賠償責任保険でなくても求償は成り立ちます。

この回答へのお礼

会社の建物は約50億円の総工費をかけて築２年ですので、まだまだ新しいものです。台風も観測史上最高の風速でしたから、書き込みから判断すると会社としての保証義務は無いものと考えてよろしいですね。

要求を法を盾に全て跳ねのける事は会社もしないと思いますが、本人には法的にはどうであるかをしっかり認識させて、それでも納得できないなら、話として要求は聞いて会社側に判断を委ねようと思います。

有り難うございました。

お礼日時：2004/09/20 00:31

No.2 回答者： noname#11476 回答日時： 2004/09/19 17:51

保険会社はまだ気が付いていないと思われますので、正しい処理としては、

・その男性の使用した保険会社に連絡し、会社設備による被害であり、弁済の意志があることを伝えて下さい。

あとは保険会社と会社の間で損害に対する会社の支払うべき金額を決定し、会社がそれを支払い賠償関係を終了します。

法律上、及び男性と保険会社の契約上、車両保険では、もしその損害が第三者の責任による損害であれば、保険会社は自身が支払った保険料の内、第三者による部分の債権について、男性より委譲されたことになります。
これを保険代位といいます。

従いまして全額車両保険でまかなった男性は、現在会社に対する請求権をもっていません。持っているのは保険会社です。

一つ注意しておきますが、あくまで男性が使用した保険が「損害賠償責任保険」の一つであることからこのような話になるだけです。
たとえば、医療保険や生命保険などではこのような保険代位は起きませんので、二重取りすることはいっこうにかまいません。

では。

この回答へのお礼

先ず説明不足の点があったので申しますが、男性ではなく、36歳の女性です(^^ゞ　日頃から常識の無い行動を多々起こし、困っていました。

そして保険会社が知っているかどうかですが、会社が該当の保険会社の代理店的な事をやっていた経緯があり、その関係からその会社の保険に入っています。そして担当者は会社のＯＢであり、もしかしたら会社が７割負担すると言った事を知っているかもしれませんが、そういう関係があるのであからさまに会社に請求してくるとは思えないのです。

また社員が個人的に負担があるのなら会社の敷地内で起きた事故だから、負担すると言っているのであり、保険会社が全額払うというならば、わざわざ会社が負担するとは言わないと思います。またそうなると建物が壊れたのがどうしてか明らかにせねばならず、もしかしたら手抜き工事で強度が弱かったのなら、建築会社の責任でもあるかもしれません。そうなると話がややこしくなりますよね。

いずれにせよ、会社としては社員が困っているのでその一部を負担するという親切心で言っているのに、その恩を仇で返すような行為であると課長、部長とともに思っていますが、だからと言ってこちらとしても今後も社員として働いてもらうなら、わだかまりを持ってもらっては困るので、見舞い金として世間的に常識的な金額を提示して納得して貰えれば良しとしたいと思ってはいます。

お礼日時：2004/09/19 21:35

No.1 回答者： whitepepper 回答日時： 2004/09/19 17:41

》車両保険で全額修理費が支払われ、

　となると、その社員の会社に対する債権はありません。保険金を支払った保険会社に移動します。もし会社が支払うのなら、その社員ではなく、保険会社になります。

　その社員は、いわゆる「焼け太り」です。不当な利益を得ることになります。

この回答へのお礼

早速のアドバイス有り難うございます。
修理代に関する請求は本人には無くなったと理解してよろしいのですね。何か言ってきたらハッキリと本人に伝えます。

お礼日時：2004/09/19 21:33