これ何て呼びますか

メダカでは雌の場合、生殖細胞の形成から胚発生に至る一連の過程で、
染色体数の変化が重要であり、二倍体から一倍体へ変化する減数分裂の
第一分裂の時期と、一倍体から二倍体へ変化する受精の時期とがある。

「二倍体から一倍体へ変化する減数分裂の第一分裂の時期」というのが
理解できないのですが、減数分裂の第一分裂ならば、四倍体から二倍体に
なるのではないでしょうか。
二倍体から一倍体へ変化というのは減数分裂の第二分裂のように思うのですが。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

核相とDNA量を混同していませんでしょうか。



核相は父方と母方の染色体を何セット持っているかということです。相同染色体を何種類持っているかと言い換えても同じです。

単相(n)は1セット。または,相同染色体が1種類。
複相(2n)は2セット。または,相同染色体が2種類。

細胞は,体細胞でも減数分裂でも間期のS期にDNAを複製し,DNA量は倍になりますが,相同染色体の種類は増えませんよね。染色体が縦裂したものを染色分体といいますが,これは全く同じコピーですから倍には数えません。

減数分裂の第一分裂では二価染色体が分離します。つまり,相同染色体を分けますので,2n→nと染色体数が半減したことになります。

第二分裂は単相世代の体細胞分裂と基本的に一緒で,核相や染色体数は変化しません。

核相をn,DNA量を(D)で表すと次のようになります。
体細胞分裂
 2n(4D)→ 2n(2D)×2
減数分裂
 2n(4D)→ n(2D)×2 → n(D)×4

参考URLもご覧ください。

参考URL:http://www.fujijuku.net/biollec/14.HTML
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この回答へのお礼

>核相とDNA量を混同していませんでしょうか。
混同してたというか、混同してることにさえ気付いて
なかったので、ご指摘いただいて、初めて気付いたと
いう感じです。
そこをズバリ突いた素晴らしいご回答でしたので、
とてもわかりやすかったです。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/14 07:54

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