アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

物理学者は、物理学の全ての分野について詳しいのですか?
例えば量子力学専門みたいな感じで、電磁気学はあまり詳しくないっていう人もいますか?

A 回答 (7件)

電磁気学は基本のキなので詳しいでしょう。


そもそも量子力学的な現象の大半が電磁現象のなので
知らないと話にならないです。

でも、量子化学や物性の専門家が、ー般相対論のブラックホール解に
詳しかったりは、多分しないでしょう(^^; たぶん。
#自分の専門にさっぱり役に立たなくても、興味は有るかも。
    • good
    • 0

いません。

物理学とは自然の仕組みを解明し、なるべくシンプルで普遍的な論理の組み立てで記述することです。古典論の限界を知らなければ、何をもっと精度よく解明したいのか、その与件さえわからないですからね。
    • good
    • 0

朝永 振一郎博士の「物理学読本」を読むと全ての分野に精通していることが分かります。

朝永 振一郎博士は湯川秀樹博士と同じく理論物理学者でした。理論物理学者は物理学は勿論数学も数学者並みの能力が必要です。最近のノーベル物理学賞は実験物理学者が殆どです。理論物理学者の新理論は誰かが実験し証明しなければなりません。アインシュタイイン博士の一般相対性理論はまだ実験で証明されていません。それまで生きていられるか不安です。その点実験物理学者は実験で際立った発見すれば良いので手間が省けます。ニュートリノに質量がないと思われていたのを、あると実験で証明しノーベル物理学賞を受けられています。朝永 振一郎博士や湯川秀樹博士のような理論物理学者の少なくなっているのは残念なことです。
    • good
    • 0

大学で物理の教師を定年まで、37年間勤めました。


質問にある詳しい、という言葉をどうとるかによりますし、「すべての分野」を又どう考えるか、にもよります。というのは、あなたは量子力学や電磁気学をひとしなみに「分野」として考えているように思われるからです。
20世紀の初めまでにほぼ出来上がった分野、例えば、電磁気学、統計力学、熱力学、力学など、いわゆる古典物理学では、すべての物理屋は基礎的教養として、得意不得意はあるでしょうが、一定以上の力量で問題を扱うことが出来ます。これらは分野というよりも、物理学全体の基礎、として考えておけばいいのです。流体力学はこういうような系列の最後になります。基礎、と言ってしまうにはちょっと抵抗があります。その基礎方程式が、非線形であるという特別な事情があるために、今でも分からない、あるいは解けない問題がいくつも残っているからです。
これらに対して、量子力学や相対論、原子物理、原子核物理、素粒子論、物性論(物性論、という言葉は日本語独特です。これを英語に翻訳するのは一苦労です)などは20世紀になってから発展してきた分野で、「分野」と言ってもいいのですが、急速に研究が進んだために、これまた、さらに分化した最先端の領域の研究に対しては、「基礎物理」でもあるという性格を持っています。だから、これらの中で研究をしている第一線の物理屋は、またその「分野」の中で、自分の勉強をしているごく狭い領域については非常に詳しいが、その他のことについてはそれほどでもない、という状態です。そのような領域になったら、その研究をしている限られた数の人以外は話も通じません。
あなたの言う。「量子力学専門」などという人はいません。量子力学そのものは、ある程度までは、物理屋でしたら、誰でも扱うことが出来、理解しているはずのことなのです。ただし、量子力学はまだ完全には完成されているとは言いにくいことがありますので、そのぎりぎりのところを極めようとしている人はいます。そういう人は「量子力学専門家」と呼んでもいいのでしょうが、まずそういう呼称は使いません。
本当に「専門」というのはこういうような区分の、そのずっと先の話です。これ以外の、物理学に属する「分野」も沢山ありますが、皆同様の事情があります。
今の物理学で、本当に第一線の専門家になろうとしたら、どのくらいの勉強、才能が必要とされるか、想像がつきますか。志のある人は、ぜひチャレンジしてほしいのですが、またそれはとてつもなく険しい道です。
    • good
    • 1

基本的なところは100年くらい前にはすでに分かっていましたから、その範囲ではおおよそ全てくらいは分かりますよ。


最先端ってのは、その今までの法則では上手くいかないようなところですので、他の分野だと何をやってるのか知らないってのはあるでしょうけど。でも最近は”今までの法則では上手くいかない”ようなところって、あまり無いんですよね。まだ天文関係のほうが、いろいろ謎が残ってる感じです。
    • good
    • 0

物理学全体は余りにも巨大なので、いまだに量子論と一般相対論は統合できない。

他から見ていると、言いたいことは一般相対論なんだがちょっぴり量子論を入れてみます、の手がやたらに多い。
両者を真正面から合体させるのは「もう無理」と最高の物理学者からして口にしている。一時主流だった超弦理論は正面には居ない。ダークエネルギーなどをおおやけに正統的物理学に取り込むのは無理に近い。大体それって何だか誰にも分からない。
    • good
    • 0

普通の物理学者は専門分野だけですが、原爆の父と呼ばれる、ロバート・オッペンハイマーは物理学すべてに詳しかったそうです。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!