No.6ベストアンサー
- 回答日時:
科学は物理、医学も物理、ですよね?
心理学は少し物理があるのかな?
哲学の分野は心の世界でしょ?
だったら釈尊が心の「法則」を発見していますね。
四諦・八正道です。
心の「法則」で、これを超える或いは覆へす“発見”は未だ無いようですね。
証明は釈尊御自身です。
我々はこの「法則」に接すると、成る程と合点するのです。
そして良き人々は、それじゃあ私も頑張ろう、となるのです。
早速のご回答ありがとうございました。
哲学に親和性を持っている宗教において、<釈尊が心の「法則」を発見しています>ですね。具体的には<四諦・八正道>ですね。そして、初期の仏教においては、阿頼耶識などの8つの識を取り上げ、今でいう科学の心理学の嚆矢にあたりますね。
No.10
- 回答日時:
人気(ひとけ)のない海岸をふたりして歩いていたら どこから
ともなく現われた男たちによって 力づくで海の向こうへと連れ
去られた。
このときの力学または因果律は 自然科学の解明する事象です。
では そこに人間の心なるそれぞれの主観を入れて捉えてみると
どうなるか?
特に良し悪しといった価値判断としての主観を当てはめた場合は
どうか? 人間関係としての倫理的な社会力学もしくはその過程
をめぐる因果関係は どうなっているか?
一般に因果応報なる仮説として――哲学が(?)――解明したか
に見える《法則》は 果たしてその中身がどういうものなのか?
早い話が わたしたち人間の思ったり考えたり やったり為した
りすることは いわゆる自業自得なる法則が支配するのか?
何かわるいことをおこなったから むごい結果をもたらした拉致
なる事件に遭遇したのか? つまり 拉致被害者らは それぞれ
自業自得なのか?
といった問い求めを――その問いにあたりするかどうかをふくめ
て―― 哲学は問い続けるでしょうね。
ご回答ありがとうございました。
例に挙げて頂きました、たとえば拉致についても、関係者の行動・思惑などの解析・評価などは、哲学として最も力の出る分野なのでしょうね。しかも、良いことかどうかわかりませんが、何時までも
<哲学は問い続けるでしょうね。>
うれしいことに?哲学の種はつきじ。
No.9
- 回答日時:
#2さんの
科学によって作成された法則なるものは、時代によって更新されません。ガリレオのピサの斜塔での落下実験、アルキメデスの原理、ニュートンの引力の発見など、実験で確認された法則は今も変わりません。
一方哲学の見出した”問い”というものは普遍的であり、時代によって取って代わられるという事がありません。で、
哲学の見出した”問い”というものは言葉で構成されています。言葉は時代によって変わるし、意味も変わります。また、他言語に翻訳されたときも変わります。デカルトの「我思う故に我あり」はデカルトがフランス語で書いた書物がラテン語へ翻訳された際、翻訳者が勝手に付け足した文言です。しかし、科学と同じように、命題と対偶の関係や背理法のように数学で正しいと証明されている法則があります。
ご回答ありがとうございました。
1.<科学によって作成された法則なるものは、時代によって更新されません。>
2.<哲学の見出した”問い”というものは言葉で構成されています。言葉は時代によって変わるし、意味も変わります。>
科学と哲学の差がありますね。
No.7
- 回答日時:
科学の特色は、「法則」と言うよりは「再現性」のように思います。
いろいろな法則が発見されても、「再現性」が確認されなければ、
価値を認めてもらえません。
詰まり、世界中のどの方でも、一定の条件を満足すれば、法則に則った
結果が、得られると言うことです。
哲学は、「再現性」が有りません。
例えば、非常に素朴な哲学的疑問であっても、それは個人の頭の中で
構築されたもので、「再現性」は有りません。
「哲学の対象は、人間、自然、神」と指摘された方が居ますが、
成る程、と思います。
人間も自然も神も、考えようとする方個人の環境で、答えが全く違うのでは
ないか、と思います。
中東で考える事と、日本で考えることは全く異なるように思います。
民族、言語、環境、価値観、そういったあらゆるものが異なる人間が、
「人間、自然、神」について考えても、答えは異なるのが自然です。
哲学は、徹底的に「個人的」であり、個人の数だけ存在します。
人間は、それに「普遍性」を持たせようとしますが、その途端に、
嘘になる。
「普遍性」を与えようとする作業は、重要な部分を「捨てる」ことでもあります。
取り分け、哲学でそれをやると、無味乾燥の価値のない殻だけが残る。
西欧哲学を有難がって崇拝する頭の良い方々は、民族、言語、環境、価値観、そして
時間と宗教の壁を超えて、本当に価値が解るのか、と思う。
私が考える「哲学」は、極めて個人的なもので、他の方にとっては、
全く「再現性のないもの」です。
早速のご回答ありがとうございました。
質問の核心に回答して頂きました。
<科学の特色は、「法則」と言うよりは「再現性」>ですね。
<哲学は、「再現性」が有りません。>ですね。(逆に、再現性のない領域を
担当せざるを得なくなってきている、のでしょうね)
<非常に素朴な哲学的疑問であっても、それは個人の頭の中で
構築されたもので、「再現性」は有りません。>
したがって、<「哲学の対象は、人間、自然、神」>に逃げ込む(失礼)しか
ないのですね。
哲学に一回限りでなく普遍性を求めよう(求めた)とすることは、<本当に価値が解るのか、と思う。>ですね。
このご解答を通して、深く考えることができました。
No.5
- 回答日時:
>一方、哲学にはそれに相当するものは何でしょうか?
哲学博士(Doctor of Philosophy)が、欧米の学位では最高位ですが、哲学が「万人(ほとんどの)が認める「法則」」を不要とするものではありません。哲学も他の学問も「法則」の発見と言う意味では同じです。
例えば、工学も哲学も法則の発見です。ただ、その法則を探求する方向性が違うだけです。
工学博士は英語でDoctor of Philosophy in Engineeringと呼びます。
世の有名な哲学者も、社会科学的な法則の発見をした人たちです。
例えば、グロティウスは戦争における法則を発見し、国際法の始まりとなる概念をつくりました。
勿論、マルクスのように、法則を発見したと思い込んで実際はただの宗教を作り出したというような哲学者もいますが。
早速のご回答ありがとうございました。
<哲学も他の学問も「法則」の発見と言う意味では同じです。>ですね。
<世の有名な哲学者も、社会科学的な法則の発見をした人たちです。>ですね。
<マルクスのように、法則を発見したと思い込んで実際はただの宗教を作り出した>のですね。なぜ世界を結果的には騙すことができたのでしょうか?(もちろん、科学でいえば天動説も同罪ですが)
No.4
- 回答日時:
哲学の問いは普遍的ではありません。
哲学の対象は、人間、自然、神ですが、
人間と自然は科学に浸食されて
見る影もありません。
哲学の目的は真理の探究と人生の指針を
示すことです。
しかし、真理の探究なら、科学の方が
はるかに優れています。
従って、哲学に残されているのは
人生の指針を示すことになると、思われます。
早速のご回答ありがとうございました。
<哲学の問いは普遍的ではありません。>なのですか。私はてっきり、問いは普遍的だが、答えは(その時代やその場所に合った)特殊的と思っていましたが。
<真理の探究なら、科学の方がはるかに優れています。>ですね。
やせ細ってきているが、<哲学に残されているのは人生の指針を示すこと>なのですね。遡って、人生の指針こそは特殊的と思っています。
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