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No.1
- 回答日時:
憲法というのは、国家権力を規制する
法です。
だから、憲法の人権規定についても、
国家権力を制約して、もって国民の権利を
守るものとされています。
従って、私人と私人の間には、憲法の
適用はありません。
しかし、それでは人権保障が十分で
ない場合があります。
例えば、巨大な企業が、一私人を差別する
などです。
それで憲法の規定を、私人間にも効力を
及ぼすような解釈が望まれます。
これを憲法の第三者効といいます。
解釈としては、
憲法は私人間にも直接効力を及ぼすとする説、
民法90条などを通して間接的に効力が及ぶと
する説等々、が提唱されています。
間接効力説が通説判例になっています。
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