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フクロウや鷲などの猛禽類は素人だとどの程度まで訓練できるのでしょうか?
例えば公園に放し飼いしても呼べば戻ってくるとかは難しいですか?

質問者からの補足コメント

  • フム、では放し飼いができるどこか広い土地!

      補足日時:2019/03/04 14:56

A 回答 (3件)

「公園に放し飼い」を許している場所などありません。

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自然界に生きる鳥類の捕獲と飼育は、法律で禁じられています。


自然界で育った鳥類は、玄人でも懐かせるのは無理です。
できうるのは、卵からかえる時から育て上げることです。
最初に目にした対象が親として刷り込まれます。

広い野原に離して呼び戻すとはいっても、玄人のやり方は、
声等で振り向かせて、手元の餌を取りに来させる、と言うやり方が殆どです。
しかし、鳥にも本能があるので、離された野原で自分で野生餌が取れれば、
もう飼い主の餌は要らないということで、戻ってこないことも考えられます。
ご参考まで。
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猛禽類は呼べば来るように訓練することはできます。

頭は良く、学習能力は高いです。
ただ、放し飼いにしたら「飼い」じゃなくてもう野生に戻ったと思ったほうがいいですね。

生き物は全部同じで、「呼ぶと来る」ということを教えられる生き物の場合、
来る理由は3つです。

・(オトナであっても)心理的に疑似母子状態にあり、母に対する従順さから
・呼ばれたら行くと何か良いことがあると学習している
・呼んだ人のことが好きである

猛禽類はこのうち、「呼ばれて行ったら良いことがある」しか通じません。
ほとんどの種では脳に人になつく、愛着を持つという機能がありません。
猛禽類にとって良いこととは食べ物が大半です。あなたを「肉を食べられる」か、「あの人間を利用して狩りをすれば獲物を仕留められる率が上がる」と結びつけて学習させることはできます。
しかし、つまりそれ以外の動機では来ないわけです。

「放し飼いする」イコールそのワシタカにとっては自力で獲物を狩れる環境ですから、あなたの呼びかけに答える理由がなくなります。
鳥にとってすら「飛ぶ」というのは非常に大きなエネルギーを費やす行為ですから、それに見合った見返りがあると思わないと数mの距離ですら飛びません。人間だって無意味に全力ダッシュしたりしないでしょ?
鷹匠の話を聞くと、普段どんなに手塩をかけていても、腹がいっぱいだと呼びかけに応えなくなることが多いと聞きます。空腹でないとエサに対する執着が弱くなるからです。
毎日自分が世話してすらそれです。
アニメやマンガみたいに、普段は大空を舞っているワシやタカが呼んだら自分の元に舞い降りてくる、みたいなのはただの人間の空想ですので実現しないと思ったほうが良いです。現実世界にマンガみたいな魔法が存在しないのと同じです。
飼育に慣れている人や、珍しく「人になつく」と言われる種のタカですら、訓練中にロスト(逃げられる)することがあるのが猛禽類です。

おまけに猛禽類というのは非常に神経質で警戒心が強いです。放し飼いをすることであなたや、あなたの家があまり見慣れない存在になると余計に飛んでこなくなります。慣れていないものを非常に嫌うからです。

海外の鷹匠は知りませんが、日本の鷹匠はどの流派であれ「人間がタカを使うのではない。人間がタカに仕えるのだ、タカの利用しがいのある良い道具になりきれ」と教えるそうです。
「呼べば来る」のは、主人か友人かです。
人間はワシやタカ、フクロウを飼うことはできますが、彼らの主や友人になることはできません。
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