一回も披露したことのない豆知識

UQ WIMAX2+モバイルルータを自宅メイン回線として使用しています。
これはスマホと同じようにSIMを使用し、便宜上の電話番号まであります。
その他にau4Gスマホも使用しています。

(質問)
①スマホも同じような無線通信です。それなのになぜWIMAX2+はデータ通信許容量も多く、
通信料が安いのでしょう。
(スマホは月に2GBも使いませんが、WIMAX2+は月40GB程度使用しても3000円少々です。)
②このような、安価に通信できる技術があるなら なぜスマホに搭載しないのでしょうか
③そもそもWIMAX2+と4G LTEは技術的に何が違うのでしょう

(分からないなりの推測)
・WIMAX2+は帯域幅が狭く、多ユーザーの使用を許容しているのでしょうか?
・スマホ向けの基地局インフラを利用するだけだからでしょうか?
(この場合は設備費用をスマホユーザー主体で負担していることになってしまいますが)
・スマホで既存キャリアが同じ技術の電波をMVNOへ安く卸しているように
WIMAX2+も技術面の都合では無く政策的?に価格を下げているだけなのでしょうか。


このようなことを使いながら疑問に思っていました。
少しでも良いので、教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (4件)

> スマホも同じような無線通信です。


> それなのになぜWIMAX2+はデータ通信許容量も多く、通信料が安いのでしょう。
> (スマホは月に2GBも使いませんが、WIMAX2+は月40GB程度使用しても3000円少々です。)
UQコミュニケーションが敷設した通信網を利用しているからです

UQは新進気鋭のベンチャー企業などでは無く

古くはWiMAX事業の時代から自社で設備投資し

利益を上げてきた実設備を持つ純粋な通信事業者の老舗であり

最近のWiMAX2+網 整備に至ってはau資本の投入があり

その整備計画はau 4G LTE網 整備に便乗しているので

無駄な設備投資が不要となっているからです


> このような、安価に通信できる技術があるなら
> なぜスマホに搭載しないのでしょうか
実装されていますよ

製品仕様(スペック)の項に「TD-LTE:B41(2.6GHz帯)」

という表記があれば その端末はWiMAX2+網サービスや

AXGP網サービスを利用できるだけの機能を有しています


> そもそもWIMAX2+と4G LTEは技術的に何が違うのでしょう
WiMAX2+網 サービスはUQコミュニケーションズのサービス名であり

国際電気通信連合 (ITU) の枠組み的には

IMT-Advanced規格に準拠する無線通信システムであり

大枠では同属となります


無線通信には「発信→受信」という流れが必須であり

その向きによって「上り」と「下り」が必要になります

その両方を別々の周波数帯で行うのが

FDD方式:センターラインのある道路の対面通行

1つの周波数帯を時間毎に上り、下りと切り替えるのが

TD方式:工事中の道路に見られる片側交互通行

という差が大きな違いとしてあります

周波数帯を無駄に消費するFDD方式は

通信を確立させ易い特徴の対価として

連続した通信帯域が無ければ高速通信は不可能であり

一度、制度として履行させた利用周波数帯は

速度が必要になったからと言って

勝手に利用帯域を広げられない縛りのある通信規格です

これに対し上り、下りに割く時間帯を変異させるだけ

簡単に増速が可能なTD方式は製品の仕様や

基地局側のファームウェア改修だけでサービス向上が可能である為

5G規格でも採用される これからの主流です

但し、時間枠厳守という非常にシビアな運用環境が求められるため

基地局側には標準時刻同期が求められるので

同じ機能を有するCDMA2000規格を採用する

KDDI(au)系くらいにしか扱えない代物となっています

世界に蔓延っているWCDMA規格には

そもそも標準時刻同期は備わっておらず

WCDMA規格由来のFDD-LTE規格も同じだったので

その補完勢力としてTD-LTE規格には

計画当初より標準時刻同期が組み込まれているので

新たに基地局整備を行う上で そのノウハウを持つ

KDDI(au)系 企業にしてみれば

非常に低いハードルだったという話に過ぎません

今になって5G規格の敷設整備で

やっきになっているdocomoは取扱の販路が無かった為に

多額の出費を強いられているのが現状です

そこで auとUQ、SoftBankとWCPみたいな

新しい関係構造として楽天モバイルにその責を負わせる

妙案を思いついたのが最近流れた

「第四のキャリア 楽天モバイル構想」の本質です

docomoは利用する周波数帯において

「1.8GHz帯は東名阪高速道路近辺に限る」

という約束事があるので それ以外の地域で

この周波数帯(LTE:B3)を整備運用できません

しかし、別の企業なら その制約は無く自由に整備運用できるので

楽天モバイルには都市中心部で集中的に1.8GHz帯の

整備運用を行ってもらう その対価はMVNO事業者として

上納していた契約金を 今度はMNO事業者として

docomoから上納金をせしめる事ができる

更に、5G規格で採用が決定している

3.5GHz帯(TD-LTE)の整備事業も選任させる事で

UQと同様に独占的に5G網サービスを展開できる

そういう算段である事が既に知られている事実です

どんな名称になるかは不明ですが

5G網サービスが展開されたら同じような金額で

楽天モバイルが独占サービスを展開するので

その時にちゃんとサービスを利用できる端末を

シッカリと判別できる選定眼を今の内に持つよう

努力して置いてください

因みに3.5GHz帯は「LTE:B42」が該当します
    • good
    • 1
この回答へのお礼

いろいろありがとうございます。
低遅延の音声回線は時分割よりも、周波数分割の方が確かに良さそうです。

こんがらがってきたのですが、
FD-LTEはW-CDMA由来で、 W-CDMA(3G)はFD-CDMAを使用。
つまり 周波数分割とコード分割の併用がLTEに使われている。
TD-LTEも時分割とコード分割の併用なのか、気になりました。

そして、DOCOMOがどこと組んでデータ通信事業を行うか
大変興味深く読ませていただきました。 楽天モバイルは
そのようなカラクリだったのですね。

お礼日時:2018/01/23 17:55

> FD-LTEはW-CDMA由来で、 W-CDMA(3G)はFD-CDMAを使用。


> つまり 周波数分割とコード分割の併用がLTEに使われている。
> TD-LTEも時分割とコード分割の併用なのか、気になりました。
「Long Term Evolution」の略称表記が

「LTE」である事を知っていれば

何も こんがらかってしまうような事では無いですよね?

LTEの役割は「中長期的な次世代への橋渡し」なので

現用技術の集約が本質となっています

だから、古い規格では同居が難しかった技術体系が

LTE規格では ちゃんと併用可能なようになっています


古い規格は とにかく非効率的なので一日でも早く

世の中から消えてもらう必要があり

それを選択する事が正義なのです


3G網の停波は総務省の旗振りに従い

予定通りに遂行される事が より良い社会への道筋であり

下手に3G網専用端末に執着するような利己主義者が居ると

その足並みが狂いより悪い社会へと変貌させるので

社会から排除すべき対象と認識してください

今や3G網技術は害悪しか生みださない不必要悪です
    • good
    • 1
この回答へのお礼

技術的な観点から教えて頂けるとありがたいと思いました。

正義を問うような論点で話をするのは 当方の本意ではありません。

お礼日時:2018/01/23 19:43

WiMAX2+(IEEE802.16e, 802.16m) はかなり後から出てきた技術で、設備費や工事費、運営コストがかかってません。


多くが KDDI 局への併設。鉄塔局など自前で建てることが少ないので、時間もコストも最小限で済む。また将来を見越した設備アップグレードもファームウェアの書き換えで、次々と実現したためです。1万局達成なんて、ケータイキャリアから比べたら5倍くらい速いです。

過去に出した端末の種類も数が限られているため、高速化にも足かせが少ない。
通話回線用途でないことなら、カバーエリアメッシュの少しぐらいの抜けや局地的なスピード遅延が許容されているのが奏功しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうなんですよね。UQって、やっぱり、インフラ負担が少なくて
実質的にはMVNO寄りのビジネス形態だと思ってました。
そして、カバーエリアの目の細かさは予想以上に手間なんでしょうね。

しかし、第二ブランドが安ければ安いほど、 本家キャリアの価格高が
気になってしまいました。

お礼日時:2018/01/23 17:37

私が思うのは下記のとおりです。



① WIMAX2+は音声通話をサポートしていないから。
音声通話をサポートする場合、低遅延を保証する音声用のネットワーク
(=VoLTE用あるいは3G用のネットワーク)を持っている必要がある。
そのネットワークの維持にコストがかかる。
② 携帯3社が結託して料金を高止まりさせているから。
下記は以前、似た質問を受けたときの私の回答ですが、
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10062774.html
電話や電気、ガスのような売上がほとんど予想できる産業で
利益率が20%というのは、
黙っていても金がザクザク入ってくるというか、
超安定産業というか、
ある意味、ボッタクリと言えるのですが、
結局のところ、こんなボッタクリをしてもユーザが離れないから
というのが、高止まりの理由だと思います。
日本人はブランド志向が強いわりに、中身をちゃんと吟味しないから。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

同じようなことを考えておられて、とても共感しました。

やはり、料金を高止まりさせていると考えるのが妥当なんですね。
3大キャリアは自前インフラで品質も高いのは分かりますが、20%は
取り過ぎのような気がしました。

お礼日時:2018/01/23 17:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!