ゆるやかでぃべーと タイムマシンを破壊すべきか。

擬人法と換喩と無生物主語の違いがわかりません。 どれも同じように思えます。何をもって判断したらいいのでしょうか?
センター過去問をやっていると評論や小説の最後の方にしばしば表現法を聞いてくる設問があります。そこで〇〇は擬人法で表されている とあって、合っていると思いましあが答えは「これは擬人法ではなく換喩である」「擬人法というよりは無生物主語である」などのパターンが多く、困りました。


たとえば


花が笑う
パトカーにつかまる
自然が僕を後押しする

これは
擬人法
換喩
無生物主語
らしいのですがどう違うのでしょうか

A 回答 (4件)

定義を再確認してみます。



「擬人法」
人間以外のものを人間に見立てて表現する修辞法。「鳥が歌う」「風がささやく」の類。

「換喩」
比喩法の一。ある事物を表すのに、それと深い関係のある事物で置き換える法。「青い目」で「西洋人」を、「鳥居」で「神社」を表す類。

「無生物主語」
無生物が主語である構文のうち、英語では自然だが、それに直訳的に対応する日本語の表現が不自然になるもの。

1.花が笑う(擬人法)
・花を『人間に見立てて表現』している。
(換喩)それと関係の深い『ある事物』を表わすために「花が笑う」と表現したわけではない。
(無生物主語)『直訳的に対応する日本語の表現』が不自然になるわけではない。

2.パトカーにつかまる(換喩)
・警官を表わすのに、『それと深い関係のあるパトカー』で置き換えている。
(擬人法)パトカーを『警官に見立てて』表現しているわけではない。
擬人法のようにも見えますが、「つかまる」の主語は被疑者なので、「つかまる」という行為自体は警官(パトカー)の行為ではないので該当しないのかもしれません。
「パトカーが犯人に体当たりした」などなら擬人法になるかと。
この点についてはちょっと自信ありません。
(無生物主語)『直訳的に対応する日本語の表現』が不自然になるわけではない。

3.自然が僕を後押しする(無生物主語)
・『英語では自然だが、それに直訳的に対応する日本語の表現が不自然になる』
以前、流行った表現で、Nature calls me. というのがあります。
英語では普通に使われる表現のようです。
しかし、日本語にすればほとんど意味不明。
(擬人法)の場合、こうした要素は含まれない、ということだろうと思います。
(換喩)ある事物(トイレに行きたいこと)を表すのに、『それと深い関係のある事物』で置き換えているわけではない。

色々書きましたが、答えがわかってなければ正解できたかは極めて疑問と感じました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/10 09:01

笑う→意に猫も笑うらしいが、明確に受け取れるのは人


捕まえtのは→お巡りさん
後押しするのは→自然が(主語)、言い換え(すり替え)ではありませんね、後押しは人に限りませんね、車で車を後押し。
電柱が寝ている→寝るのは人に限りません、言い換えでもありません、電柱は無生物、「が」主語ですね
>擬人法
換喩
無生物主語
という言葉の知識はあるが、その意味・内容を理解できていないから、区別できないだけ。
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それらはその答えを書いた人の個人的解釈ですから区別の基準とするのは誤りです。


「山笑う」俳句の季語。
「パトカー(の交通係の警官)につかまる」省略。
「自然が僕を後押しする」詩、あるいは英語では「トイレに行きたい」
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例文があげてあって、いい質問です。



1.「花が笑う」。花が美しくパーッと開いた様子を人間の笑うのに喩えたものです。俳句の季語に「山笑う」というのがありますが、同趣の言い方です。
2.「パトカーにつかまる」「パトカー」が人間の動作をするはずがないので、パトカーに乗った警官に捕まったのです。詳しく言わなくても分かるので途中を省略したいいかたです。
3.「自然が僕を後押しする」自然という無生物を主格に据えて表現した言い方。「雲が流れる」も同じです。これを「擬人法」と言ってもかまいません。

 要するに、この三つがそれぞれ独立して区別・対比されているわけではありません。この設問で、三つに分けられただけです。
1.は擬人化であると同時に、無生物主語の例でもあります。2.は受身形ですから主  語には成りませんが、「パトカーが犯人をつかまえた」だったら無生物主語になるわ  けです。
2.を「換喩」と言っていますが「換喩」とは、
『修辞法の一つ。ある事物を表現するのに、それと深い縁故のあるもので置きかえる法。角帽で大学生を、鳥居で神社を、弓矢の道で武道を表わすなどの類。』ということ。
 一般に「比喩」を分類すると、 直喩(明喩)・隠喩(暗暗)・諷喩の三種(日本大百科全書)しか言わず、「換喩」などあまり触れられません。
 と言うことで、その場で、より適切なものを判断し、解答するしかありません。
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