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ケーブルTVの光回線で、ルーターから無線ランのPCで「らじるらじる」を聴いていると
「AMラジオ」の放送より、約1分程遅れて聴こえます。

この時差は何故でしょうか?
特に不便は感じませんが、不思議に思ってお尋ねする次第です。

A 回答 (1件)

音声をインターネットで伝送する仕組みを簡略に書きます。



① 音声を、デジタルデータに変換します。 これは何をするかといえば、音の高さ・時間の流れで、縦にきり、その長さを数字で表記します。 時間の流れは一定の時間で切り取りその時の音の高さを数字にします。
この音の高さと、時間の流れは、あらかじめ決めてあるので混乱はしません。

② 数字に変換された音声は、二進数に変えられます。 二進数とは0か1のみで表せる数字で、例えば二進数1000なら、十真数で8です。 1011なら、十真数で11です。 これは記憶する必要はありません。仕組みだけ理解すればよろしい。 二進数は、コンピュータで扱うには桁数が長くなり不便なので、16新数に変換されます。すなわち、十進数8は、十六進数では8、十進数11は十六進数ではBとなります。 これは仕組みなので覚える必要はありません。

③ コンピュータで扱いやすい数字、すなわち二進数に変換されたものは、さらにパケットという単位に変換されます。 パケットの単位(例えば128文字(英字で))に分割されます。 ここで数字はさらに伝送しやすいように、文字に変換されます。 (インターネットでは、大昔のテレタイプ、すなわち64文字~128文字種ぐらいしか伝送できない仕組みなので、英字記号に変換されます。 どうして、こうなるかというと、そもそもインターネットの基礎技術が大昔の米軍軍事機密だったころのものによります。 その時代は、コンピュータは家一軒ぐらいの大きさで、現在のスマホよりもはるかに劣る性能で、とてもスマホと比較できるものではありませんでした。)

④ ③で作られたパケットは、宛先などの情報がついています。それとともに順番などが記載されており、一本の伝送路に、ごちゃまぜに流されます。 たとえば、100人つかおうが、1000人使おうが、一本の伝送路にごちちゃまぜの状態で流されます。 あるものは、Aさんが見ているホームページ、あるものは、Bさんが聞いている音楽、あるものは、Cさんが見ている映像などです。

⑤ 伝送路にはごちゃまぜでながれているものを、自宅のルータなどの機器で受信するときに、宛先が自分のものだけを選別して通るようになっています。 たとえば、あなたがDさんなら、Dさんだけのパケットが届きます。

⑥ 届いたバケット(データ)は、バラバラに伝送されたものなので、順番もバラバラに届きます。 そのバラバラに届いたものを、パソコンなどのインターネットラジオのアプリで、順番に並び替えます。 順番に並び替えたあとは、英字を数字に変換して、二進数に戻します。 二進数に戻したあとは、それを決められた規則にしたがって、音の高さと、時間の莫れに変換します。 こういう方式をPCMといいます。 パルス・コード・もじゅょレーションの略です。

⑦ きちんと戻ったものは、音がと切れないように一定時間、アプリのなかで貯めます。 これをしないと、音が途切れるなどの影響がてるからです。

これらの処理をラジオ送信局から、あなたのコンピュータ(あるいはスマホ)の中でやるので、遅延が発生します。 なんか複雑そうで、なにがなにかわからないかもしれませんが、これらの技術大昔からあったものです。ただ、この理論が考えられたころは、この技術を実現するもの[すなわち先端コンピュータ技術」がありませんでした。 それで実現できなかったのが、いまごろになってできたのです。したがって、こういう概念は、今から50年以上前からあったのです。

技術の進歩はすごいですね。 いまから20年後の世の中はどのようになっているのでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとう

時差が発生する過程を詳しく解説していただき誠にありがとうございます。
今まで無意識に聴いていましたが、凄い技術の連携のお陰で、PCやスマホで放送を視聴していることが理解できました。

お礼日時:2018/01/30 08:48

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