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少し古い棋譜ですが、図の局面は、▲96歩 26歩 28歩 94歩に対して35飛と引いた所です。
複数の棋譜があるので定跡化されてるのだろうと思いますが、35飛にはどのような意味があるのでしょうか。
この局面じゃなくても、似たような局面で35飛とする実践例は多いようです。

手の流れから行くと、94歩が入っているので77桂が自然なように思うのですが、違うのでしょうか?

「青野流 42 玉型」の質問画像

質問者からの補足コメント

A 回答 (1件)

▲3五飛の意味は、ひとつは後手からの端攻めの受けを用意したことでしょう。

後手の持ち歩が二枚になると、△9五歩▲同歩△9七歩▲同桂△9六歩といった手段が生じてしまうが、この時▲3五飛型だと▲8五桂または▲8五飛と手に乗って反撃できます。また飛車に紐をつけて強い戦いを可能にする。△2三銀が飛車に当たらないように先に逃げておく。△8五飛に先んじて5段目を占拠し、将来の▲8五飛、▲8五歩の含みを作る。また桂が入った時に▲3四桂のスペースを作るといった意味もありそう。また角交換後の△5五角を消す意味もある。▲3五飛はなんともぼんやりした手だけど、含みがたくさんある有効な一手だと思います。そうして相手に手を渡して、相手の出方によって攻め筋を変えようという目論見なのでしょう。▲7七桂は、ここでは形を決めすぎなのかも知れません。
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この回答へのお礼

なるほどです、ありがとうございました。
色々な意味があるのですね。
ただ歩が欲しくて端攻めを見てるなら、26歩は打たないほうがいいような?

お礼日時:2019/02/26 16:40

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