1. 《あくがれ》の理論 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
――有限なる人間と無限なる真理(美)との接点についての定理をもとめて――
2. あこがれ(憧れ)の語の原義:
《わたしの居るべき所から――あたかもたましいが ふらふらとさまようかのご
とく――離れる》こと(大野晋)。
3. あこがれ < あくがれ < あく(場)‐かれ(離れ)
4. アクとは 《思わく》や《老いらく》の末尾に使われている -aku である。
5. ちなみにインドネシア語などで aku とは《わたし》のことである。
6. 日本語学で アクは 《( a )場・( b )事》の意とされる。
7. アクは:
( a ) 《ワレが 世界の内にあるそのバ》のことであり
( b ) 《この世界における経験法則などのコト》である。
8. その《アクを離れる》とは どういうことか?
( a ) 《このうつせみのワレからの離脱》・《脱自》。
――《ケ(日常)‐カレ(離れ)》を参照(*1)。
( b ) 《有無や善悪や因果法則から自由な場に立つこと》。
――《特異点》を参照(*2)。
*1: 《ケ(日常性)‐カレ(離れ)》 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ただし ケガレには
( c ) 日常の元気から離れて《ケガレ(穢れ・汚れ)》と呼ばれる場合
( d ) 日常の習慣から離れる非日常性としての《ハレ(晴れ)》の場合
のふたつの場合がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9. ケガレがもし《善悪の彼岸》を意味しうるハレとして むしろ《聖なるも
の》と呼ばれるとすれば まさにアクガレはその意味で 真理で無限なる神との
接点を成す。
*2: 《特異点》: これも同じくハレやアクガレのようであろうか。(だれ
かくわしい人 おせーて!)。
10. アクガレの素は 秘密兵器としてアートマン(霊我)やブッダター(仏
性)とも あるいはルーアハ;プシュケー;アニマ;スピリトゥス(=息・息吹
き・風:神の霊)とも呼ばれる。とは考えられる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
11. うつくしさは あくがれの問題か?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
彼の山崎弁栄(べんねい)上人が云っています。
小タイトル《客観界の美》の中の一文です。
「即ち美は感覚上に発現せる理想なり」と。
また「世界、其のものゝ”自性”は穢にあらず。穢・不浄は、之に対する衆生の垢質(辞書に見つけられませんでしたが、私(yy8)はコウシツと読んでいます)によりて之を感ずるのみ」とも。
そして次の一文もここに取り上げざるを得ません。
「如来の一大心霊体なる宇宙には眞善美あり。これを四智に配せば、眞は圓知、善は理性智、美は感覚智なり。然るに其の眞善美をして、よく眞善美たる真価を顕はすものは察知なり」と。
うつくしさは、あくがれと結びつくと思います。
ご回答をありがとうございます。
《汽笛》さんですか。船からの音ですよね。
★ ~~~~~~~~~~
彼の山崎弁栄(べんねい)上人が云っています。
小タイトル《客観界の美》の中の一文です。
「即ち美は感覚上に発現せる理想なり」と。
~~~~~~~~~~~
☆ なるほど。同じおもむきですね。
★ また「世界、其のものゝ”自性”は穢にあらず。穢・不浄は、
之に対する衆生の垢質(辞書に見つけられませんでしたが、私
(yy8)はコウシツと読んでいます)によりて之を感ずるのみ」と
も。
☆ じぶんの心に聞いてみなってことですか。じぶんの心に応
じて 世界の浄不浄や浄穢が決まるって。
★ そして次の一文もここに取り上げざるを得ません。
「如来の一大心霊体なる宇宙には眞善美あり。これを四智に配
せば、眞は圓知、善は理性智、美は感覚智なり。然るに其の眞
善美をして、よく眞善美たる真価を顕はすものは察知なり」と。
☆ 常識の線でちょっとそれを超えて 無難にまとめています
ね。
★ うつくしさは、あくがれと結びつくと思います。
☆ 賛同をありがとうございます。
そうですね。例によって ひとこと多いぶらじゅくんのご登場
ですが。
真善美の真(真理)は 真偽や正誤のある人間の主観真実を超
えています。
その善(至高善)も 世間の善悪を超えています。
美も 美醜を超えていること 当然であるようです。
となると:
▲ 世界(あるいは 人間)の《自性》
☆ は 相対世界における《浄穢》を同じひとりの《われ》に
ふくむ存在 としての自性と そして この相対世界を超えた
ところの《自性清浄心》なる美 とのふたつに分けて捉えたほ
うが よいようです。よね?
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