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脳出血が確定した患者に対して、低張液を継続することについて伺いたいのですが、ソリタ製剤は電解質を含まない輸液で,細胞内液との浸透圧差より細胞の浮腫をきたします.と以前回答をいただいたのですが、通常低張液を持続して行うものなのか、輸液を他のものに変える場合、何を使うのでしょうか?

A 回答 (3件)

ソリタT1・T3は低張というよりほぼ等張と考えていいし、


脳出血に使うことはしばしばです
浮腫に対してはグリセオールでもつかえばよろし
浸透圧ぱかり考えてショ糖何ぞ入れたらかえってよろしくない

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

浸透圧ぱかり考えてショ糖何ぞ入れたらかえってよろしくない

申し訳ありませんが、【ショ糖?】ブドウ糖液も含まれるのでしょうか、どのような理由でよくないのか、どのような状態が考えられるのでしょうか?
髄膜炎の場合も同様でしょうか
素人ゆえ申し訳ありませんがご回答願います。

補足日時:2004/10/10 10:10
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維持点滴ソリタでOKです。


問題ありません。
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 03/07/03「低張液」の質問と回答についても読ませていただきました。



 まず初めに訂正させていただきたいのですが、ソリタ製剤は確かに分類としては「低張液」に入りますが、電解質を含まないわけではありません。ソリタ製剤にはNa+、Cl-などの電解質が含まれています(5%glucoseには電解質は含まれていませんが、それと混同されているのだと思います。5%glucoseとソリタ製剤では大分事情が違うと思います)。

 ソリタ製剤と一口に言っても1号液であるソリタT1から4号液であるソリタT4まで4種類あり、それぞれ電解質の組成が異なっています。ソリタT1は開始液とも呼ばれ、ソリタ製剤の中でもNa+とCl-を最も多く含みます。K+は含まれていません(細胞外液の組成に近い)。ソリタT3は維持液とも呼ばれ、Na+、Cl-が少なくK+を含んでいます(細胞内液の組成に近い)。何れのソリタ製剤も、リンゲル液などの等張液よりは含まれるNa+は少ないのですが、実際はよほど大量に輸液したりしない限りは脳浮腫を増悪させたりすることはないのではないかと思います。実際私はそれが原因で明らかに脳浮腫が増悪したという症例は経験がありません。

 従いまして、脳出血患者さんに対してはグリセオールやマンニトールを使って浮腫治療を行いますので、並行して行う点滴にソリタT1やT3が使われていても特に問題はないと思いますし、実際私は使っています(患者さんの血中電解質の状態などを考慮する必要はありますが・・・)。
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