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(1)実験前日の朝から、当日の朝までアサガオに日光があたらないようにする。

(2)実験当日、アサガオの葉をアルミニウムはくで帯状に包み、光があたらないようにする。この葉を朝から昼まで日光にあてる。

(3)この葉を午後になって切り取り、熱湯の中にすこしつける。その後あたためたエタノールにひたし葉緑素をとかしだす。

(4)この葉を水洗いしたあと、ペトリ皿の中に広げてヨウソ液につける。

という中学理科の光合成の実験について質問です。
実験の目的は光合成には「光」や「葉緑体」が必要であるということを推察することだと思うのですが、私の質問はこの実験の手順(1)の部分です。

なぜ実験の前日に日光があたらないようにするのでしょうか?


日光を隠して夜間と同じ条件にすれば、葉にたくわえられたデンプンがブトウ糖に変化し、師管を通って植物の各部に運ばれるのはわかりますが、、
よろしくお願いします!

A 回答 (3件)

 葉にでつくられたデンプンは,ショ糖(スクロース)に変えられ,師管を通って植物の各部に運ばれます。

これを転流といいます。そんなことはどうでもいいかもしれませんが,転流されるのは,ブドウ糖よりショ糖の方が多いようです。

 nintaiさんが知っているとおり,日中には,日光が当たり,光合成によってつくられるデンプンが転流で失われるデンプンより多いので,葉にデンプンが増えていきます。
 夜には,日光が当たらず,転流だけが起こるので,葉のデンプンはなくなっていきます。翌朝の日光が当たる前には葉のデンプンはほとんどなくなっているはずです。

 したがって,前日に日光が当たらなくする必要はありません。前日の夕方にアルミはくで帯状におおい,(3)と(4)の操作を行えばいいです。

 でももしかしたら,長時間葉にデンプンがない状態が続くと,日光を当てた部分では,それまでより光合成を盛んに行うようになる効果があるかもしれません。
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この回答へのお礼

くわしい解説ありがとうございます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 11:18

葉に残っているデンプンを完全になくすためです!


前日から葉を覆っておくことにより、葉に蓄えられたデンプンをできるだけ残さないようにしようとしているのです。
実験の最中のみ葉を隠しておくのよりも断然結果が分かりやすくなりますよ!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 11:17

ご自分で書いておられるとおり、葉に残っているでんぷんを無くすためです。


そうすると、日に当たった部分と当たらなかった部分の差がはっきりわかるでしょう?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

「葉に残っているデンプンを無くして、光にあたる部分とアルミニウムはくで覆った部分との比較をわかりやすくするため。」でいいんですかね?

ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/30 15:55

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