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以下の問題の解答を教えてください。
「ベルヌーイの定理を用いると、身長162㎝の人の心臓の位置が108㎝の高さで、その位置での血圧が100mmHgであったと仮定すると、頭頂部では血圧が(①)mmHgと計算できる。また、高さ0cmとなる爪先部では、血圧が(②)mmHgとなる。もし、血圧測定時の腕の高さが、心臓の高さから±10㎝の範囲であったとすると、心臓位置での血圧100mmHgの場合に、(③)%の誤差を含むことになる。ただし、水銀の密度は13.5g/cm^3、重力加速度は10m/s^2、37℃における血液の密度は1.0g/cm^3として計算せよ。割り切れない場合は小数第2位を四捨五入し、少数第1位まで記載すること。」

A 回答 (1件)

ベルヌーイの定理:一様重力のもとでの非粘性・非圧縮流体の定常な


流れに対して
ρ v^ 2/2 + p + g ρz = 一定
が成立する。
ここで、ρは液体の密度、vは液体の速度、pは圧力、g重力加速度、
zは垂直方向の高さである。

体のある部位1)と2)の血管内での血液に付いてのベルヌーイの式は
ρ v1^ 2/2 + p1 + g ρz1 = C (一定)
ρ v2^ 2/2 + p2 + g ρz2 = C (一定)
と表される。
体内の血液の速度は各部位で同じとすると、v1=v2=vo として、
上の式を簡単化すれば
p1 + g ρz1 = C’
p2 + g ρz2 = C’
と表される。ただし、C’=C -ρ vo^ 2/2(=定数)。

したがって、
p2-p1 = αgρ(z2-z1)
となる。(αはpの単位をmmHgに揃える為の比例係数。*)

水銀柱の高さ760㎜が水柱の高さz2-z1=10.0 mに相当するとすれば、
αgρ1000(㎝)=760(mm)。よって、αgρ=760/10000= 0.076。*

①   p2 = 100 -0.076(z2-z1)=100-0.076(162-108)=96.0 mmHg    

②   p2 = 100 -0.076(z2-z1)=100-0.076(0-108)=108 mmHg    

③   p2 = 100 -0.076(±10)=99.24~100.76mmHg ±0.76%


検算は怠らぬように!!

*<ただし、水銀の密度は13.5g/cm^3、重力加速度は10m/s^2、
37℃における血液の密度は1.0g/cm^3として計算せよ。>を具体的に
計算せずに簡略化する計算法。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/08/01 18:23

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