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一般的に、人間の目の焦点距離は50mmと言われています。

しかし、今見えている景色を50mmのレンズに収めるためには、目で見えている位置より、かなり後ろに下がらなければ、風景がフレームに入りません。

と言うことは、人間の目ってすごい高性能なんだ!と言うことでしょうか。
そこらへんの仕組みがわかりません。

光学知識のある方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

焦点距離と左右の広がりがどこまで見えるか(視野、写真で言えば画角)とはまったく違います。



「人間の目の焦点距離は50mm」というのは正確ではなく、写真(フルサイズのカメラ)に焦点距離が50mm程度のレンズを付けると、ファインダーからは人間の目で見たのとほぼ同じ大きさに見える、ってだけのことです。

> 人間の目ってすごい高性能なんだ!と言うことでしょうか。
人間の目でよく(鮮明に)見えるのは、網膜の中の黄斑(おうはん)と言われる限られた部分(中心視野)で、それ以外の部分(周辺視野)はぼやっとしか見えません。ぼやっとしか見えない部分も含めると、人間の左右の視野は120度くらいです。
人間は景色を見るときは実際には頭を左右に振って鮮明に見える部分で見渡し、最後は脳内でその像を合成してイメージしますので、広い範囲(視野)に渡って見えているように錯覚するわけです。
頭も目も固定すると、鮮明に見えている範囲は極めて限られます。

> かなり後ろに下がらなければ、風景がフレームに入りません。
写真をパノラマ合成すると、360度でも写し込めます。たとえば掲げたのは桜の時期の姫路城の公園内から見渡した光景です(360度ではありませんが)。パノラマ撮影に慣れると簡単にこう仕上げられます。
「人の目と言うレンズ」の回答画像5
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>一般的に、人間の目の焦点距離は50mmと言われています。


それに似た表現を読んだことはあるけど・・・断片的に切り取ったら微妙に意味が違ってくる

「注視していない時に肉眼で視認できる視野」要するに「何を見でもなく、”ぼーっ”としている」時の視野角が46°~50°という説からきたもの。
既回答にもあるとおり、28mm説、35mm説、85mm説などもあるんだけど、「ライカ判50mm」のキリの良さ程度で定説となったらしいし、”見よう”という意識が入った時点で無意識で視野角が変化している。

人間の眼はオートフォーカスは勿論、自動露出、自動ズーミングも瞬時にこなし(プロカメラマンだったら、撮影データの記録機能も優れている)、録音録画も出来るし、何だったら、「脳内補完」機能を使って色を変えたり、余計なモノを消したり、増やしたりも簡単にできる。
だから
>見えている景色を50mmのレンズに収める
ような”見る”という”意識”が入ると、自動的にズーミング機能が働いちゃったりするのが人の眼。カメラのレンズには到底追いつけない超高速処理が無意識に行われていることに気がついていない(無意識だから当たり前)ことから違和感が出てくるんだろうな と。

>と言うことは、人間の目ってすごい高性能なんだ!と言うことでしょうか。
実は、ちょっとばかりカメラやレンズの機能を知っている人間には”至って基本的”な話なんだけど・・・
経年劣化(老化、ボケ)が入っても、今の技術(医学)では部品交換が出来ないことが難点かな?
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人の目は、ズームでAF。

しかも自動露出。視野角は50mmとは限りませんよ。
もっと広範囲が見えていますし、一点を見つめれば望遠レンズにもなる。
更に、眼球も動きます。
単レンズでも、歪曲収差のない像が得られるのは、No2氏説明のとおり。
つまりは、一般的にカメラレンズより人の目の方が優秀と言っても過言ではありません。

50mmが人の目に近いと言われますが、根拠薄。
ライカが50mmを標準レンズと位置付けた名残です。

カメラで、引きのない場所や視覚を超えるパースペクティブ(遠近感)を作画するときは、広角レンズ(一般的には24mm)や超広角レンズを用います。
ポートレートでは、自然な遠近感と背景が綺麗な玉ボケとなる85mm前後を多用します。

要するにカメラの達人は、表現意図により焦点距離の事なるレンズを使い分け、自分で動いてベストボジションを探ります。
案山子(かかし)のように自らは動かず、ズームレンズで画角調節しているようでは、いつまで経っても写真の上達など有り得ません。
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なんでカメラの50mmでは肉眼より視野が狭いかと言えば、撮像素子は平面だけど網膜は球面じゃないですか。

球面なら光軸中心から離れてもピント一定で歪のない像が捉えられるから、球体内部にぐるっと網膜を配置するだけで180度近い視野が実現できます。でも平面では光軸中心から外れるとピントが変わるからそうはいかない…その範囲内に収まるように広角レンズにすると歪が避けられない…

じゃあ撮像素子を球面にすればいいじゃんって発想は当然出てくるわけで、その研究はソニーなどがやっています。製造が大変なようで、ちっとも製品になってきませんけどね。
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この回答へのお礼

ズバッと回答ありがとうございます。
とてもわかりやすいです!

お礼日時:2018/08/12 11:41

写角と焦点距離をごっちゃにしてますね。


動物は両目で焦点と視野範囲の調整が効きます。
後ろが見たかったら振り向けば良い。
焦点距離が50mmレンズと同じというのは遠近感と見た目が人間の視野に近いということです。
だから標準レンズという。
だからその場で狭い範囲や広範囲の写真を撮るために交換レンズやズームレンズを活用する。
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この回答へのお礼

ごめんなさい。
あなたの説明がぜんぜんわかんない。

お礼日時:2018/08/12 10:35

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