プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家にカワイのグランドピアノがあります。

1年に2度ほど、調律師さんに調律していただくのですが・・・。困ったことに、1週間もすると音が狂ってしまうのです。
最初は再度来ていただいて調律し直していただいたのですが、そう頻繁に呼んでいては、こちらの懐が持ちません。
そんなわけで、今は「気持ち悪いな~」と思いながら弾いています。普通に聴く分には分からない程度の狂いかもしれませんが、私は絶対音感があり、どうしても気になってしょうがないのです。

調律師さんは「部屋の温度やエアコンによる湿気が問題」「体調が(調律師さんの)よくなかったからかも」「ピアノのクセがある」「理由がわからないこともある」とおっしゃっていました。

ピアノの部屋は防音室仕様になっております。
湿気も温度もかなり気をつけております。
レッスンに使用しており、1日数時間弾く日も多く、やはり使用頻度の高い鍵盤に狂いが生じています。

今来ていただいている調律師さんはこの道20年以上のベテランの方なのです。
でも、もう1つあるアップライトの調子も調律していただいてから悪くなってしまい(中で音が反響しているような感じになってしまい、もう一度調律していただいても直りませんでした)私としてはこの方にずっと御任せしていいのか、分からなくなっています。
一生懸命やって下さる方なのですが。

このような場合、どうしたら良いのか、どうか御指南下さい。

A 回答 (3件)

調律師ではないんですが、一般的な話として・・・



調律のピンを何度も回していると当然ゆるんできます。ピンが緩むと、弦もすぐに緩んでしまいます。

ピンがゆるむ原因は、当然ピアノが古くなるとピンとピンを打ち付けている穴が磨耗してゆるくなってきます。

また、調律の人の癖というか・・・調律の為に人一倍ピンを回す人はピンがはまっている板の穴を磨耗させる時期が早まってしまいます。

ただ、グランドピアノを持っている方ならたまにホールで演奏会をされると思いますが、ちゃんとしたホールなら毎回演奏会のたびごとに調律をしなければならないことになっているのが普通です。先週調律したホールのピアノだから今回使う人が調律しないでも充分だとはならないんです。

要はどんなに正しく調律しても微妙には音がずれてくるのは仕方ない事なんです。ただ、絶対音感と言うほど微妙な音程の違いがはっきり分かってしまうとそういった点では辛いと思います。

実際にある調律師の人は、音程について厳しい耳をしているために、仕事を離れた場所でさえコンサートの時に音程の微妙な違和感がぬぐえず演奏が楽しめないと言う人さえ結構おられます。

なので、これも微妙な問題なのですが、調律してもらったのに、音程のずれがすぐに気になって調律の人に何回も来てもらって、音程のずれを修復するためにピアノの調律ピンを頻繁に回す機会が増えると、かえってピンとピンがはまっている穴を磨耗させてしまうのでピンがゆるくなり、調律がすぐにずれてしまうピアノになってしまう危険さえあります。この点は注意してください。
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この回答へのお礼

お答え、どうもありがとうございます。
分かりやすく詳しく教えて下さったので「なるほど~」と思いました。
優しいお心遣い、ありがとうございました。

私にはとても好ましいタッチと音色のピアノで、高価なものではありませんが宝物です。
少々の狂いは気にせずピアノを大事にしてあげた方が良さそうですね。

あまり耳を音に集中しないようにして(できるかな)楽しく弾きたいと思います!

お礼日時:2004/11/15 19:30

調律師ではありませんが、質問させて下さい。


そのグランドは作ってから(購入してから)何年経っていますか?

この回答への補足

1979年製造です。

どうぞよろしく御願い致します。

補足日時:2004/11/16 21:27
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補足をいただきまして有難うございます。



ということは、25年経っているということですね。
温度・湿度管理もなさっていて、調律もきちんとされているのにそこまで狂うというのは、ピアノ自体がやはり古くなってきたということではないでしょうか。

趣味ではなくお仕事(レッスンをされておられる)で使われているとのことですし、その場合色々なタッチの方がそのピアノで弾くわけですので、一人が弾いてその年数が経つのとは違い、疲弊するのが早いと思います。
アップライトは構造上の違いから更に負担が掛かります。

音の狂いがあまりにも感に触るようでしたら、オーバーホールに出して、中のアクション一式を取り替えるという事も選択肢の一つとしてあります。(古いベーゼンドルファー等ですとオーバーホールをする事が多々あります)
しかしながらコストの点で日本製のピアノにそこまで掛けるよりは、条件が整えば新品を一台用意した方が理にかなっていると思われます。

調律師の方もハッキリとは言い難い事柄だと思います。(でも言ってくれた方が楽ですけどね)
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この回答へのお礼

丁寧にお答え下さり、どうもありがとうございます。

このピアノは人より譲り受けたお品です。あまり弾いていなかったそうで、状態は良かったのですが、やはり年でしょうか。
4年前に浜松の販売元で綺麗に修理されてから、我が家に来たピアノですので、修理が必要なほど悪くなっている部分があるとは思いにくいです。
またもしそのような状態でしたら、調律師の方が私にお話下さると思います。(何でもおっしゃる方です・・・)

ただほとんど毎日レッスンで使用しているのですから、疲弊が早いというのはおっしゃる通りだと思います。

やはり新品ということになるのでしょうか。
今日から貯金しなければなりません。(笑)

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/11/17 12:07

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