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最近やたら、日本と外国をテーマにしたテレビが多いのはなぜですか?(気のせいですかね?)
健康番組が多いのは視聴者の年齢層が高いという理由なのは分かるのですが、日本と外国をテーマにしている理由はなんなのでしょう?
愛国心を高めるため?オリンピックが近いから?
すごく気になるので教えてほしいです。

A 回答 (4件)

総務省のクールジャパン戦略の一環で、テレビ局が日本、および日本人の魅力を伝えるコンテンツを制作し、海外に売り込みをかけるよう協力を要請するとともに支援しているから。

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最近やたらではありません。

この傾向は21世紀に入る直前から非常に強くなってきています。理由は米ソ冷戦後グローバル化がやたらに叫ばれていること、ネットで世界の実情がだんだんわかってきたこと、などでしょう。
そして、日本と外国をテーマにした番組も時期によって結構異なっています。

第一期
初期の番組は「日本の良さを世界に発信しよう」というものと「日本文化と外国文化の比較」というテーマが多くありました。例を挙げると
・cool japan 発掘!かっこいいニッポン NHK(2006より現在もBSで継続)
・英語でしゃべらナイト NHK(2003から内容を変えて現在も継続)
・ここがヘンだよ日本人 TBS系(1998-2002)
・和風総本家(2008から継続)

第2期
2010年代に入ると「外国人に日本の良さを聞いてみよう」というスタイルになっていきます。その代表例が
・ネプ&イモトの世界番付(2011-2016)
・youは何しに日本へテレビ東京系(2013から継続中)

です。これは政府が主催するビジット・ジャパン・キャンペーン(外国人観光客誘致政策)も関係していて、この政策は2003年から開始されたものの、2010年の中国人に対するビザ緩和や2013年にタイなどの一部途上国のビザを緩和したことにより爆発的に来日する観光客が増えたことによります。

第3期
2010年代の後半になると、それまであまり表面化しなかった「日本と外国の違い」がヘイト問題と絡めて浮上してきます。そのため「日本ってすごい」という番組が多数作られるようになりました。代表的なものは
・世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団(2014年から継続)
でしょうか。

日本人の戦後70年は、言いかえれば
敗戦での意気消沈→精神的な鎖国(内国的なものに回帰)→バブル崩壊と米ソ冷戦終結→アメリカによる第二開国期→日本のダメだし(ここがヘンだよ日本人)→外国人に日本の良いところを聞いて自信回復→無駄に自信を付けたネトウヨ化
という感じだと思います。

冷戦まではアメリカにさえ文句をいわれなければ内向きで良かったのですが、冷戦崩壊後、湾岸戦争で人的貢献がないと世界から批判され、その後もアメリカから「ショーオンザブーツ」などと言われ、自衛隊の海外派遣を始めるなど「強制的に世界に向かう状態」が始まったのが1990年代からで、それに日本政府などが対応しようとしたのが、日本が外向きになった時期でもあります

「ここがヘンだよ日本人」は特に中国人や韓国人と日本人が第2次大戦の問題点で意見が食い違う中、それを見ていた他の外国人たちが「日本人が正しい」「あなたたちはいつまで日本を攻め続けるのか?」などと発言して、見ている日本人に「あれ、世界の人は日本が悪いとは考えていないのか?」と気づかせるきっかけを作ったといえるでしょう。

その後、比較番組からやや日本自慢の番組が増えたのはどうなんだろうか、と思いますが、世界的に見れば「これでもお国自慢は控えめな方」なのかもしれません。
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日本にお金が不足しているところへきて、ちょうど地球が狭くなってきているので(いわゆるグローバル化)、留学生や観光客や国際結婚を、国をあげて積極的に受け入れる方針になり、さしあたっては、やみくもに急にいろいろな人を受け入れても文化的な摩擦が生じて大変なことになるだけなので、きちんと相手を理解して円滑な社会を築けるように、そういう番組を増やしているのでしょう。

また、ゆえに、そういう番組を作っていれば、製作のトップのウケもいいでしょうし、国の支援も受けやすいので取材がしやすいのでしょう。

ちなみに、「あ、そこ、無駄に愛国心を煽ってるかも」と思う描写も確かにありますが、自分を愛せてこそ相手も愛せるので、愛国心を十羽ひとからげにして悪者にすることはできないと思います。

なお、オリンピックは、巨大な国際的イベントをすることによって、真の意味で多文化を受け入れ、また、国を元気にして経済を復興させるためのものなのでしょう。また、オリンピックをやれば、建設業者が儲かって、お金や税金が動きます。

余談です。外国を知ることは大変いいことなのですが、最近の番組の中には、「日本人が海外で大きな苦労を乗り越えています」というテーマのものが少なくありませんよね。あれはよろしくないと思います。確かに、そういうかたがたは立派ですが、何の苦労もなくすんなりと海外の国や地域に溶け込んだ日本人は山ほどいるし、そういう普通の幸せが海外にもたくさん存在するということを、しっかりと認識する必要もあると思います。オリンピックだって、それによって潤う人もいれば、苦労する人もいます。なにごともバランスが大事ですよね。

なお、どこの国でも、オリンピックの開催が決まると、外国人観光客をお迎えする方法を広めるのが一般的です。でないと大混乱に陥りますし、どうせ来ていただくなら気持ちよく過ごしてもらいたいですしね。
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日本オンリーでは視聴率が取れないのだと思います。


世界各地の衝撃映像など日本人の常識を超えてますし、スポーツもワールドカップなどやはり愛国心をそそります。
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