一回も披露したことのない豆知識

今年80才の母は脳神経の難病で介護施設に入っています。
病気自体には有効な治療法がなく、現在は薬を投与されていますが、
一時的に効いている?ような時もあるようです。

先頃、施設の嘱託医が夜間の睡眠検査をしたところ、
中枢性の無呼吸(舌根などで気道が塞がる無呼吸ではなく、
自発呼吸が止まってしまう無呼吸)があることがわかりました。
医師からは肺に空気を出し入れするマスクの装着を
勧められましたが、父が拒否しています。延命はしたくないと
言っています。
そこで質問なのですが、このままマスクをしなければ母は確実に
睡眠中に窒息死してしまいます。医師はそのように言っていました。
やらなければ死ぬことが解っていながらそれを拒否する父は、
殺人罪とか過失致死とか、そういったものに問われるのでしょうか。

また、装着するマスクには無呼吸による苦痛や睡眠障害を解消する
といった、緩和ケアの側面もあります。
父がマスクを拒否することは、緩和ケアを拒否することにもなり、
母は死ぬまでの間ずっと毎晩、苦しみ続けることになります。
これは虐待とか、そういったものに当たらないのでしょうか。

父が何らかの罪に問われる可能性があるのではないかと心配です。
家族が父を訴えない限りは大丈夫なのでしょうか。

ちなみに母の状態は、体は完全に麻痺していますが、認知機能は
わずかに残っており、家族の顔はわかり、まれに笑顔も見せます。
単語を発することもあります。しかし、治療や延命について本人に
意思確認することはできません。

私も色々考えているうち、よくわからなくなってきました。

例えばインフルエンザに罹った子供がいたとして、親が「この子の
治療は拒否する!」と言って何もせず、その子が死んでしまったら
親は殺人罪?保護責任者遺棄罪?
母の扶養義務と扶助義務が父にあるなら、マスクを拒否すると
父はどうなる…?

少し調べてみましたが、はっきりしたことは解りませんでした。
ご回答いただけたら幸いです。

A 回答 (7件)

その辺になってくると難しい話ですよね。



いわゆるNPPV系の換気の補助器具ってことですよね。バイパップなどの
非侵襲性ではあるものの人工呼吸器なので延命の一歩といえば一歩かもしれませんが
まあ延命としても力には限界があってそんなには伸びないと思います
その辺をお父さんに納得させれたらいいのかもしれませんが。

気管切開しなければ、その呼吸補助具を使ってもいずれ最終的には
窒息死 という病気ではないかと思います

夜間だけつけている間はいいですが、「常につけていなければ窒息」という状況までなると
装着したからには、外せない、可能性もゼロではないので
強い延命拒否の方などはご本人が拒否するケースもあります
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160727-OY …

こちらの論文でも「80歳以上」の非侵襲性呼吸器について
終末期のQOLを下げる可能性があるので慎重にとなっています
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrcr/23/2/ …

こちらも効果のない場合の話
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002 …

インフルエンザの子供は、治療すれば治る可能性も高いですし
治療して回復すればそこから先何じゅう年という人生もあるし
合併症でも起こさなければ、基本的には治療しなくても自己回復するので
脳や神経難病などとはまた別になるかと思います
子供とは年齢的にも平均余命も違います。

自分の呼吸とタイミングが合わないと、苦痛を感じる可能性
顔にとりつけたマスクの不快感や皮膚トラブル
呑気・誤嚥
まあそういうマイナス面もあったりします

というか、まだ意思の疎通がとれるうちに意思を確認してはいませんでしたか?

たとえばゆくゆくは必要となるかもしれない気管切開での人工呼吸も「やらなければ死んでしまう」けれど
この延命拒否も殺人なのか…
よく言われるのは付けたものを外すと殺人になるけれど、つけないという選択はできる
という話ですし
気管切開拒否が殺人になるというわけではないので
これと同じなのかなぁとは思うのです。(なので拒否が虐待にはならないのではとも)

回復の見込みのなさとか、苦痛とか、年齢とかそういう総合的なところで。

心配ならケアマネか、可能なら医師も交えて法的なことも含め大丈夫なのかとか
それじゃあ就寝時以外も苦しくなって来たらどうするのか
最終的に気管切開するのか
それまでその補助でどれぐらい苦痛が改善できるのかなど
詳しく話し合われてはいかがでしょうか。
どちらにしてもNPPVは自発呼吸がある患者さん向けなので
今後それだけで済まなくなることまで考えたほうが良いかと思います

「お母さんだったらどう希望するか」を考えられるのも家族の方なので
お父さんの希望は希望として、お母さんならどう考えるだろうかとお父さんと話し合われてみてください

苦痛を取る代わりに、進行すれば最後は窒息するしかないのなら
補助をしながら永らえるのはつらい闘病が長引くという可能性もあるにはあります。

たとえば意識明晰でまだコミュニケートできて、とかなら永らえてやりたいこともあるかもしれませんが…。

早く話し合わないと、今日明日にでも急変することもありますから
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医学的な延命措置というのは、現在の医学ではいろいろあります。

植物人間という状況もあります。
ここで考える必要があるのは、人間はいつかは死を迎えるということです。これは古今東西否定できません。
たしかに、ロシアなどで、未来の医学に期待するなどの口実で、遺体を冷凍処理・保存するサービスがあると聞きます。これは人類の淡い期待から、昔からある不死の願望から来ているもでしょう。
ご家族内の全員が納得することが最善なので、率直に家族全員で話し合ってみてはいかがですか?
その結果で、納得できる結論が得られればそれに越したことはありません。
ご質問の状況では、お父上との間で考えに差があるようです。
また、親同士と子同士の間でも意識に差があることも事実です。様々な経験(あなたの誕生を含めて)の差もあります。
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>①殺人罪とか過失致死とか、そういったものに問われるのでしょうか。


>②虐待とか、そういったものに当たらないのでしょうか。
>③親が「この子の治療は拒否する!」と言って何もせず、その子が死んでしまったら親は殺人罪?保護責任者遺棄罪?

医師の判断で、回復できるものなら、不作為は許されることはないでしょう。
回復の見込みが無いとの判断のようですから、お辛いでしょうが、家族もどこかで判断を迫られるでしょう。
①②は該当しないでしょう。
③については、こういう例があります。ある宗教の信者では輸血を拒否します。生命の危険があっても、輸血しないで死を選ぶということです。
これは法律を侵すことにはなっていないそうです。もちろん事情聴取があって認められる根拠があればです。
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経験者です。


現代の医学は進歩していて、延命の方法はたくさんあります。
ひとつの考え方としてですが、延命というのはある意味では人工的な生命になります。
一度延命措置をしたとして、今度は、「その延命措置をいつまで続けるのか」という別の新しい問題をつきつけられることになります。
人工呼吸、遺漏、その他の措置は、現在は簡単にとられる措置になっていますが、ご本人の意思が確認できない状態で、延命をするというのは、逆にその人を尊重しないことになる場合もあります。
事前の意志確認ができていない場合は、いつも、どこでも問題になることですが、人工的な措置をするしないということが、一つの判断の分かれ目になってはいます。
ひとつの例ですが、身内の全員が遠方からもお別れをするために集まるまで、延命をし、集まったところで、全員の目の前で装置を外すとか止めるというやり方もあります。これは止めると直ちに亡くなる場合ですが。
まずは、どうするのがよいのか悩むことです。悩むこと自体が、その方のことについて良かれ、と想うということです。
法的な人命救助とかは別の話です。
昔から、人間は不死ではないという認識から、普遍的な考えが出来上がっています。宗教の役割の一つもそこにあります。
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あえて書きます


母は そのうち亡くなるのは確実ですから マスクなんかせずに 睡眠中に穏やかに死なせてあげましょう。緩和ケアとは別な次元の話です。医師の話は 聞かなかったことにしましょう
まあ、質問者が 父に代わって 母が死ぬまで毎日看病し続けることが出来れば別ですが・・・
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でも生きるか死ぬかは本人の意思ですよね


運がよければ生きる
運が悪ければ死ぬです
質問者さん延命NGなら質問者さんの一生を掛けて
お母さんを介護し看護してください

罪にはなりません
日本中この瞬間にも家族の方にどうしますか?と聞いている医者も
病院もあります
ニュースになりませんよね
新聞にも載りません

医者(看護師さんも)はある程度わかって居ます
でも最終判断は身内なんです
自己保身もあります
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こういうのは、夫婦しかわからないものがある。

延命は要らないという話も元気な時にしてたりする。それがある上でのお父さんの決断だと思うよ。でなけりゃ、母はずっとしかめっ面をする、「助けて」という態度をとるはずだ。
父は自分がはっきり言うことで、自分が始末したという気持ちは絶対に残る。君は決断できるかい?俺も母が交通事故で死んだときは、子どもは夫婦を超えられないことは痛感した。
法に触れぬことは、医者が一番知ってる。聞くってことはNoも法的にあり得るから聞く。俺も妻には、痛いだけの延命はしないでくれと言い合っている。明日死のうと、もうここまでくれば人生の中の29200分の1でしかない。それなら、好きにさせればいい。
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