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永遠のテーマかもしれませんが、みなさんは辛い体験をどのように忘れようとしていますか?私は、頻繁にマグマのように辛い体験がよみがえってきます。えいって打ち消したいのですが、中々。。もっと前向きに生きていこうと強く願っているのですが。

A 回答 (8件)

私はPTSDを治療する専門医にかかり、10年かけて「頻繁によみがえり、私の日常生活を後ろ向きにさせるトラウマ」を解消する方法を模索してきました。

そこで教えてもらった、この手の問題の解消方法と、私なりの体験を交えてお話しますと・・・

私の場合は、忘れようとしても、打ち消そうとしても、無理でした。かえって時間とともにこじれたし、臆病になった私の精神は、その後の人間関係に影響を及ぼしました。
未整理の感情を無意識に押し込めたままだと、必ずよみがえりました。凍結させたとしても、何かのタイミングで溶け出すのと同様に。

主治医の治療方針は「言語化する」という一言に尽きました。辛い体験が、どうして起って、どのように起って、自分はどう感じ、今それをどう捉えているのか、話し続けるのです。それはそれは、血を吐くように辛い作業でしたが、たぶんこれをやらなければ、私は今もよみがえり続ける辛い体験で前向きに歩けなかったろうと思います。

辛い体験を他者に向けて言葉にするには、その相手を心から信頼していなかれば出来ないことなので、もしこれをやるなら、専門家(カウンセラーなど)の助けが必要だと思います。

辛い体験そのものや、体験した本人の状態によって異なりますが、1~2回話すだけで一気に解消する場合もあります。それほど、聞くプロの仕事はすごいと思います。

話せない状態にいた時、私は絵にしました。グロい絵を何枚も書きました。すると、心の辛いものが、絵に写り、心が軽くなりました。不思議な効果でした。

つまり、辛い体験というのは、言葉にするのが難しいものですよね。けれど、言葉にできないからこそ、マグマになってよみがえる、とも言えます。

言葉でなくても、小説でも詩でも絵でも音楽でもいい、何らかの手段で表現することは、すごい効果があると思います。この中で、最も強烈に癒されてバッチリ回復できるのが、人に話して受け入れてもらうことだと思います。くれぐれも、それが出来ない人に話してはいけないのですが。

うまくいくといいですね。
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この回答へのお礼

10年も大変でしたね。とても過酷な体験をされたのでしょう。。血を吐くように辛い作業もされたのですね。話すことが最も効果的だけど、芸術分野で表現することもいいのですね。

ご回答ありがとうございました。すごい体験に基ずいた内容だったので、正直戸惑ってしまいました。
一字一句がとても重くかんじられて、。。本当にありがとうございます。他人の私のために、アドバイスを下さって。。

お礼が遅くなり大変申し訳ありませんでした。

お礼日時:2004/11/11 00:16

>頻繁にマグマのように辛い体験がよみがえってきます。


嫌な記憶が蘇る、これは心の自然です。

>えいって打ち消したいのです
いえ、それは出来ません。
自然に湧き上がる感情を、自分の意思で打ち消すことは出来ません。
又、辛い経験をどのように色を塗り替えても、辛い元体験は、やはり辛いのです。

私達が出来るのは、辛い体験を受け入れて耐えるしかないのです。
辛い体験を忘れようとしたり、抑えようとしても、心の悪あがきです、
反って葛藤を生み、それに 捉われてします。

記憶と共に、嫌な感情が蘇ってくる、仕方がないのです。
耐えるしか、ないのです。
辛い過去を背負って生きている人は、いくらでも居ます。
辛い経験に負けて、自分を失うか、
辛い経験に耐えて、自己実現するのが良いか、
それは、貴方しだいです。

都合の良いように、過去の経験を、心の状態を、操作出来ません。
マインドコントロールがありますが、自然ではないのです。
社会生活の不適応を生みます。
優秀なセラピストにかかれば、元の自分に戻ります。

>辛い体験をどのように忘れようとしていますか?
この問題ほど、無理難題です、
『どのように乗り越えられましたか?』だったら、意味があります。
その時には、具体的な経験になって、経験者の知恵が述べられます。

結論
幻想を抱くのではなく、嫌なことにも耐えながら、
今の生活を、より良くして行ったら良いのです。
将来、よく耐えた自分を誇らしく思うでしょう。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって大変申し訳ありません。
私の質問の仕方が悪かったようで。。
『どのように乗り越えられましたか?』
でもいいのですが。。

辛いことがよみがえるのは心の法則ですか。
確かに私は幻想をもち過ぎたかもしれません。

今の生活をよりよくするのって、具体的に前向きに色々やることでしょうね。

ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2004/11/19 12:25

私は、心理学の専門家ではなくて、意思決定分析の専門家ですが、


No6. の方がおっしゃるように、
記憶の意味を考えることが大切です。


(回答を始める前に、No.6 との関連付け)

個人的には、アドラーの話っていうのは、リアリティーがある感覚もないわけではないけど、
いわゆる悩みが深い感じの人に典型的であり、
それほど悩みが深くない普通の人にとっては、
結構、強烈な記憶は正確なのではないでしょうか?
No6. の方の臨床の対象っていうのが、興味深いです。私は、ひどい悩みを抱えた人の臨床経験はありませんが、
妄想癖(かなり戦略的)な祖母などほんの一部を除くと、それ以外の人たちが、いわゆる重要と思われるような記憶に関して間違いを犯しているようなことはほとんど記憶にありません。個人的にも、自分で重要と位置づけているような過去の記憶(遠い過去でも)で、他者から記憶違いを指摘されたことは、ほとんど一度もありません。
多分、ひどい悩みの方々は、
通常の人よりも、現実世界と心の世界のリンケージがゆるく、
したがって、本来の記憶の機能は「実経験(外から仕入れた知識なども含む)を自分で解釈したデータベース」であるはずなのですが、「実体験」の部分のウエイトが、通常の人に比べて低くなってしまうんだと思います。



(回答)

意思決定分析の視点から、
記憶の意味を探ってみると、
それは、利用されるべき学習データです。
で、「強烈な」体験というのは、まさに人の心が、その体験を生かして将来を充実させようというメッセージを送っているです。
実際、どうでも良いことだと忘れるでしょ?

なので、半ば、好みも入りますが、
私ならば、つらい体験は「打ち消しません」。
むしろ、それを「正しく位置づける」ように努力します。
これは、一言で言うと、
No.4 の方の言う言語化の作業に相当しますが、
意思決定分析は言語化の方向に言及します。

つまり、過去の経験の「正しい位置づけ」とは、
一言で言えば、
それを用いて、主観的な科学法則を確立することですね。

たとえば人間関係。
裏切られたつらい経験からなにを学ぶべきか?
これは、
将来のうまい人間関係の構築の仕方を学ぶべきなのです。
もし、強烈な記憶がなかったら、
また同じ人間関係で失敗するかもしれないんですよ。

では、どのようにすれば、
正しい科学法則ができるか?
これは、かなり、それ自体、高度なセンスを必要とするので、
一般的な答えはなく、
体験の種類ごとに科学法則を一生懸命作らなければなりませんが、
たとえば裏切られたときの対処については、
http://plus.naver.co.jp/worry/wr_db_detail.php?d …

http://plus.naver.co.jp/worry/wr_db_detail.php?d …
の decidrophob の回答などを参照していただければ、参考になるのではないかと思います。
こうした考え方をもとに、
あなた独自の科学法則の作り方を構築してみてください。

過去の経験っていうのは、
それがつらいものであっても、
むしろ貴重な経験とすら言えます。
これを、積極的に評価してあげて、
自分の過去を祝福してあげてください。

参考URL:http://plus.naver.co.jp/worry/wr_db_detail.php?d … http://plus.naver.co.jp/worry/wr_db_detail.php?d …
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この回答へのお礼

又、専門家の方に貴重な回答を頂きました。自分だけのテキストとなりそうです。
>自分の過去を祝福してあげてください
こう言われたのは初めてですね。励まされるかんじがします。
すぐには実行できないけど、心にとめておくように心かけるようにします。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありません。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/18 16:36

 私は20種類くらいの方法をもっています。


 クライエントの特性に合わせていくつかを組み合わせて使います。

 まず、体験そのものと記憶は違うのだということをわかっていただきます。記憶というのはとてもいいかげんなものです。心理学を少しでも勉強された方はよくご存知のことですね。
 私たちはビデオテープのように記憶しているのではありません。私たちはある日あるときの体験の記憶を断片にして脳内のいろんな所に分散して記憶します。そして、思い出すときにその思い出す瞬間の知的能力によって類推を加えて再生するのです。
 ですから、私たちはエピソード記憶(体験の記憶のことをこう呼びます)を思い出すたびに作り変えているのです。
 さらに言うと、体験もしていないことを記憶していることさえかなり頻繁にあります。(一般のひとが思っている以上に頻繁です。)ま、だから、洗脳も心理療法も可能なのですけど。
 アドラーが幼少時に度胸をつけるために墓場をわざわざ通って学校に行っていたという鮮明な記憶を持っていたが、幼なじみに話したところきっぱりと否定され、驚いて調査したところ、そのような墓場は影も形もなかった。これから、アドラーは記憶はとてもあやふやで何もないところからも作り出されるということに気づいたというのは有名な話です。
 アドラーの元同僚で後には歩みを分かったフロイトも、最初はトラウマ説(過去のつらい体験が原因で精神的傷ができる)を支持していたが、多くの臨床体験から嘘の記憶があまりにも多いので、後にはトラウマ説を撤回します。
 最近の学者もどきの中には、すでにかなり昔に否定された古色蒼然たるトラウマ説を堂々と述べる方がいるから頭が痛いですね。ちょっとでも臨床体験を持てば、トラウマ説のおかしさはすぐ気づくんですけどね。

 さて、これで、体験を忘れるのではなくて、体験の記憶を忘れるのだということは分かってもらえましたでしょうか?
 われわれ人間は「今」に生きる生物です。
 体験は過ぎ去ってしまった過去です。過去は変えることもできないし、果たしてどんな過去だったかということは、確実には分からないのです。
 しかし、「体験の記憶」は「今」です。その今をどうにかするというのが、「よくない影響を与える記憶」をよい影響を与えるように変質させたり、もう影響を与えないくらいにぼんやりとさせるということなのです。

 私たちは毎日毎日体験しています。一日16時間くらいは体験をし続けています。
 ところが思い出す「体験の記憶」はそのホンの一部です。
 わらの中から針を見つけ出すような形で思い出します。

 なぜでしょうか?それは、その「体験の記憶」が与えている「自分の意味付け」があるからなのです。
 「自己の意味付け」があるから、それを象徴している「記憶」だけを選び出して思い出すのです。そして、思い出すたびにさらに「自己の意味付け」を強化するのです。相互作用です。

 ですから、「記憶」そのものにアタックする方法と、「自己の意味付け」にアタックするやり方があるわけです。結論から言うと両方やったほうが効果的です。さらには新しい意味付けを行動に移して新しい意味付けとして固定化したほうが効果的です。

 ひとつだけ。
 イメージによって「記憶」を自分にとっても周囲の人にとっても「快」になるように作り変える方法があります。子どものころの記憶だったら、大人の自分がその場面の中に介入して変えていくイメージを想像するというやり方もあります。

 思い出すだけで震えがくるような記憶の場合は、セラピストに手伝ってもらったほうが無難です。

 アドラー心理学に興味をもたれたら、下の所へどうぞ。

参考URL:http://www.hgld.co.jp/
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この回答へのお礼

専門家の方にアドバイスを頂きまして誠にありがとうございます。ご回答は、内容が重厚なため、今すぐここでコメントはできませんが、プリントアウトして線を引き引き勉強しようとしています。
お礼が遅くなりまして大変申し訳ありません。とり急ぎ、お礼を申し上げます。又、ご回答をみて、意見とかがあれば、質問したいと思います。

お礼日時:2004/11/17 22:41

人は辛い体験は忘れようとしても忘れられないようになっていると私は思います。


自分の中で受容したり、昇華されたときに始めてその辛い体験に飲み込まれなくなると思います。
辛いことかもしれませんが、その体験にとことん向き合うことが一番大事だと思います。忘れようと逃げていたら昇華できないまま、ずっと同じレベルのままです。
私の場合、自分が自分でなくなるくらいとことん落ちこんだり、激しく泣いたり、自分の辛い気持ちを大事な友達に打ち明けたり、気持ちを文章化したり、何度も何度も向き合って考えるうちに少しずつ昇華できました。
辛い体験は辛い体験です。自分にしかわからない辛さがあると思います。一生残る体験には変わりないですが、その体験を打ち消すのではなくて乗り越えなきゃいけないのではないでしょうか。
どんなに辛くてもあなたが乗り越えられるから神様はあなたにそんなに辛い体験を与えたんだと思います。どうかponchannさんが辛い経験を乗り越えられることを願っています。
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この回答へのお礼

 >何度も何度も向き合って考えるうちに少しずつ昇華できました
>乗り越えなきゃいけないのではないでしょうか

みなさんと同じ意見ですね。体験に基ずいた力強いご意見、ありがとうございます。
又、お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。

辛い体験に向き合ったら、日常生活まったくできなくなりそうで、実は不安なんです。。
又、私が好きな心理学者は、体験そのものの痛みは忘れなさいっていっているもので、できればそっちを信じたいのですが。

でも大方、体験に向きあうようにとご意見を頂きました。参考にします。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/15 11:47

神経言語プログラミング(NLP)という


カウンセリング方法があります。

つらいことをビデオでも観るように
何度も何度も蘇ってしまうような、
トラウマ的症状にとても効果があると思います。

専門医にかかるととても高額なので、
私は本で読んで実践しました。

完全に消えることはありませんが、
すっかり気持ちがにラクになりましたよ。

たくさんの本が出ていますが、あまり難しくない
以下の本がオススメです。

・こころのウィルス/ドナルド・ロフランド
・神経言語プログラミング/リチャード・バンドラー

参考URL:http://imagework.at.infoseek.co.jp/therapy/nlp.h …
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この回答へのお礼

具体的なアドバイスありがとうございました。まったく知らなかったので、よい指針となりました。
まずは紹介されたホームページで勉強してみます。

本も図書館で注文するかもしれません。

気持ちが楽になるなんて、すごく羨ましい状態です。
みてみます。

お礼遅くなりまして申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/08 22:00

幼い頃から色々ありましたが、山奥にこもる機会があったので、何もすることもなく瞑想に耽っていました。


いままでの体験も、全てが自分を成長させるために神様が遣わせた試練だと思うようにしたら、逆にその事柄に感謝できるようになりました。そうでも思わないと壊れてしまいそうになっていたし、自分の心を守るための防衛本能でしょうね。
ただ、普通に生活してたら、娯楽も何もないところ(瞑想するしかないところ)に一月も行くような機会はないかも知れませんが。。。。。

あ。私は宗教に入信しているわけでもなく、山にこもっていたというのも自動車免許の合宿で、です(笑)
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この回答へのお礼

いままでの体験も、全てが自分を成長させるために神様が遣わせた試練だと思うようにしたら、逆にその事柄に感謝できるようになりました

しっかりと上の言葉を噛み締めて生きていきたいですね。自分がよりよく生きる為だったんだと。。

ご回答ありがとうございました。お礼がおそくなりまして申し訳ありません。

お礼日時:2004/11/08 21:54

こんばんは。



私も今、辛い時期まっただ中です。。友達と遊んでも家にいても、ふとした瞬間、頭の中に思うのは、その事ばかりなんですよね・・・。

私の場合は、忘れようとすると返って忘れられないので、とことん悩んでみます! 自分の中にある辛いことを、紙に何でもガーって書くんです。 紙に自分の思ってること、何で辛いのか、寂しい、悔しい、とか、言葉にならない時は、大泣きしてる顔をお絵かきしてみたり・・・。とにかく自分が飽きるまで、納得するまで、何でもかんでも書きまくるんです。

人に話すとスッキリする、みたいに、紙に書くことでも結構発散できますよ! それを後で読み返したりすると、ああ~私そういえば、こんな辛い体験もあったなー!!なんて思ったりして、結構面白いです。

 私は元々書くのが好きな方なので、こんな方法で自分をスッキリさせていますが、書くのが苦手な方にはお勧めできないかもしれませんので、ご参考までにアドバイスさせていただきました。。。

あんまり参考にならなかったらごめんなさい(^^;)
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この回答へのお礼

皆様からとても内容のある回答を頂きましたことを感謝致します。1冊の本になるくらい全てがすごい回答だったので、他の方も参考になれば、、、とあえてお礼をすぐには書きませんでした。自分のなかで、頂いた回答をすぐには理解できなかったので、大変お礼が遅くなりましたことをお詫び致します。
又、全ての回答が、ネット上で飛び交うには、内容が重いので(いい意味でです)、他の方たちも一言一言噛み締めてみて頂けたら幸いと思います。

makicco165 様 早速のご回答ありがとうございました。私はとても辛い体験を向き合う勇気がないので、こうして忘却したい。。なんて質問をしていました。
納得するまで書きまくり、後で読み返したりすると、
思い出のひとつになる可能性があるのですね。
まだ勇気がもてないけど、ひとつの方法としてこころにとめて覚えておきます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/11/08 21:50

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