10代と話して驚いたこと

玄武岩質熔岩の火山灰には鉄分や灰分などの地質学上の塩基が含まれていると聞きますが、どれぐらいの量が含まれているのでしょうか。

A 回答 (1件)

玄武岩を噴出した火山にもよりますが,例えば産業技術総合研究所で配布している玄武岩の標準試料は,



JB-1
SiO2 52.37%
TiO2 1.32%
Al2O3 14.53%
Fe2O3 8.99%
MnO 0.15%
MgO 7.71%
CaO 9.25%
Na2O 2.77%
K2O 1.43%
P2O5 0.26%

その他,微量成分として例えばCrが425ppm,Niが133ppm,Vが211ppmなど含まれていますね.

火山灰はガラスが多く,厳密には火山岩としての玄武岩よりも鉱物に入りづらい元素(Si,Fe,Na,K,Pなど)濃度がやや高くなっている可能性はありますが,基本的にはこんな感じではないでしょうか.

また,顕微鏡で見てみて,ガラスが褐色を呈していればより鉄分に富んでおり,無色に近ければあまり鉄を含まないガラスである可能性はあります.
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/27 00:02

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