このカテゴリーでよいのかわかりませんし、質問もまとまっていませんが よろしくお願いします。
衛生上の問題などで 火葬なのでしょうか?
釈尊は 火葬でしたが、当時から衛生上の問題で火葬だったのでしょうか?(釈尊は 特別に火葬だったのかも)
「死んだら自然に戻る」のなら、鳥につつかれたり 微生物の養分になったりするのがよいのかなぁと。
なんか、「火葬」にするのは 人間が他の生物と違うから って強調しているような気もするのですが。
確かに、腐敗した死骸は目をふさぎたくなるものですが、人間も自然界と強く結びつきを感じるためには 死んでしまったら 「自然に役立つ」ほうが良いような気がします。
何を 質問したいのか まとまってないですね・・・。
No.1
- 回答日時:
確かに死者を火葬することで衛生的になるという面もあったようですが、「穢れ」を浄化するという面も多くあったようです。
参考URLの本など参考になると思います。参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061497 …
ありがとうございます。
本は読んでみます。
火葬してしまうことで、人間と自然とのつながりが希薄になってしまっているような気がしています。
人間も生きているときは 他の生き物を食べて生きているのですから、死んで 他の生き物の養分になれれば 釈尊の悩まれた 「鳥が虫を食って」の食物連鎖も解決すると思うのですが。また、自然とのつながりもあることが 実感(身近な人から)できると思うのですが。
No.2
- 回答日時:
釈迦の火葬についてですが、
まず「肉体に執着しない思想」(五蘊仮和合)と「インド古来の風習」が釈迦の埋葬方法に影響を与えていると思います。
そして釈迦が火葬されたということが、仏教の葬法として火葬がスタンダードになった要因でしょう。
それ以前は、伝染病の予防としての実用的火葬しかなかったのではないかと思います。
現在の日本では火葬率99.9%だそうですが、明治初期に「火葬禁止令」が出ていたのは意外でした。
ありがとうございます。
自分の中途半端な知識からだと、
釈尊 当時の出家者は、食物連鎖上で生きて行くことが必要だったが 戒律上殺生ができないため 出家者以外のものが殺した生き物を食べていた のだと思っています。
それなら、自分が死んだ時に 植物の養分になったりすればそんな戒律を作る必要はなかったんじゃなかったのかと。
火葬することで人間は 地球上の食物連鎖から逸脱してしまい自然と希薄な関係になっているような気がします。
別に、新興宗教を信じようとしているわけでもないし、仏教をばかにしているわけでもないです。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>人間も自然界と強く結びつきを感じるためには 死んでしまったら 「自然に役立つ」ほうが良いような気がします。
火葬でも十分役に立ちます。人間の体を構成する物質を元素の重量比で表すと炭素が約18%といいます。火葬にすることで体重60キロの人で60×1000×0.18/12(炭素の原子量/アイソトープもあるでしょうが)×6.02×10の23乗(アボガドロ数)もの数の炭素原子が完全燃焼によって2酸化炭素として大気に放出され、植物の光合成によってふたたび炭水化物としてその体の中に固定されることになります。(地球温暖化に寄与するものもあるでしょうが)
また燃焼により微少な固体のまま放出される物質は浮力を得て広範囲にひろがり、気象条件によっては雨の核となるエアロゾルとなり再び地上に戻ることになります。これらの物質の中に含まれる微量の金属原子はミネラルとして生物の体の中に取り込まれるものもあるでしょう。
一方火葬しないで土葬した場合でも微生物の働きにより死体は分解され、その過程で水や二酸化炭素が発生し、そのうち食うものが無くなった微生物も、分解できないカルシウムの化合物(骨ですな)を残していなくなります。土葬の墓地に自然があるかというと、結局その土地は自然に森林になることを人間の手によって妨げられられているわけでから「自然」とはいえないと思います。
火葬でも土葬でも同じことのような気がします。いずれにしても物質の循環の一シーンであり本質的な差はありません。
あと経済的な理由もあるでしょう。土葬で一人平均1平米の土地を墓地に当てるとすると、農地などとして再生産に使えない面積が増え続けることになります。一方火葬ですと確か200リットルほどの油があれば処理できたはずですので、1万円弱の灯油代で済みます。(私が知る限り福岡市近郊のある火葬場で一日10人ほど「お客」があって三日で火葬場の地下タンクに5,6キロの灯油を落としていたという記憶があります。)この一万円というお金と、日本の都市近郊の1平米あたりの平均路線価を比べると結論は出ると思いますが。
ありがとうございます。
そうですね。二酸化炭素→光合成は考えていませんでした。
あと 火葬・土葬の経済的比較はしていませんでした。
No.4
- 回答日時:
回答にはならないのですが、インドでの「自然」とは
我々の感じている自然とは異なっているように思えました。釈迦尊の当時と比べるのは無理でしょうが、衛生等を云々するような雰囲気でないでしょうね。
あと自然に役に立つという点では、最終捕食者である人類は、有害物質の最終集積の場でも有るのでは?
他の生き物にこれ以上迷惑を掛けないためにも、放射性物質と同じように、そのまま封じ込めるのがベストでしょうが、狭い場所では火葬が無難でしょう。
No.5
- 回答日時:
釈尊が火葬されたのは、当時のインドの風習で、聖者は輪廻から解脱されたのだから、灰になって天に昇るべきだとの考えによって、弟子たちにではなく、一般信者たちによって為され、遺灰を八分割されて各地で奉納されました。
因みに一般の人々は母なる川ガンガーに水葬にされます。自然に役立つという考え方はあの時代にはありません。
あの当時に衛生の観念はありません。衛生が言われ始めたのは、19世紀からです。
チベットでは今でも鳥葬が一般的です。
日本で火葬が始まったのは、8世紀の道昭が最初だと言われています。その後、主に火葬は僧侶を対象に行われました。
火葬が今のように一般的になったのは(未だに土葬の地域もあります)法令が出されて火葬を強制した昭和以降です。
それまでは棺桶という言葉からも分かるように一般の人々の間では土葬が一般的でした。
No.6
- 回答日時:
釈尊は輪廻(食物連鎖のことです)から開放されたいと願っていましたので、
弟子たちが灰にして地面にまかずに保管したようです。
ただ、当時としては画期的だった食物連鎖の発見も、
地球全体が一つのシステムであり、
宇宙の熱エントロピーの拡大と言う法則上に
生物の科学的存在も依存しているに過ぎない、
という現在の理論的認識からすれば、
#3のかたがおっしゃったように
この行為もむなしい行為だったと言えるでしょう。
>確かに、腐敗した死骸は目をふさぎたくなるものですが、人間も自然界と強く結びつきを感じるためには 死んでしまったら 「自然に役立つ」ほうが良いような気がします。
ある意味で釈尊の矛盾、と言うか「悟り」と認識した限界というものがまさにこの点です。
こういった哲学的(悩み的)ないろんな部分を、
後世では「小乗」などと卑下し、
弟子の末裔と称する坊主たちが社会的権力を得ようと画策したのが
多々の後の「大乗」仏教の数々です。
大衆を精神的に救済するには哲学よりも
地獄極楽の世界たる宗教の方がいろんな意味で合理的なのは確かですが・・・
哲学は広めようとした瞬間から宗教になり、
それは必ず権力という政治を指向して
より多くの矛盾をはらんでいくのが世の常ですねぇ。
ありがとうございます。
この類の話ができる相手がいないもので、「教えて」などに書き込みをしてます。
新興宗教やカルトなどの集会ではたくさん話し相手がいそうですが・・・。
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