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TV共聴設備でブースタ単体のCN比は
CN=(ブースター入力レベル)-(熱雑音)-(ブースタ雑音指数)
ただし、地上デジタル放送の熱雑音=2.3dB
と説明されています。
この計算式はどのように導かれるのでしょうか。CNの定義はわかっているつもり
なのですが。分かりやすく説明していただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

ブースターでは入力換算値で (熱雑音) + (ブースタ雑音指数) の雑音を発生します。


因って (ブースター入力レベル) から上記の雑音を引いたものが CN比 になります。
つまり CN比 = (ブースター入力レベル) - ( (熱雑音) + (ブースタ雑音指数) ) となります。

熱雑音が 2.3dB になる理由ですが、
温度290゚K、地デジTVの受信帯域幅5.6MHz における雑音量です。
TV共聴では通常インピーダンス75Ωにおける電圧で表わすので、雑音量は、
 雑音量 = √(KTBR) = √(1.38E-23 × 290゚K × 5.6MHz × 75Ω) = 1.30μV
これを 1μV=0dBμV で換算すると 1.30μV = 2.3dBμV となります。

実は 2.3dB という数値には戸惑いました。これに μV の単位が付いていなかったので何を意味しているかわからなかったのです。net内を探して以下の文書を見つけました。
https://home.jeita.or.jp/page_file/2017112720135 …
これの37ページに根拠についての計算があります。
ここにも単に 2.3dB としか書いてありませんが75Ωのインピーダンスが発生する熱雑音の絶対量なので μV の電圧単位があるべきですね。
なお上の式の (ブースター入力レベル) も dBμV と電圧の単位が付いた数値です。
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この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/02 09:55

CNと言うのは、一般的には、電力比を、10log(電力比)[dB]で表します。


比を求める時に雑音は分母になるので、[dB]値でみればマイナスになります。

ブースタ単体のCNと言うことなので、熱雑音とブースタ雑音指数は、
ブースターが発生する雑音になります。
地上デジタル放送の熱雑音とは、地デジ放送帯域分と言うことでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/02 09:55

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