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NHK総合「チコちゃんに叱られる!」の12/7の放送(12/8再放送)で、
血液型は赤血球に付く糖鎖の末端にどういう糖がつくかの違いであると説明がありました。
具体的には、末端のガラクトースにN-アセチルガラクトサミンが付くとA型、
同じくガラクトースが付くとB型、
N-アセチルガラクトサミンとガラクトースが付くとAB型、
末端に何も付かないとO型とのことでした。(放送時のイラスト参照)

ところで健康診断では、糖代謝検査として血糖値とHbA1cが測定されますが、
HbA1cは赤血球の中のへモグロビンのブドウ糖化(グルコース化)の程度を
%で表していると理解しています。

Wikipediaによると、赤血球は表面にある赤血球膜と内部の細胞質に大別でき、
ヘモグロビンは細胞質の主要構成要素ということなので、
(1)前述した血液型の糖は、赤血球膜に付く糖鎖および末端の糖の話であり、
(2)HbA1c(糖化ヘモグロビン)でいう糖は、細胞質の糖の話、
という理解で正しいのでしょうか?

Googってもネット上の情報に、
ヘモグロビンの糖化のイラストらしきものや説明が見当たらないもので。
ご存知の方、教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

「ヘモグロビンの糖化について」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 放送時の画面キャプチャをもうひとつ添付します。

    「ヘモグロビンの糖化について」の補足画像1
      補足日時:2018/12/29 16:21

A 回答 (5件)

HbA1c がどのようなものかって検索してみたけどあんまり出てこないね~. 単に「ヘモグロビンにグルコースが付いたもの」で終わってるパターンが多い.... 細かい話を調べてみたら


https://double-cradle.jp/diabetes-mellitus-knowl …
というのが見付かった.

そこに (そして実は日本語版の Wikipedia にも) 書いてあるように HbA1c は HbA の β鎖 N末端にあるバリンとグルコースが反応しているものなので, Wikipedia の図にある R は「β鎖のうちバリンのアミノ基を除いた全部」です.

ちなみに「血液型」とはいうものの血液以外からも検出できる「分泌型」という人もいて, 実際にはこちらの方が血液からしか検出できない「非分泌型」よりも多数だったりします.
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この回答へのお礼

ありがとう

Tacosan さん、追加情報ありがとうございます。

> HbA1c がどのようなものかって検索してみたけどあんまり出てこないね~.
そうなんです。イラストみたいなものも見つからなくて。

> https://double-cradle.jp/diabetes-mellitus-knowl
こちらのサイトの情報、いろいろと勉強になりました。
教えていただき感謝です。

執筆者はお医者さんではなく緩徐進行1型糖尿病の方のようですが、
いろいろなことが分かりました。

・ 糖化へモグロビンの略語がなぜHbA1cなのか?
A1a~A1dまであったんですね。
へモグロビン【A】の糖などが結合した微量成分(【1】)のうち、
ヘモグロビンAのβ鎖N末端にグルコースが結合(【c】)したもの
とのこと。

・ HbA1c (JDS) とHbA1c (NGSP) とになぜ差があるのか?
  差は0.4ではないのか?
定義の話は置くとして、
一般的にNGSPへの換算は+0.4といわれていましたが、
私の健診結果推移グラフでは、
過去のJDS値5.6がNGSP換算で5.9となっていて、?と思っていました。
より正しくは、HbA1c (NGSP) [%] = 1.02 × HbA1c (JDS) [%] + 0.25
だったのですね。四捨五入で5.9で納得です。

"HbA1cが直近1~2か月の平均的な血糖レベルを反映"のエビデンス、
の紹介なども勉強になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2018/12/30 21:43

糖化へモグロビンの略語がなぜHbA1cなのか?


ではありません。A1a~A1dの4種類ですがA1cが一番多いのでA1cを代表値としたのです。4種類も測定するのは面倒だからです。利益が減ります。 糖化へモグロビン説にはいくつが謎がありますが、誰も説明していません。
なぞ1.HbA1cの分子構造を明らかにしない。
なぞ2.αタンパクにも末端アミノ基があるのになぜグルコースの異性体のアルデヒド基と脱水縮合反応をしないのか。
なぞ3.βタンパクの末端アミノ基とグルコースの異性体アルデヒド基が脱水縮合反応をするのなら、酒のエタノールが
    肝臓で分解される際出来るアセトアルデヒドと同じ反応をするはずだが、それはどうでもいいのか。
なぞ4.HbA1cはβタンパクとグルコースの異性体アルデヒド基が脱水縮合反応したものとすると、化学の教科書にあるよう    に、その反応は非常に早くて酵素などいりません。1日間でもスイーツを腹いっぱい食べると24時間近く高血糖に
    なり、多量のHbA1cができます。赤血球の寿命は約120日です。この間に血糖値は正常でも(スイーツを食べた日を
    除いて)HbA1cの値は高いままです。なぜ、HbA1cは数か月間の血糖値の平均を表すのか。
なぞ5.そもそも高血糖は何故いけないのか。グルコースは脳、肝臓で代謝のため多量に消費されます。高齢者は脳、肝臓の    代謝が低下していると思われるので、より多くのグルコースが必要と考えられます。血糖値は少年から高齢者まで
    一律に線引きする根拠は何か。認知症の人が増えているのはこの線引きが原因かもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとう

konjii さん、再びありがとうございます。

> 糖化へモグロビン説にはいくつが謎がありますが、誰も説明していません。
なぜなんでしょうか?

> なぞ1.HbA1cの分子構造を明らかにしない。
う~む。

・ 説明すると不利益になる(今の説のままの方が恩恵を受ける人がいる)?
・ そもそも立証がむずかしい? ← これは konjii さんがご指摘のような
 「なぞ」にひとつひとつ答えていくことで、
 少なくとも傍証データが積み上がっていく気がしますが。

専門外のため、きちんと応答できずに申し訳ありません。

お礼日時:2018/12/31 11:04

#1さんに以下を加えさせて頂きます。


赤血球は細胞で骨髄から生れ出たときには既に細胞表面に糖鎖が付いています。赤血球の内部には鉄を含む赤いタンパク質ヘモグロビンが充満しています。最初はヘモグロビンのα、βタンパクにはグルコースはついていませんし、それ以後もグルコースが付くことはありません。グルコースは立体構造の異なる2つの異性体へ変換する際、酸素を1つ含む6員環を開裂します。解列した状態の末端にアルデヒド基があって、このアルデヒド基とβタンパクの末端のアミノ基が反応するとされています。βタンパクの末端へ付いた状態では、もはやグルコースの形をしていません。このような反応が生体内で起きていることを確認した人はいません。もし反応していればβタンパクの分子量は (180.156 ー18(水の分子量))分増えているはずです。
島津の田中耕一博士の作ったマススペクトルで測定すれば一目瞭然でしょう。なぜしないのでしょう?不思議です。
たぶん、”講釈師見てきたような嘘をつき”の類とおもいます。
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この回答へのお礼

ありがとう

konjii さん、情報ありがとうございます。

> 最初はヘモグロビンのα、βタンパクにはグルコースはついていませんし、
> それ以後もグルコースが付くことはありません。

> βタンパクの末端へ付いた状態では、
> もはやグルコースの形をしていません。

本当のところはそうなんですか・・・・・
だから、明瞭な説明やイラストが存在しないのか?

お礼日時:2018/12/30 22:00

https://en.wikipedia.org/wiki/Glycated_hemoglobin
に反応機構っぽいものはあるね.
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この回答へのお礼

ありがとう

Tacosan さん、
回答をお寄せいただきありがとうございます。

ja.wikipedia.orgのヘモグロビンA1c(糖化へモグロビン)には載っていませんでしたが、
en.wikipedia.orgには確かに反応機構っぽいものが載っていますね。

R-(アルキル基?)の部分がヘモグロビンなのでしょうか?

お礼日時:2018/12/30 01:03

ヘモグロビンはα2つβ2つの4つのタンパク質からできています。

この際これは全く無関係ですが「面倒だ」と思ってくれれば充分です。つまり血液型を決める「糖タンパク」が付く部分と、糖尿病かどうか決める糖の付く部分とは「まるで無関係」なのです。
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この回答へのお礼

ありがとう

doc_somday さん、
早速回答をお寄せいただきありがとうございます。
「まるで無関係」、やはりそういうことなのですね。
採血した血液から赤血球を取り出し?て、
糖尿病かどうか決める糖の付く部分の量(比率?)だけを測定できるなんて
すごいですね。

お礼日時:2018/12/29 22:24

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