
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
昔(平安か鎌倉時代)、紫色に布を染める染料は紫根草(紫草)の根を使っていたんだそうです。
紫根草の根には、染料以外に解熱、涼血解毒の生薬としての薬効があるそうで、本草綱目にも記載されているとか。で、紫に染めた布を病結びに使っているのは、それなりに意味のあることだそうです。
また、紫色というのは昔は高貴な人が使う色だそうで、高位な公家が身につけた冠の紐は紫色だったとか。相撲の結びの一番を裁く行司の持つ軍配の紐も紫色だったような・・・。
今は化学染料で染めているので紫色の布で鉢巻きをしてもなんの薬効もありません。気合いを入れるにはいいかもしれませんが。
No.3
- 回答日時:
偏頭痛などは、実際にこめかみの血管を少し締めることにより頭痛をなくすことはできたそうです。
現代の頭痛薬でも血管を細くして押さえる薬があります(頭痛の原因によっては逆に血管を広げる薬もありますが)脈が打つたびに痛むことってあるでしょ。このドクン、ドクンを止める訳です。私の読んだ本では、起こりはこんなところにあり、そのうちどんな病気の時も鉢巻をまくようになったのだろうということが書いてありましたが、実際にはどうでしょう。
No.2
- 回答日時:
病鉢巻といって、邪気を避けるには紫のような尊い色を巻くのがいいという俗信によるものです。
向かって右側に結び目を持ってくると「病鉢巻」、左側に持ってくると「喧嘩鉢巻」(歌舞伎の助六がこれをやっている)と言われます。紫は「江戸紫」というくらいで、江戸の特産でしたから、江戸っ子は病気でなくともこの色を好んだところから出たものでしょう。江戸時代の慣用句に「目病み女に風邪引き男」というのがあります。むかしは目の病は赤い縮緬の切れ(もみうらという)で揉むと治るとされていましたから、色白の美女が目を真赤な縮緬で抑えているのはなかなか風情がある。風引き男は江戸紫の病鉢巻をしているから、これもまた粋である。病気というのはこの二つが色っぽい、という意味です。これから見るに、庶民でもふつうに行っていた風俗のようですね。
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