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大学の学部に関してお聞きします。僕は今高校に通っていますが、将来進みたい学部は先の3つになると思います。しかし、自分ではこの3つの違いが分かりません。
この中では経済学部が就職がよく、最近では実学的な
経営学部の方の受験倍率があがってきたということぐ
らいの認識しかありません。
大学に入ってから、学部の選択に後悔しないでいいよう
にしっかり区別をして判断したいところです。
そこで、何かおすすめの本がありましたら紹介してください。それと、実際に経済・経営・商学のいづれかを
学ばれた方はどんな事を勉強するのか等教えていただけ
ないでしょうか。

A 回答 (7件)

経済学部:


 社会の経済活動を個人・企業・政府などに区別し、それらが制約条件の下で客観的に最適な行動をすると想定して、市場経済の需要と供給の均衡条件や変動要因の分析、統計的実証、政策を検討したりする分野です。数学・統計学は不可欠です。しかし全然別の方法論の経済学(マルクス経済学など)、経済史や社会思想といった文学部に近い内容も大いに研究されており、こちらは数学をあまり使いません。

経営学部・商学部
 経営学は主として企業を経営する立場から、経営戦略・マーケティング・労務人事管理・財務経理といった各業務のあるべき方法論を研究します。商学は個別の業界やトピックス、たとえば広告論、交通論、マスコミ論、銀行・証券・保険論、ITビジネスといった分野の理論とケーススタディを学びます。

ただし最近の分類はこうした研究分野の対象で分けるのは流行ではありません。経済学の中で「ゲーム理論」や「契約理論」、「行動経済学」といった分析ツールが確立されてきたため、経営学や商学においても分析ツールからみるとあまり違いがないからです。

就職についていえば、今時どの学部でも個人差に比べれば大した差はありません。ビジネス系の学校で本当に差をつけたいなら、就職後5年くらいみっちり実務経験積んでから欧米の一流ビジネススクールに留学したほうがいいでしょう。
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間に合うかどうかはわかりませんがコメントします。



地方公立大学に通うものです。
私は一応「商学部」に在籍するのですが、この大学が言うには「経営学部」と「商学部」は全く別物だと言っています。これは商学部がこの大学で最も長い伝統を持っているからかな。

そのことについて熱弁してくれた先生の言葉を引用します。

商学部は大きく3つの部門に分かれます。
1つ目は「経営学部門」。個々の企業をどのように経営すべきか、経営の原理と歴史および管理と組織の支店から明らかにします。
2つ目は「会計学部門」。企業活動の成果をどのように情報開示すべきか、企業会計の視点から明らかにします。
3つ目は「商学部門」。一般的に「経済学」のことです。経済活動を産業・金融・流通・証券の分野から明らかにします。投機さえも学問の対象にしてしまうのもこの分野です。
やや誇張した言い方になりますが、経営学部は企業の活動そのものに焦点をあてます。これに対して、商学部は企業の活動だけではなくて、これを通した経済や社会の動きも見ようとしています。この違いは大きいし、それを大切にしたいと考えています。その意味では、商学部は経営学部と経済学部の学問領域の両者を踏まえ、かつその上に立って、企業の活動と経済・社会の双方を学問の対象とする学部です。

次に、基本的に学生からの視点からを書きます。だいたいの学校で当てはまるはずです。

経済学部は数学ができることを前提に授業を進められます。もちろん必修科目で線形代数という微分の難しくした形をやらされます。数3Cまで絶対にやりますので、数学が苦手なら辞めたほうがいいと思います。理系から文転した人が多いためです。
商学部は数学が基本的に必要とされていません。最悪、電卓すら叩ければ満足です。これは簿記が最低限できないと駄目なためです。また、経済学を経済学部のようにマクロ・ミクロと細かく砕いて単位取得させるようなことをしません。

私も経済学部と経営学部(商学部)の違いで悩んだ経験を持ちますが、結局は就職する時に同じ系統になることが多いようです。
また、私の友人たちは「数学をしたくない」がためだけに商学部や法学部に入りました。文学部は一見しないように見えますが、心理学などをさせられるときに統計学が必修科目の場合が多いためです。

経営学部は大学院大学の教育が充実しています。MBA(経営学修士)という資格も現在注目を浴びてきているところです。アメリカではMBAの資格がないと経営のトップになりにくいということも聞きます。また、現在の日本企業でも大きなところはほとんどMBAを持っている方がいらっしゃいます。

>経営学部の方が受験倍率が上がってきた
残念です。私の学部は経済学部より低いですし、年々下がってきています。

最後に、別の学部であっても専門講義は取れる大学がほとんどですので、そんなに気にすることは無いと思います。「数学が得意か不得意か」だけで決めてしまってもいいぐらいです。

頑張ってください。
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某地方国立大学の経済学部出身のものです。

約13年ほど昔の話なので
最新のものにつきましては別途調査の必要がありますが私の場合次の
ようなものでした。
この大学では経済学部の中に経済学科・経営学科と分かれておりまし
たが、学部の選択の中で、将来、公認会計士・税理士などの資格を要
する仕事に携わりたいならば経営学科(商学を含む)の選択がおすす
めです。ただ、もし資格を取得するとなるとたいていの場合、受験専
門校にWスクールするようになるので絶対に経営学科でなければなら
ない必要性はありません。
次に、経済学科を選択する場合には、そこの大学の系統(近代経済学
がメインなのかマルクス経済学がメインなのか)をしっかりと事前に
把握する必要性があります。近代経済学を選択した場合、前の回答に
もあるとおり、かなりの数学の知識を要求される場合も出てきます。
私の場合ですと、偏微分(微分の微分)などの、高校でならってい
ないものがあって苦労した記憶があります。大学によっては関連科目
として自分の専攻している学科以外の学部・学科の履修を義務づけて
いる学校もありまして、私の場合には経営学専攻だったのですが、
ミクロ・マクロ経済学・統計学・法学部の授業を履修しました。
大学では、将来税理士になりたいと思い、会計学を中心に学習しま
したが、社会に出てから「やっぱり公認会計士試験を受験すべきだ
った」と後悔しております。また日常の業務の中で、段々と法学の素養が
必要となる場面にもかなりの回数で遭遇し、学習の目的で司法試験
の教材を使って自宅で勉強なども現在行っています。

この回答への補足

ありがとうございます。
マルクス経済学はできれば自分としては避けたいので
事前に下調べをしておこうと思います。
偏微分ですか、初めて聞きました。微分はある程度分かりますが、なかなか難しそうですね。
よく自分も聞きますが、実社会では法学の知識を持っていた方が有利に仕事を進められるようですね。

補足日時:2004/12/14 16:12
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まず経済学部と経営学部と商学部の違いですが以下のようなものです。


 経済学部は経済学を勉強するところで原論、計量、数理、公共等の各経済学の分野があります。対象となるのは世の中の経済事象に関することです。基本的に必ず数学的な分析が必要になるので数学が苦手な場合控えられた方がよいと思われます。
 商学部と経営学部ですが基本的に同じ学部だと思っていただいていいと思います。経営学部と商学部が併設されている大学はないと思います。研究対象は、企業(この場合営利を目的にするものに限りません)です。具体的には経営学と会計学ですが、経営学に関しては現在研究分野がかなり細分化されているので一般的なことしか言えません。
大学では法学部だったのですが専門で経済学部の経済学科、経営学科で経済学、経営学、会計学の基礎理論は一通り勉強した経験から言うともっとも面白かったのは経済学だったと記憶しています。個人的な趣味の問題ですが取り扱う問題が大きく世の中に起こっている経済事象例えばバブルの崩壊、構造改革これらの問題に対する問題意識はこの頃の勉強が基本になっています。
 経営学ですが、企業経営の基礎理論については、勉強しましたが常識に関する問題なのでそれほど勉強しなくても
経済新聞を読める程度の学力があれば十分対処できると思います。会計学については、簿記、財務諸表論について勉強しましたが会計事象の認識、記録とその評価に関する学問なのでそんなに面白くなかったと記憶しています。
 将来のことを考えた場合の評価は、個人的な意見の逆になります。つまりマクロ的な経済学はある意味大きくものを見える人には誰でも出来ますが、細かい会計の知識を自由に使える職人芸を要求される会計マンの方が潰しが利ます。
 最初の方で書きましたが経済学に関しては数学の素養がないとかなり大学に入ってから専門書を読めず苦労することになると思います。
経営学や会計学でも算数に毛の生えた程度の数学が必要とされますが中学でやった程度の数学で十分だと思います。
その点からいうと、数学が嫌い或いは苦手な場合には、経営、商学部へと言う区分けになります。
数学に問題がなければ抽象的、或いは大きな問題に関心のある場合には経済学部へ、具体的或いは個別の企業事象に関心がある場合には経営学部へとなるかと思います。
 もしよく見分けてから入学したいと言うのであれば、本屋で経営学検定、経済学検定、簿記検定の本が並んでいると思われるので立ち読みでいいので見てみて下さい。
後、入門書でお勧めなのは試験攻略 経済学入門塾〈1〉マクロ編同ミクロ偏中央経済社 、ゼミナール現代会計入門 ゼミナールシリーズ伊藤 邦雄 (著) 日本経済新聞社、ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ伊丹 敬之 (著), 加護野 忠男 (著)の各書籍を図書館で読んで比べて気に入った分野に進まれればいいと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。
いろいろ調べてると経営と商学部が似通ってると思っていました、やはりそのようですね。
入門書の紹介ありがとうございます。
独自に見比べてみようと思います。

補足日時:2004/12/14 16:01
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#1です。

中途半端な紹介になってしまい申し訳ありませんでした。
#2さんの回答が的を射ているので気が引けるのですが、資料として参考URLを紹介しておきます。

参考URL:http://www.keinet.ne.jp/keinet/doc/keinet/jyohos …

この回答への補足

ありがとうございます。
どの学部に行くか決めた後は大学を決めなければなら
ないので、その学部の大学一覧が載っているので
すごく役立ちそうです。
漠然と分かったような気がします。
もう少し、勉強して区別したいです。

補足日時:2004/12/02 19:57
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かなり昔に政経学部経済学科を卒業したものです。


ですから、その当時の認識でということをお含み置き参照ください。
まず、あなたも気にしていらっしゃるとおり、私も多少、就職のことを考えて学部選びをしてしまいました。当時は商学部のある大学は少なく、経営学部は入試のレベルが下に見られている向きがありましたし、プライドもあったので経済に進みました。
しかし、学んでいくと、経済はおもしろくないんですよ。私の場合。数学を使ったりする計量経済学とか、経済原論とか、机上の空論のような。ところが経営学は社会心理学が絡んだり、人間工学が入ったり、経営者の立場からすると、従業員の心理状態も把握しなければ経営が成り立たないし、人は動いてくれないので、現場主義的要素が強く、おもしろいんです。
商学部は将来、会計士、税理士を目指すといったニュアンスが強いような印象があります。したがって会計学が中心なのかな?よくわかりませんが。
純粋に経済という学問を究めたいということであれば、経済。
事業を起こすまでいかなくとも、就職してサラリーマンとして立身出世であれば経営。
会計士のようなスペシャリストならば商学。
どうも非常に雑駁で、独断と偏見に満ちたアドバイスですが、参考にしてみてください。
でもちょっと思い出してみてください。
アメリカ映画で地方からニューヨークにでてきた大学新卒者が、ある会社に雑用係りとして入社(グレーカラー)したが、役員になりすまし、新しい企画、戦略を打ち立てて、身分がばれたが、その功績を認められたというのがあったでしょう。あの主人公はまさしく経営学部卒業ですよ。経済学部ではあそこまではどうかな?
日本の企業も一般社員であっても、経営参画意識をもって、企画力を問われてきているのが現状です。
その点も考慮されたらどうでしょうか。

この回答への補足

ご自身の体験を含めありがとうございます。
これは本からの知識ですが最近のMARCH当たりでは経済学部よりも経営学部の方が倍率が高い学校も出てき、
受験生の関心が経済学部よりも実学的な経営の方が人気が上がってきた傾向にあるというのを最近見かけました。 回答の経済と経営の違いはイメージできました。
今のところ自分は断然、経営学の方が好きだと思いました。大学で学んだことが実社会で使える事に多少しがいを感じます。
会計士、税理士といった職業の内容も知りたくなりました。
物凄く参考になりました。ありがとうございます。

補足日時:2004/12/02 02:28
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学部学科の内容については参考URL に多少の説明があります。

参考になればいいですが。

参考URL:http://www.gakkou.net/daigaku/yumedai/

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。
経済学に関しては説明がありました。
なんとなくわかったような気がします。

補足日時:2004/12/02 01:31
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