プロが教えるわが家の防犯対策術!

下記の文章と図を見つけた。
各原発の使用済燃料棒の保管場所が、再稼働した場合、あと何年もつか?を示している。
しかし、いつの記載かがわからない。2010年時点?
1年後に福島原発事故が起こり、関電や九電や四国電力はその後再稼働をしており、その年数はもっと縮まっているはず。

多くの原発は、あと5~6年しかもたない?
・東海第二:あと2.3年
・柏崎刈羽:あと3年
・浜岡:あと6.5年
・美浜:あと6.4年
・大飯:あと6.1年
・高浜:あと5.7年
・島根:あと5.8年
・川内:あと8.8年
・玄海:あと3.4年
・伊方:あと7.8年

現在の最新のDataは?
4兆円もの追加の安全化対策をして、原発が再稼働しても、5~6年で、自動的に、多くの原発は再稼働できなくなる?

政府の計画によれば、2030年で総発電量の20%を原発で発電する事になっているが、
しかし、使用済燃料棒を保管する中間貯蔵施設をすぐにでも大々的に建設を開始しないと、不可能なのでは?
できるのだろうか?
政府の計画は、最初から実現しない嘘の計画?
口先だけの先送りか?


◆各原発の使用済燃料棒の保管場所が、稼働した場合、あと何年もつか?
北海道電力 泊(とまり) 350〈あと13年〉
日本原子力発電 敦賀(つるが) 580〈あと7年〉
日本原子力発電 東海第二(とうかいだいに) 370〈あと2.3年〉
北陸電力 志賀(しが) 120〈あと11.4年〉
関西電力 美浜(みはま) 360〈あと6.4年〉
関西電力 大飯(おおい) 1350〈あと6.1年〉
関西電力 高浜(たかはま) 1160〈あと5.7年〉
中国電力 島根(しまね) 370〈あと5.8年〉
九州電力 川内(せんだい) 850〈あと8.8年〉
九州電力 玄海(げんかい) 750〈あと3.4年〉
四国電力 伊方(いかた) 550〈あと7.8年〉
中部電力 浜岡(はまおか) 1090〈あと6.5年〉
東北電力 女川(おながわ) 390〈あと6.7年〉
東京電力 福島第二(ふくしまだいに) 1820〈あと2年〉
東京電力 福島第一(ふくしまだいいち) 1130〈あと1.9年〉
東京電力 東通(ひがしどおり) 60〈あと5.7年〉
東京電力 柏崎刈羽(かしわざきかりわ) 2210〈あと3年〉
六ヶ所村・再処理施設 2800トン(94.5%)



◆中間貯蔵施設の建設コストはいくら?
1.9兆円?
もっとかかる?

政府によれば、原発の発電コストは火力よりも安いことになっているが、大嘘なのでは?
◆ランニングコスト
米国の原発の発電コストはランニングコストだけで、ガス火力の2.5倍、太陽光や風力の3倍も高くなっている。地震/津波国の日本の原発のコストは、安全化のために米国よりもはるかに高いはずでは?
◆核廃棄物
核廃棄物の地層処分は、たとえ米国ではできても、地震列島の日本ではできないのでは?
現在の人類の科学技術では、地震列島の日本で、百万年~億年の地層の安定を証明する事などできない。
地層処分ができないなら、百万年以上の隔離管理作業が必要になるので、核廃棄物の将来コストは想像を絶する恐ろしい巨額の費用になる。
もし原発を再稼働すれば、年間当たり数十兆円づつ損失が発生し続ける?

危険性においてもそうだが、経済性においても、原発の再稼働とは、まさに「国家ぐるみの犯罪」と言っても良いのでは?



『使用済燃料棒は毎年1000トン、もう保管場所がない』 
http://www.otsukishoten.co.jp/files/genpatsu70-7 …

 「右の日本地図は、日本の原発内にある使用済燃料棒の量と、貯蔵プールがあと何年でいっぱいになるかを表している。

 使用済核燃棒は、原子炉建屋内の貯蔵プールで数年間冷やされる。そのプールがもういっぱいなのだ。棚の間隔を狭くするなどして貯蔵能力を増やしてきたが、狭くし過ぎると危険が伴う。原発が動き続ければ、毎年発生する使用済核燃料1000 ~ 1200トンの行き場がなくなる。

 六ヶ所村の貯蔵量も2010年ですでに94.5%である。

 使用済燃料棒は、崩壊熱を発生させるので、水を循環させて冷やし続けなければならない。福島第一原発・4号機は、地震発生時、定期点検中だったので原子炉には核燃料がなかったにもかかわらず、水素爆発が起きた。貯蔵プールの冷却水が循環できなくなり、冷やせなくなったために、水が高温になって蒸発し、燃料が露出して、水素が発生して爆発した。

 使用済燃料棒は、冷やされたあと再処理工場へ送られる。そこから出る高レベル放射性廃棄物は、ガラス固化され、30 ~ 50年たって、放射能が少なくなってから、深さ300m以上の地下深くに埋める。

 低レベル放射性廃棄物のうち、液体は除染後、海に放出される。固体はドラム缶に入れて、セメントで固め、深さ4m以上の土中に埋めて300年間管理し続ける。こうした処分方法は決まっているが、高レベル廃棄物を埋める場所は見つかっていない。高レベル廃棄物は世界に約25万トンもある。

 日本は、使用済燃料棒の再処理をほぼフランス・イギリスに委託してきた。
フランスからは、再処理後のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)1310本が戻ってきている(契約終了)。イギリスからは、2010年から10年かけて計850本が返還される計画である。」



『中間貯蔵施設:1.9兆円!再稼働で増える使用済み核燃料棒で増設要』
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/e …

「H16年1月の電事連のレポート「使用済み燃料輸送費用・中間貯蔵費用について」によると、
中間貯蔵施設の金額は、「1兆9千億円」となる。

※中間貯蔵施設
使用済み燃料を再処理する前に一時的に保管する施設。
各原発の核燃料プールがもう一杯になっており、原発を再稼働するなら、中間貯蔵施設の建設が必要になっている。」



『インタビュー:原発は国家ぐるみの粉飾決算=吉原・城南信金理事長』2014/4/18 ロイター
https://jp.reuters.com/article/l3n0na1au-intervi …

 「原発のコストの方が低いという人で、いやしくもビジネスマンや経済に携わる者ならば、会計の原則ぐらい勉強していただきたい。コスト計算には、直接原価と間接原価があり、そこで総合原価計算が行われる。原発は、今あるウランを使うだけならば直接原価は低い」

「では、その結果の間接原価はどうなのか。将来の廃炉費用や、使用済み核燃料の保管料や処理費用、工事費や人件費、地代がカウントされているのか。カウントされていない。われわれは今、時価会計で、将来に発生するキャッシュフローをすべて現在価値化し、負債計上している。原発にはそれが入っていない」

「1回事故が発生したら、天文学的なコストがかかる。貸し倒れ引当金の積み立ての考え方を入れれば、とんでもない引き当てを積まなければならない。これは、不採算というのではないか。国家ぐるみの壮大な粉飾決算だ」


「『使用済燃料棒は、もう保管場所がない !」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    <なぜ宇宙に使用済み核燃料を捨てないのか?>

     「費用と安全性の問題から,全く現実的じゃないから。
    例えばH-IIAロケットは,
    低軌道にものを打ち上げる場合は10トンくらい,もっと上空の静止軌道に打ち上げる場合は4トン,地球の重力圏外だと2.5トンしか持っていけません
    一度に2.5トンしか宇宙空間には捨てられない.
    さらにロケットの打ち上げに失敗した場合は放射性物質が広範囲にばら撒かれる危険性があります.」

    ◆打ち上げ費用
     「H-IIAロケットの場合・・・ 打ち上げ費用は構成によるが、約85億円 ~ 120億円」

    ◆日本の核廃棄物の量
    ・使用済み核燃料=1万7000トン
    ・高レベル核廃棄物=2167 本×500kg(H26年4月)
    ・プルトニウム=約40トン
    ・低レベル核廃棄物=原発1基あたり50万~100万トン×54基+α
    (※低レベルでも10万年の隔離管理が必要?)


      補足日時:2018/11/28 22:20
  • <なぜ使用済み核燃料の海洋底投棄ができないのか?>

    ロンドン条約で国際的に禁止されている。

     「これまでに検討された処分方法として、海洋底処分があります。これは、廃棄物を海洋に投棄し、深海底の泥の中に埋めることで、地上や海中の環境から隔離しようとする処分方法です。これにより、深海底の堆積物が放射性物質を吸着し、さらに広い海の膨大な海水により希釈されると考えられます。しかし、海洋底は科学的に明らかになっていないことが非常に多く、不確実性が大き過ぎるため、現在、適切な処分方法とは考えられていません。こうした状況から、高レベル放射性廃棄物を海洋に投棄することは、ロンドン条約で国際的に禁止されています。」


    <地層処分>
    地震列島の日本では、地層処分はできないし、決してしてはいけない!
     『高レベル放射性廃棄物の処分について 』平成24年9月11日 日 本 学 術 会 議


    「『使用済燃料棒は、もう保管場所がない !」の補足画像2
      補足日時:2018/11/29 18:11

A 回答 (4件)

<なぜ使用済み核燃料の海洋底投棄ができないのか?>



ロンドン条約で国際的に禁止されている。

笑止!
パリ協定や京都議定書、身近では消防法のように罰則のない決まりは誰も守らないだよ!!
バカヤロー、目を覚ませ。
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>コンクリート詰めにして日本海溝へ落とせばよい


それもいい案ですね
私の案は、宇宙のかなたに捨てればいい
何億光年と永遠に遠ざかるわな。
今でもその技術はあるが より安定させるために もう少し後でもいい

海でも空でも 捨て放題だね
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主題と本文の関係が良くわかりません。


福一原発事故は、全原発停止に追い込み、結果として使用済燃料の発生を抑えています。

政府の目的は原発むら(利権)の維持です。
原発事故が起こっても、責任不在で、その時代の国民が負担すればよい、
という事例を作ったので、問題ありません。

単に、人の意見を集めて掲示するだけでは、
問題提起にはなりません。
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使用済燃料棒は、もう保管場所がない !ことはない。


コンクリート詰めにして日本海溝へ落とせばよい。そこでは、竹内均の言うプレートが地球内へ沈んでいるのだから、後1万年もすれば
全て、地球の内部に飲み込まれます。日本の周りを中国、ロシアやアメリカがうろついている目的はそれかも知れませんよ!おーほほほー
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