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スイッチON直後コイルに電流は流れない

電流が流れてなければ自己誘導起電力も発生しないはずではないでしょうか?
上手く理解できません。

A 回答 (3件)

スイッチON直後から(例えば)1秒後までの電流の変化を見なければなりません。


この変化で自己誘導起電力が発生します。
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誘導起電力に関係するのは、電流の大きさではなくて電流の変化量です。


ある瞬間に電流0でも、電流が変化するなら誘導起電力を生じます。
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「ニワトリが先か、タマゴが先か」というような議論です。



(a) 電流による磁界は、「電流の変化」によって発生します。磁界の大きさは電流の変化率に比例します。
ということは、電流が 0 から有限の値に変わった瞬間には、電流の変化率は「無限大」ですから、発生する磁界も「無限大」の大きさです。

(b) 磁界が変化すると、電磁誘導により誘導起電力が発生します。起電力の大きさは、次回の変化率に比例します。
ということは、磁界の大きさが 0 から有限の値に変わった瞬間には、磁界の変化率は「無限大」ですから、発生する誘導起電力も「無限大」の大きさ、つまり「自己インダクタンス」の大きさは「無限大」になります。

(c) 「自己インダクタンス」が無限大なら、電流は流れません。

あれ? (a) で「電流が流れた」が起因事象なのに、(c) ではその結果「電流が流れない」ことになる?
質問者さんがおっしゃる「スイッチON直後コイルに電流は流れない」というのは、これを言っているのだと思います。

実は、(a)→(b)→(c) は瞬時に起こる分けではなく、ファラデーが考えてマクスウェルやアインシュタインが通り「時間遅れを持って、近接作用として伝わる」のです。
最初(a)で電流が流れ始め、自己インダクタンスが 0 であれば突然「無限大の電流が流れる」(実際には「抵抗」が直列に入っていると思うので、その抵抗で決まる電流)ところが、一定の時間遅れをもってその電流に整定するようになる、という過渡変化をするのです。

「微分」という考え方ができれば理解できると思うのですが。
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