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pHについての質問です。
精製水-エタノール系のpHを測定していて気がついたのですが、エタノールが多くなるほどpHの測定値は不安定になります(当然ですが・・・)が、そこにタルク(滑石:含水ケイ酸マグネシウム)を入れるとpHが安定します。
タルクだけじゃないとは思うのですが、こういう事をしてpHが安定するのは何故なのでしょう??
具体的には精製水:エタノール=8:2の溶液では不安定であるのに精製水:エタノール:タルク=7:2:1では安定になります。水も減ってるのに何故だろう?と感じました。
よろしくお願いしいます。

A 回答 (1件)

 電極周囲の液体の電気抵抗が高くなると、測定回路は不安定になります。


 純水は殆どイオンを含まないので抵抗が高く、pHの測定が難しいものです。エタノールが在っても無くても難しいはずです。もちろん、エタノールも殆どイオンを含みません。
 タルクを入れると、その中のマグネシウムなどが一部イオンになって出て来て溶液の電気抵抗を下げるからでしょう。別にタルクでなく微量の食塩を添加しても同じ事です。
 何か別の物を加えてしまえば、たとえ指示が安定したとしても、それは本来の試料のpHでは有りませんが、方便として、比較電極内部物質であるKClを微量添加して測定すると結構便利です。
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