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自動車保険会社の調査では、10年くらい前の統計では、自動車のアクセルとブレーキの踏み間違い事故は高齢者よりも20代の若者の方が多いです。
https://car-rider.jp/hoken/%E3%83%96%E3%83%AC%E3 …

最新の統計データを知りたいのですが分かりますか?

「最新の統計データ」の質問画像

A 回答 (1件)

このグラフは、保険会社の集計ではなく、公益財団法人国際交通安全学会(IATSS=

http://www.iatss.or.jp/research/)発表の集計結果です。
 最新版とは言い切れませんが、このグラフの5年後(平成27年度)の『踏み違い事故』に関する資料がネット上で閲覧可能です。

http://www.iatss.or.jp/common/pdf/research/h2757 …

 ところで。

>自動車のアクセルとブレーキの踏み間違い事故は高齢者よりも20代の若者の方が多いです。

 その結論は、データの分析が間違っています。統計学的には、このグラフをそういう風に読み取ってはいけません。

※各年齢によって事故の総数が違うので、踏み違い事故件数だけをダイレクトに比較しても意味がありません。(事故の総数が多ければ、踏み間違い事故の絶対数もその分増えると考えるのが妥当です。)

※こういう場合は、各年齢別の事故総数に対する踏み違い事故の比率で比較します。
 18~29歳が9564/955650=0.0100~で約1%、対する70歳以上では6808/273392=0.0249~で約2.5%にも及びます。
 単純に考えて、29歳までの若者より、70歳以上の世代では2.5倍も踏み違い事故を起こしていることになります。

※29歳までの事故総数が70歳以上よりも圧倒的に多いのは、幾つか妥当な理由が考えられます。
①若者の方が老人よりも運転人口が多い
 これは当然でしょう。今の若者は自家用車を持たないといわれますが、29歳までというと完全に就労世代なので、例え自身でクルマを所有していなくても、仕事で運転する機会は70歳以上よりもはるかに多いと考えるのが自然です。
 更に、運転人口もさることながら、仕事で運転する場合は運転時間が長くなるので、当然事故も増えるでしょう。
②若者は18歳からのカウントで、他の世代の10歳分の集計に対して、12歳分の人口を一つの世代として集計しており、その分運転人口が多く、当然事故件数も増えるでしょう。
 一方70歳以上の世代は80歳以上も含まれますが、しかし70歳以上では年齢が増えるに従い運転人口が急激に減少すると推察され、実際には他の世代の様な10歳分の運転人口は無いと考えられます。

※ちなみに。乗り掛かった舟ではありませんが、もう少し分析を進めると。
 70歳未満の世代の踏み間違い事故比率を見てみましょう。
 50~59歳では4917/631568=0.0077で約0.8%、60~69歳では5382/471501=0.0114で約1.1%・・・っとすると、70歳以上で急に2%を大きく超えるのは、異常値と言わざるを得ません。

・・・っというワケで、ご質問に添付されたグラフだけを見る限りでは、『70歳以上で急に踏み間違い事故が増える』という結論にしかなりません。
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