電子書籍の厳選無料作品が豊富!

なぜ女子は理系が少ないのですか?
私は国立高専という理系の学校に在籍していますが、女子はわずか1割です。他の国立高専も同様です。
また高専だけではなく、他の理系の高校も女子の人数は少ないです。(うちの学校は女子の理系も多いよという人もいるかもしれませんが、そういうことを言いたいわけではなく、統計的なことを言っているのです。何にでも例外というのはありますから。)
また理系は理系でも物理が好きな女子は少ないと思います。生物が好きな女子の方が圧倒的に多いと思います。(ちなみに僕は中学の時、口辺細胞のイラスト見てから生物は苦手です)
なぜなのでしょう…
理系に進めば生涯年収が文系よりも多いというデータがあります。(これまた例外もありますが、統計的な話です。)
僕にとって理科や数学はパズルなどと同じように楽しんで取り組める教科です。理系が文系より優れているわけでもなく、文系が理系よりいいわけでもないと思います。なのになぜ女子はみんな理系に進まないのでしょう?

僕なりに予想を立ててみました。
前提として女子はバカな方がモテる。という風潮があります。
そして、理系科目は文系科目よりも内容が難しいという事実があります。
よってこれらのことから予想するに『理系に進んだ女は頭がいいイメージがついてモテないから文系に進ん
だ。』となりますが、これではあまりにもおかしいと思います。たかがモテたいがためにほぼ全ての女子が今後の人生を決める文理選択を文系にしますか?
しませんよね。なので、自分で予想を立てておいてなんですが、この予想は間違っていると思います。
(僕にはこれくらいしか考えられませんでしたが…)
女性なら分かりますか?なにか理由があるのですか?いや、理由なしには考えられませんが…

質問者からの補足コメント

  • 皆さんの解答を見て、主に2つにに絞られると思いました。①先天的な性差である。男性は演算能力、論理的思考に、女性は読解能力、感情的思考に長けている、②後天的なものである。女性は理系に進むべきではないという社会からのプレッシャーがある。①は専門家でもないので、正しいかどうかというのがわからないのですが、②に至っては、社会からのプレッシャーというのがピンときません。むしろリケジョとか応援されていますよね?(小保方の一件でメディアが取り上げることが少なくなりましたが…)そしてもし仮に社会からのプレッシャーがあったとして結局選択するのは女性自身で、本当にやりたいのなら普通に理系を選択できますよね?もっと詳しくご回答いただけると幸いです。また現在もノーベル物理学賞やノーベル化学賞は男性が多く受賞していますから理系に男性が多いのは日本国内だけでなく海外も同様であると思います。

      補足日時:2018/04/02 11:35

A 回答 (11件中1~10件)

単に数学が好きな人が少ないからじゃないですか?


生理的な問題でもモテたいからでも産む性だからでもなく。

私の周りの女性の友人も数学なんか大嫌いという人が多かったですし、数学がそこそこ好きだった人でも、そのうち理系に進んだ人は何割かでした。
私もその1人ですが、たしかに女子は少ないですよね。

たとえば、男子でメイクするのが大好き、きれいでいたい、美容に興味があるという人は、いなくはないですが少ないですよね。
赤ちゃん大好き、保育士になりたいという人も少ないと思います。
それの逆バージョンじゃないでしょうか。

やっぱり脳のつくり、ひいては趣味嗜好が根本的に違うんだと思います。
    • good
    • 2

#9です。

お礼ありがとうございます。

>やはり15や16くらいの人間はそこまで考えては無かったということです。
質問者様、ご自分で「統計は統計」といいながら、結論に飛びつくのが早すぎませんか?また私は「女性の思考回路は男性と違い、どうしても出産・育児のことは考えてしまう」と言っているだけで、統計的に表れるような「任意としての育児出産を条件にした文理選択」とは一言も書いていません。

あくまでも「日本の女性はなぜ文系を選択することが多いのか」についての私の回答は「#7」の通りであり、#9の回答は#8様への質問者様のお礼を受けてのコメントであり「人間の思考は暗黙知を当然に含み、それは統計に表れないが確実に傾向として現れる」ということをご指摘したかっただけです。

ですから、男性である私や質問者様と女性たちの思考は確実に違い、設問にNOが多くても確実に影響を受けているものがある、ということです。

このご質問は「社会学」の範疇なんですね。社会学というのは「理系」の考え方、割り切れるというか「論理があれば論理通りになるという前提」で考えるいわゆる「科学」とは別物なんです。(量子力学とか機械工学の理論と実際の差、などは分かったうえでの「科学」の話です)

だから#7で「文化や歴史などの複合的な要因がある」と回答したものであり、ツイッター程度の統計で「だから15・16で出産・結婚は文理選択に影響はない」と鵜呑みにされるほうが問題が大きいと考えます。

以下補足について
①ではないことはほぼ明白でしょう。なぜなら欧米の女子の成績を見る限りは「理系が得意かどうかについて、男女の差はない」といえるからです。これは私だけでなく質問者様が調べても他の方が調べても同じ結論なのですから、前提として「男女の先天的な差はない」ということでいいと思います。(逆にここで「専門家ではない」というなら、統計を信じて断言するのもどうかとおもいます)

でもそうなると②の問題は非常に複雑であるといえます。そこには先ほど書いたように暗黙知を前提とする「社会学」の領域だからです。

社会学では統計は重要な指標ではありますが、その事象の理由を推し量るのには足りないとされています。もし統計がもっと機能するならマーケティングはもっと簡単になる、と書けば社会学の複雑さがお分かりになるのではないかと思います。

たとえば
>社会からのプレッシャーというのがピンときません。むしろリケジョとか応援されていますよね?
と書かれていますが、質問者様は「理系の罠」に嵌っているなとすごく感じます。

社会のプレッシャーというのは有象無象なのです。たとえばアメリカは今でも黒人差別がなくなりません。むしろトランプ氏になってからひどくなっていますよね。
でもアメリカではアファーマティブアクションとして「黒人が社会の主たる層に上がれるように援助する」ことを1964年の公民権制定法以来50年やっています。
その影響で議会や企業幹部などのいわゆるエリートにも、理系にも黒人は増え、人口自体も増えていますが、それでも「黒人差別」は無くならないのはどうしてなのか、ということになっていくといえます。

ですから、
>仮に社会からのプレッシャーがあったとして結局選択するのは女性自身で、本当にやりたいのなら普通に理系を選択できますよね?
についていえば「本当にやりたい人は確かに選択するようになっているから、少なくともリケジョは昔に比べたら増えている」わけです。

というようなことを踏まえて#7に回答しています。よろしく!
    • good
    • 0

>たかだか15、16くらいの人間が出産育児のリスクまで考えて、文理選択をしているとは驚きでした。

(正直そこまで賢いやつはなかなかいないと思いますが…というか、自分が結婚する前提で考えてるんですね笑)

してますよ。女というのは、男と思考回路が全く違います。

まず女性は12歳ぐらいから生理が始まります。生理は月のうち数日間行動を規制されます。たとえばプールに入れない、風呂に入るときには大勢いる時間帯は遠慮するなどです。

このような生理的な現象は男性と違う思考回路を形成しますし、どうしても毎月「出産」を意識せざるを得なくなり、将来的に結婚出るか同課は別として「生物学的限界の前に出産したい」と思うようになるのです。
なにも結婚しなくても、行為さえすれば出産と育児はできるからです。

つまり女性にとっては「男性と付き合う・性行為をする」というのは常に妊娠のリスクを負うわけで、たとえ未経験の女性でも「大学に入って、大切な時期にもし妊娠したら」というような意識は常にあるといえます。

ですから、他の方が書かれているように「医療系などキャリア中断が不利になりにくい仕事」を選ぶ傾向が強くなりますし、40歳を過ぎれば妊娠するのが難しくなる、という生物学的限界を考えて20代30代のキャリアを考える人も多くいます。

男性は「とりあえず就職まで」が一つの区切りで「就職したら定年まで40年ぐらいの長距離走」ですから、女性とはキャリアの考え方が全く異なります。

ですから、文理選択にはそういう「女性の事情・生物学的なリミット」は当然考慮に含まれています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ツイッターのアンケート機能を用いて
あなたは将来的に就く職業で出産・育児をすることまで視野に入れて文理選択をしたか?と言うアンケートを取った結果100%の人がそこまで考えていない。と答えていました。まぁ標本調査にすぎませんが、標本調査自体を否定してしまうと世論調査などは全く意味をなさなくなってしまいますからね。
そりゃ、すでに就職した人や大学生くらいなら今後のキャリアなんかも気にするでしょうが、やはり15や16くらいの人間はそこまで考えては無かったということです。
そして仮に生理などで、出産のことを考え、そこで文理選択をするとしても
ほとんど全ての女性が出産・育児のために文系を選ぶとはあまりにもおかしくありませんか?そこまで出産・育児をしたいと考えている人がいるでしょうか?自分が本当にやりたいのなら普通にどの仕事だって選べますよね?結局、女性本人がやりたいからその仕事に就いたのでは?むしろ理系を選んでいた方が選択できる仕事の幅が広がりますよね。
多くの女性が文系を選択することに出産・育児のことはほとんど関係ないと思います。

お礼日時:2018/04/03 16:48

誰に教わることもなく「幼い子供の遊び」は男の子は車とかロボットとかメカ系、そしてそれを使った勝負ごとが中心になります。

女の子は買い物とかお人形さんごっことか家庭生活のシミュレーションっぽくなります。親が自身の仕事や憧れの延長からかそういうおもちゃを買い与え、周りの同性の友だちとの共通言語や体験を形成してゆくことも大きく影響するのでしょう。

あ、これは例外はあるけれどあくまで統計的な話ですからね。…というのを多用すると防衛線を張って言い訳しているようなので止めたほうがいいです。

そもそも「男が9割とわかっている集団」に好んで入っていく女子は多くない(同性の友達を作りにくいことは目に見えている)ことくらいは想像できるでしょう。あなたの今のフィールドである高専というのもエンジニア養成機関で多くは男性社会の工場勤務になります。価値観としてはすでに限定的です。みんなノーベル賞を狙って生きているわけでもありません。

同じ理系でも「医療系」には女性も多く進みます。看護など一応理系ですが女性天国です。医学部医学科も4割くらいは女性です。出産育児などでどうしても職場をキャリアの一時期離れがちになる女性にとって、そういった医療系というより資格系の職務や業態が「より働きやすい」場であることは明白です。

「話を聞かない男、地図が読めない女」など昔からある古典的な話題で、見つかるはずもない理由(正解)を探し回る必要などあるのでしょうか。それよりも事実は事実として、どうやったら女性が理系、特に「理工系」に興味を持つようになるのかに知恵を絞ることのほうが大事です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

…というのを多用すると防衛線を張っているようなのでやめた方がいいです。←了解しました。今後の教訓にしたいと思います。が、ただ一つ言わせてもらえるならば、これを言わないと『私の周りでは〜』『私の学校は〜』とか言って斜め横にずれた回答がくる恐れがあったからです。で、本題ですが別に僕はたまたま高専にいるだけで、他の理数系高校でも女子は少ないんですよ。さらに文理選択においても女子が理系を選択する率は低いです。なにも高専だけの話をしているわけじゃないです。それにノーベル賞って狙って取るようなものではないですよね。(余談ですが、工場勤務になる人と企業の勤務になる人は3:7くらいです。よってあなたの主張は偏見です。)
たかだか15、16くらいの人間が出産育児のリスクまで考えて、文理選択をしているとは驚きでした。(正直そこまで賢いやつはなかなかいないと思いますが…というか、自分が結婚する前提で考えてるんですね笑)
どうやったら女が理工系に興味を持つようになるのか考えた方が良いとのことでしたが、別に興味がないならないで、僕は構わないと思います。女性に理工系に進んで欲しいからこの質問をしたわけじゃないですし。ただ素朴な疑問を質問したにすぎません。

お礼日時:2018/04/02 23:10

これには複合的な理由があります。

分類すると歴史・国の文化・ジェンダーです。
で、質問者様のいう「モテ」はかなり大きな部分を占める理由なのですが、なぜ日本では理文選択が「モテ」に帰結するのか、がこの回答の主題です。

・各国の違い
他の方も回答されていますが、日本はOECD諸国で理系女子の比率が最低です。逆に北欧は一般的に女性の理系進出が進んでいて、たとえばスウェーデンでは平均点でみても男子よりも女子のほうが理系の点数が高いということで「国によって男女比率が著しく異なる」ということになります。
これは「性差」で男性のほうが理系に向いていて、女性のほうが向いていない、とは言えないほどの差ですし、移民国であるアメリカでも科学リテラシー分野の平均点が女性の方が高いということなので「人種による差」でもない、といえるでしょう。

つまり「国の文化の差」という点を考慮する必要がある、ということです。

・ジェンダーと歴史(外国)
分類しておいてなんですが、分かりやすくするために二つ同時で説明します。まず重要なのは「なぜ理系に女子が進出することが重要なのか」ということです。この部分の議論が日本では全然なされていなくて、単に「西洋からきた男女平等(ジェンダーフリー)がそれを求めているから」という風潮であるといえます。毎年発表される「女性の社会進出レベルが日本は低い」ということで、対策をしているに過ぎないのです。

では、そもそも「欧米ではなぜ理系に女性が進出するのか」という点について説明が必要でしょう。
理由は「理系のほうが文系より確実に稼げるから」です。

稼げるという点では日本でも同じなのですが、稼ぐということの本質に「男女平等」の問題があるのです。

まず、「稼ぐ」ということに関して、欧米の女性は19世紀まで「自分で稼ぐことはできない」状態でした。
分かりやすく言えば今のイスラム教の女性と同様で、仕事は制限され給料は「夫の管理」だったのです。欧米やイスラムの考えでは「女性は弱い存在で保護が必要」であり「被保護者がお金を持つと勝手な行動を初めて保護ができなくなるから、お金を持たせない」と考えていたので「女性が仕事すること、仕事して稼ぎを得ることを制限」していたのです。

 日本で言えば「子供に大金を持たせるとろくなことがない」というのと同じ、子供は被保護者であり、保護者は「子供に金を持たせると勝手なことばかりするので守れない」とされているのと同じ考え方です。

欧米女性がこれらの因習を打ち破って「私たちも男性と同等の権利が欲しい」と言ったのが第一次大戦の終わりで、これを「女性解放運動」と呼びます。今は世界的にこれが一段落して「ジェンダフリー」をどう実現するかに移っており、日本では現実がついてこないので質問者様のようなご質問に至る、ということになります。

さて、19世紀までの西洋の考えでは「男性は女性の保護者」であり「だから女性を抑圧しても保護しているからよい」ということでした。
では「女性が男性並みの権利を持つ」ということは具体的にどのようなことだったといえるでしょう。

女性たちが求めたのは「男性と同様に自由に行動できること」であり「自由に行動するために必要な資金を得ること→仕事をすること」であり「仕事で得た給料を自分で管理できること」でした。ここまでは日本人でもほとんどの人が知っています。

ところが、ここで日本人が忘れてしまうのは「自由な行動=自己責任を伴うこと」「仕事をすること=男性と同じ能力であること」「給料の自己管理=税金を納めたり、その他社会的に必要な負担を男性と同等にすること」という「義務」の部分なのです。

なぜこれが重要かというと、元々欧米には「ノブレス・オブリージュ」という考え方が社会の基本であり「持てるものは持てないものを支えて社会を維持する必要がある」という伝統があるからです。つまり「自由に行動でき、自分の仕事をもち、自立した個人は(男女の別なく)社会を支える義務を負う」という考え方です。元々は貴族階級が特権を享受するためのものでしたが、個人平等思想の後は「自由な個人は社会的義務を負担する」というように変化したのです。

欧米では「女性が男性と同等になること=男性と同等の社会負担」でもあったわけです。

だからこそ欧米の「男女平等評価」に「政治家の男女比」とか「企業幹部の男女比」などが入ってくるわけで「理系における男女比」も「社会を支える様々な階層に男女の別なく平等に負担しよう」という原則に基づくわけです。


・日本の女性解放について
これまでで、うっすらと原因が見えてきたと思いますが、ズバリ言えば「日本の男女平等議論には、権利はあっても負担の議論がない」のがご質問の回答につながる原因であるといえます。

日本の男女比率は、理系の問題だけでなく、政治家の男女比率・企業幹部の男女比率など「社会的な負担・負託に関わる部分」が極端に低く、逆に健康や教育ではそれほどでもない、といえます。

で、この「社会的な負担・負託に関わる部分」がリケジョの少なさにダイレクトに関係してくるところ、であるわけです。

要するに理系は社会にでて、高度な仕事を行い、その分稼げるわけですが、文系よりも勉強の負担も、授業料などの負担も大きくなり、日本では「女子がそこまでして稼ぐ必要があるの?」というのが暗黙の価値観として出てくるのです。

これは裏返して言えば「男性の稼ぎで生活できればいいし、良い収入の男性を捕まえればいいじゃない」という価値観と表裏一体ということです。

・日本の男女関係と欧米の男女関係

これが如実に表れているのが「婚活で男性の収入・職業は必ず開示(女性は非開示)」という点です。日本では当たり前の「開示」ですが欧米では「当たり前」ではありません。少なくとも一般的な出会いを提供する相談所とかネットアプリなどは「男女とも開示しない」のが一般的です。

これは何を意味しているのか、というと
欧米では「年収で異性を比較するということは、自分が自立した人間ではない、と証明しているのに等しい」ということです。元々女性は「男性の保護からの解放」を求めて「仕事による自立と男女平等」を獲得したわけですから「結婚したらあなたの給料で暮らしたいわ」というのは「あなたに保護してほしい」と言っているのに等しいわけです。

当然ですが、欧米ではそういうことを女性自身がするわけがありません。となると「自立」というのは日本よりもっと重い意味を持つことになります。実際に「自立した生活」をしてみると、そこには様々な社会矛盾やシステムの不備などが見えてきます。そして自立した人は「ノブレス・オブリージュ」でなければならないわけです。

ですから男女ともに志がある人は政治家を目指し、または企業幹部として雇用や社会的な部分で責任を負う、ということになっていきます。そのように考えると「理系であるがゆえに社会で果たせる責任」はけっこうあります。ですから、欧米では理系を志す女性もそれなりの比率を占めることになり、特に北欧のような人口が小さい国では「男女の別なく全員が仕事しないと国が貧しくなる」ので、各々が「自分ができることを一生懸命やる」ということが社会的な課題となり、だからこそ男女平等が実現する、という循環になっていくわけです。

日本はそうではありません。なぜなら日本では「奥様は権力者」だからです。

日本の女性がなぜ社会進出を望まないかというと伝統的に「結婚すれば夫の給料を管理できる」からです。世界的に見て「妻が夫の収入を管理する国」は日本と一部アジアしかありません。これは日本では歴史的に律令時代から女性にも財産権があり、武士の時代も「奥様は家計管理、殿様は外の仕事の管理」という分担をしていた名残なのです。

ですから「結婚して子供産んで旦那の給料を管理できれば勝ち組」という意識が強くなります。「モテることで、より条件の良い男性をゲットするほうが、理系に進んで苦労するよりも効率がよく、幸せな人生を送れる可能性が高い」となるのです。

夫の給料を「自分のもの」として管理できるなら、自分で理系に進むより、理系で将来性が高く給料が高い男性をゲットする努力のほうが確実で、結婚と収入の両方を得られる、というごく単純な経済的優位性なのです。
その女性のニーズに対応したのが「男性のみ年収開示」という婚活のルールであるといえます。

ですから「モテること」は日本女性において非常に重要なのです。


逆に欧米では「一次大戦前まで、女性は自分の仕事も給料も無かった」わけですから、今でも「家計は男性の管理」が基本です。したがって、女性は収入の良い男性と結婚してもその所得にアクセスできません。もちろんいい家に住み、いい車に乗っていい食事や優雅な旅行はできるでしょうが、それらはすべて「男性の裁量」なのです。

それでは自分の人生が楽しくならないから「自分の裁量」を増やすために「自分の収入」を増やすのが欧米女性の基本的な考え方で、理系が得意であれば高所得の可能性が高い理系を選ぶことは当然の選択になります。

北欧はここに「人口が少ないゆえの国民全員参加」というバイアスがあるために、世界一男女平等が進むという結果になるわけです。

逆に日本は「コストとリターンの経済性」という観点からして「男性達に任せ、それを妻として搾取するほうが得」なのです。だから社会制度としてはほぼ女性を差別する項目はない、のに女性の社会進出が進まないのです。

理系はその最たるもので、努力して得られるリターンよりもモテるほうが得なのです。
    • good
    • 3

これには、先天的理由がある、という説と


文化的なもの、つまり後天的なモノに過ぎない
という説があります。

おそらく後天的なモノだと思います。

理由は次の通りです。

理数系ですが、アジアでは確かに男が優位で
女性は少ないです。

しかし、ヨーロッパでは、男女に差はありません。
北欧に至っては、女性の方が数が多く優位に立って
います。

なお、語学はどこの国でも、女性が男を圧倒して
います。
これは、記憶力については女性の方が優れているからだと
言われています。

(ソースは放送大学 認知心理学)





なのになぜ女子はみんな理系に進まないのでしょう?
  ↑
女子だから、という風潮がある為だと
思います。

女子だから、理数は不得意に違いない。
そういう風潮があるから、親も、教師も、そして
女子本人もそう思い込み、はじめから理数系を
敬遠してしまう。

その結果、理数系に進む女子が少なくなる。

こうした風潮はアジアで強いが、ヨーロッパには
無い。

尚、男女の違いですが、女子はばらつきが少ないことが
確かめられています。
つまり、極端なバカもいないが、極端に優秀なのも少ない。
男は、大バカもいるが、天才も多い。

この原因ですが、女子はあちこち嫁に行くので
均一化されるが、男は土着が多く、ばらつくからだ
というのが文化人類学者の説明です。
    • good
    • 0

こんにちは。

お名前からして理系に対する思い入れを感じますね。

こういうご質問内容は科学的な知見というのがある程度出ていますから、
それらを念頭に回答をさせていただくにあたって本来ならば根拠となるべき出典を貼りつけるべきかと思いますが…。
申し訳ないのですが、ちょっとナシのまま回答させていただきます。
先にいうと、「モテないから理系に進まない」というのは、ある程度言い当ててらっしゃるようですよ。

研究者もこういうことには興味を持つようで、世界中で複数の分野から性差というのは研究されています。
それをまとめると、
・先天的に興味を持たない大脳の作りで生まれてくるから
・後天的な影響を受けて
の両方の要因で女性があまり理系に行かないのだそうです。
こういうことに関する要因はやはり、分かりやすく単純だったり数少ない理由で決まっているというものでもないようですね。

最初のひとつ。
大脳生理学には「心理寄りか物理寄りで生まれてくる」という言葉があるそうですね。
語弊のある説明かもしれませんが、概念や物質についての法則や働きを解き明かすことに興味を持つタイプと、
人の機微や社会についての関わり方に興味を持つタイプがいるということです。
そしてそして女性は平均すると男性よりも理系の学問に単純に興味を持たないタイプが多いということです。
発達障害に男性が多いのもこの先天的な差があると言われています。

上に「世界中で」と書きました。
つまり、世界中でご質問のような「理系は男性に偏りがち」という現象があるわけです。
また各人の選択に関わらず、たとえば「難易度が低い計算を多数こなすのは女性のほうが得意で精度も高いが、数学的推論の最高レベルに達することができるのは男性のほうが圧倒的に多い」というような性差がたくさんあります。
人間も動物の一種類です。生き物はオスとメスで最適な繁殖戦略が違います。そのため、雌雄で性質に差がありますが、おそらくそうした性差の延長線上に「先天的に女性が理系に進まない」理由の一部もあります。

先天的な理由として、女性のほうが攻撃性が低いこともあるかと思います。人とのかかわりに興味を持ちながら攻撃性が低いタイプは、他人と宥和的な関係を結ぶことを重視するよう育ちがちです。
そうしたタイプは「空気を読む」ことに長けていて、社会が平穏であることに重きを置きます。空気を破ることから社会のルールから逸脱するといったことを犯してでも我を通し我が道を行くということはしないタイプが多くなるのです。
どの国でも犯罪者の8割は男でしょ。


次に理由のふたつめ。
こちらについても、女性が理系の学問を得意とするのは女らしくないという社会的なプレッシャーについて考察されています。複数の調査や研究では、やはりそうした「イメージ」が存在することは確かなようで、これが女性の選択に影響を与えている可能性はあります。

「生涯年収が低いほうを選ぶのは愚かな行為なので、女性全体がそのような選択肢を行うとは考えにくい」という推測は非常にロジカルです。しかし、前提として、
・生物は自分の子を残すことを成功とみなす至上命題に従った性質を持っている
・「モテること」は成功に寄与する
・しかし女性の場合、年収が上がるほど女性としての成功は遠のく(日本だと女医で顕著ですよね…)、そのため女性にのみ成功恐怖という心理状態がある
・この成功恐怖は女性の社会的地位獲得でも女性に不利に働く
・女性がモテるのに理系という属性が不利な社会ほど女性の理系選択率は低いらしい
・「数学が得意」「物理が好き」「化学に興味がある」等の女児をネガティブな目で見る風潮のある社会は多い
・性差として女性のほうが従順であり、社会的なプレッシャーに従う傾向が強い
・性差として女性のほうがリスクの高い選択を避ける傾向が強い
・というか、女が学問ができないような社会的圧力がどこの国でも1,2世代前まであったわけで

すみません、羅列した割にあまりロジカルじゃなくなってきましたが、これらの前提があり、もしも「『女らしい』から外れることが生物としての失敗を意味する可能性が極めて高くなる」とすればどうでしょうか?

なぜかというと、女性の理系進出率は国や文化によって差があるんです。
単に先天的な差だけであれば各国で似たような数字になるはずです。
しかし実際には、どの国も男性に偏るにしろ、それ以上の差があります。

私は、個人的には、これらのプレッシャーを全世界から取り除いてフラットにしたとしても、理系に進む男女の割合が1:1になるとは思えません。
社会の風潮が男女を同じ目で見るようになったとしても、男性のほうが発達障害が多いままだったり、赤ちゃんの夜泣きに女性のように目が覚めないのと同じです。
しかし、自分が学生時代に意識下で感じ取っていた「理系は女の学問ではない。そういう高度なことはあきらめて、英文学科だとか栄養学科、看護科みたいな『女らしい』学部に行くべきなんだ」というような雰囲気のことはよく覚えています・
口に出してはっきり言われたこともあります。

もろもろ話をはしょっていますが、女性が後天的なプレッシャーの「空気を読んで」理系の学問に手を抜きはじめるのは第二次性徴期で男女の違いを意識し始めるころだそうですから、これを是正するのならあと数世代はかかりそうです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。名前のことに気づいていただけるのは地味に嬉しいです。酢酸ナトリウムですね。酢酸エチルと水酸化ナトリウムを…と、語りだしたら止まらなくなりそうなので名前についてはこの辺で。
さて、本題になりますが『こんなのは日本だけ世界では違う』というのを書かれている方がいらっしゃいましたが、僕もこれには賛成できないです。というのもノーベル物理学賞を受賞したそのほとんどの方が男性です。またノーベル賞が生まれるもっと前の歴史上の学問に関する偉人はほとんどが男性でした。(ガリレオガリレイやレオンハルトオイラー、メンデレーエフなどなど)
社会的プレッシャーとのことでしたが、近年はリケジョなる単語も生まれ、女性が理系を選択することに後押しがあるような気がします。(小保方さんの一件でリケジョがメディアで取り上げられることが少なくなりましたが…)
女性がモテるために文系を選択するというのはイマイチ理解しがたいです。別に結婚しなくても生きていけますし、モテるために文系を選択してもブスだと結婚できませんよね。まぁ、絶対結婚はできないということはありませんが、そんな博打に出るくらいなら僕だったら理系に進んで年収が良い人生を選びますが…
以下は極めて、個人的な願いというか、この質問とは関係ないかもしれません。お時間があればお読みください。男性の方が発達障害が多いというのはちょっと初耳でしたが、発達障害を持つ友達がいます。その子はマルチタスク(並行処理)は苦手ですが、1つの物事をする分の処理速度は普通の人よりだんぜん速いと思います。発達障害と言っても、普通に僕たちと話しますし、普通に生活を送っています。ただ人とは少しだけ物事の考え方が違うだけなのです。
質問者様が発達障害に対してどのような考えを持っているのかというのは分かりません。が、ネガティヴには捉えないでもらいたいのです。彼はきっと、それを気にしています。個性は時に人をすごく傷つけることもあります。僕は彼の友人として発達障害が知恵遅れだの、言語不自由だの言われネタにされるのが許せません。
きっとこれから先、彼は自分の個性のことで悩み続けるでしょう。少しでも彼のような悩みを持つ人たちを減らしたいのです。発達障害に対しての偏見を減らしたいと思っています。

お礼日時:2018/04/02 08:39

脳が小さいから、女性ホルモン取ると、オカマも脳が小さくなります。

    • good
    • 0

女性は幼少期から男性に比べて本を読んだりドラマを見たりする傾向が高い



男性はパズルやゲームで理系の能力を高めている傾向がある

将来数学を使うことはないと考える女子が多い
英語国語を重要視しやすい
男は逆数学やっとけばいいと思ってる
    • good
    • 1
この回答へのお礼

たしかに僕は結構小さい時から本を読んでましたし、周りの人たちもそういう人たちが多いです。小さい時から比べると活字ばかりの本を読むことによって数学や理科などで立体的にイメージをよりできるようになったような気がします。
女性は小さい時から作られたものを見ているから、理系が苦手になった。とも考えられますね。

お礼日時:2018/04/02 04:09

女性はただ単に苦手な人が多いだけだと思いますよ。


人それぞれだと思うけど、男性は理数系、女性は文系が得意だと聞いたことがあります。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!