いちばん失敗した人決定戦

14歳息子が歯列矯正の保定期間中です。

今まで虫歯もなく順調ですが、より安定した歯列を保つために抜歯を勧められてます。
通常は親知らずなのでしょうが、主治医は親知らずの「隣の歯」の抜歯を推奨します。(半年おきに1本ずつの計4本)
主治医も「他の歯科医にはビックリされるけどね」と言われており、歯科医療にもトレンドがあるのかもしれませんが、どうなのかな?と質問に至った次第です。

矯正開始は11歳で、乳歯が全て抜けた直後から。
最初に抜歯して矯正するのと、矯正がひと段落した後に抜歯する理由は何でしょうか?
親知らずではなく隣の歯の抜歯の方が、予後も軽く自然と埋まっていきますから、と色々とレントゲンや歯列画像を見せてもらい説明も受けましたが…私も知識に乏しく、考え方にもよるのでしょうし、その場であれこれ質問はせずに1年後の受診までにお返事します、で終わってます。

主治医もスタッフさんも気さくな方達なので、後日の問い合わせにも丁寧に答えてくれると思います。

まずは、私がもっとこの件について詳しく知らなければ、踏み込んだ質問もできないと思って質問しました。

よろしくお願いします!

A 回答 (1件)

歯科の受付なので専門家ではありません。


詳細は必ず専門家に確認してください。

近年の傾向として、しっかり噛むことを避けて柔らかいものを
好んで食べる傾向がさらに強くなりました。
こののことで顎の発育が十分ではない方が増えました。
ある意味、容姿としては小顔なので好まれますが
歯が作られるのは出生時から乳幼児期にかけてなので
顎の発育と関係ありません。
このため、顎の大きさと歯の大きさの不調和が起こることで
歯並びが悪くなります。これをアーチレングスディスクレパンシー
(arch length discrepancy)と言います。


>最初に抜歯して矯正するのと、矯正がひと段落した後に抜歯する理由は何でしょうか?

矯正で歯を動かすのに、並べるための隙間がない場合は
最初に抜歯します。
前述のアーチレングスディスクレパンシーの場合は、
抜かないことに無理やりこだわるよりも効果的と言えます。
並べる隙間が確保できているなら抜歯は必須ではありませんが
将来、親知らずなどが原因で歯を押す力が加わることで
歯並びが乱れる危険がある場合、矯正がひと段落した後でも
抜歯が必要なことがあります。

通常はよほどのことがない場合矯正で第二大臼歯の抜歯は行いません。
14才ならば第二大臼歯が萌出前後だと思いますので、
顎の発育の関係で萌出場所を確保できないか
下顎は内側、上顎は外側に傾きやすいので
そのまま出てきても交叉咬合(噛み合わせの部分で噛まないで
側面同士が当たるかみ合わせ)になると予測されるかなど
それなりの理由があるからだと思います。

余計なことかもしれませんが、歯並びは一生変わる危険があります。
十分に保定をしても、噛み合わせや不良習癖、親知らずなど
様々な因子で変わってしまいます。
きれいにしっかり噛んでいるより、歯並びが悪い状態に見えても、
実はそのかみ合わせが力学的に最も安定していることが多いので、
何年かして戻ってしまうことが非常に多くみられます
矯正は保定が終われば終わりと考える方が多いのですが、
しっかりした先生は長期の展望を考えて提案します。
今回のお話はその一環でないかと思いますので、
詳細は担当医のご確認ください。
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この回答へのお礼

助かりました

回答ありがとうございます!

おっしゃる通り、主治医も将来的にみて、息子の場合は親知らずの歯が、先々の不安因子だという事のようです。

もう一つの気がかりですが…
親知らずの隣の歯=第二大臼歯?
親知らずの歯ではなく、第二大臼歯の抜歯はそんなに変わった方針ではないとの印象でしたか?
確かに息子は歯並びに対して顎は小さいです。

お礼日時:2019/04/04 12:05

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