
高校でシアノバクテリア(ラン藻)のネンジュモ属のnostoc commune(イシクラゲ)について実験を行っています。その個体の活性の度合いを調べるのにメチレンブルーで細胞を染色し、染まっている細胞(=死んでいる細胞)をカウントし、(死んでいる細胞)/(カウントした全体の細胞)で割合を求める方法を用いているのですが、問題点がいくつかあって、
・細胞が細胞壁で数珠繋ぎに連なっていて、そしてまたひとつの連なりの細胞が全部染まっているものもあれば染まっていないもの、または混在しているものがありどれをサンプルとして細胞数をカウントすればよいかがわからない。
⇒細胞壁を消化酵素でバラバラにしてはどうか、という意見が出ているのですが、nostoc communeの細胞壁を溶かす酵素が知りたいです。原核細胞の細胞壁はペプチドグリカンというように聞いたのですが、nostoc communeにも当てはまりますか?また、他に解決方法がありましたら教えてください。
・顕微鏡で見たときに同一プレパラート内でほとんどの細胞が染まっている部分(範囲)と染まっていない部分があり、やはりひとつの連なりの細胞が全部染まっているものもあれば染まっていないものがでてきてしまうため一概にその個体が活性が高いか低いかが言えない。カウントする人がプレパラートのどの位置をカウントするかによって結果が大きく違ってしまう。
⇒均一に染色する方法が知りたいです・・・今はプレパラートに円形に細胞をのせ、メチレンブルー液をたらし15分染色しているのですが、円の中心だけが染まらないような感じがします。厚みが出る分中心まで染まりにくいのでしょうか。
・個体にストレスを与えて活性を調べる実験を行っているのですが、柄つき針でつぶしたり、ミキサーにかけたりしてプレパラートを作る際にストレス以外の要因で細胞が死んでしまう可能性が懸念される。
⇒そもそも、こういった個体の活性の度合いを調べる方法に、細胞の生死を判定するメチレンブルー法は適しているのでしょうか。一般的に個体の活性の度合いを調べるにはどういう方法でしらべるのですか。
高校の先生に質問したり相談したりしているのですが、シアノバクテリアの分野はまだ分かっていないことが多く、行き詰ってしまったのでこの場で質問させていただきました。どうかアイデアだけでも良いので回答お願いします。
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