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繰延税金資産の回収可能性についてですが、分類4について教えてください。
分類4の要件は以下の3つです。
①過去(3年)又は当期において、重要な税務上の欠損金が生じている
②過去(3年)において、重要な税務上の欠損金の繰越期限切れとなった事実がある
③当期末において、重要な税務上の欠損金の繰越期限切れが見込まれる。

①については繰延税金資産を取り崩すだけの課税所得が発生しないということで、理解できるのですが、②③はどういうことなのでしょうか?
欠損金が期限切れになることと、将来課税所得を発生しないことがどうリンクしているかがわかりません。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

法人の繰り越し欠損金は9年間、法人所得から控除することができます。


それが期限切れになるという事は?
10年間以上赤字であるという事です。
もはや企業として成績が向上する事を期待するのは無理と判断できます。
野球でさえ9回裏ツーアウトランナーなし、点差が6点というのを同点あるいは逆転すれば「奇跡」と言われます。
10年間赤字続きの法人が、今更黒字に転向できたら、奇跡です。
奇跡を信じて「回収が可能である」などと判断する必要がないという話です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!とてもわかりやすい説明で助かりました。

お礼日時:2018/07/28 23:12

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