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国力増強と一党独裁体制・専制政治体制について質問です。

ナチス・ドイツや旧ソ連は、一党独裁体制の下、軍備を増強させる計画経済を推進させ、それと同時に国力増強を行った。
それと帝政ドイツや帝政ロシアなどの皇帝や王族が君臨する専制政治体制の国家も、国力増強を推し進めたのですが、ここで質問です。
ナチス・ドイツや旧ソ連などの一党独裁体制国家と帝政ドイツや帝政ロシアなどの王族や皇族、貴族などの階級社会制度を持つ専制政治体制国家、どちらが国力増強を行なえるとしたら、どちらが適しているのでしょうか?

「国力増強と一党独裁体制・専制政治体制につ」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 国力=銃や弾薬、糧食といった軍需品を生産する産業基盤や経済力を指す。

      補足日時:2019/05/12 22:05

A 回答 (4件)

一党独裁体制だと思います。


理由は「専制君主制の場合、すべての国力を政府が掌握することができないから」です。

ただし、これは「産業革命後の「国力」増強」に限定されます。

君主国家はたとえ専制で独裁色が強くても、領域内には貴族や各地域の自治を任された王がいます。日本の幕藩体制と同じと考えれば分かりやすいでしょうか。

そうなると、君主はなにをするにも自治をもっている王への命令しかできません。だから「富国強兵しろ」とか「工業化しろ」という命令はできても、大砲を作って勝手に外国と戦争を始めてしまう薩摩藩のような問題も同時に起きてしまうし、やる気のない自治地域はなんとか交そうとやっきになるわけです。

ですから、明治維新で中央集権国家ができ、日本全国を統一して近代化できたように、帝政よりは一党独裁のほうがよいでしょう。また共産主義のような形だと、個人の財産権などよりも国家主権のほうが強いので、人員の労働力を強制的に使うことができます。ただし、それで国民が幸せかどうかは分かりません。
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帝政ロシアは専制皇帝支配国家ですが



ドイツ第二帝政は専制皇帝支配国家とはやや違います

まず
ドイツ帝国は
連邦国家で連邦を組織する各領邦から派遣された議員よりなる連邦参議院と
25歳以上の男子の普通選挙に選ばれた議員から構成される帝国議会の二院政

不平等な男子普通選挙であったプロイセン王国の三級選挙制度から完全な平等な男子普通選挙制を導入したのは北ドイツ連邦が成立した1866年
意外なことにドイツは男子普通選挙制が施行が古く
ヨーロッパではフランス、スイス、デンマークに次ぐ4番目でした
(民主主義国を自称するイギリスの男子普通選挙制導入は1918年)

議院内閣制でなく、議決権がないものの議会には発案権と予算審議権があり、帝国政府も無視できませんでした

ドイツは疾病保険、老年年金など社会保険を世界で初めてビスマルクにより導入されましたが
その際、社会保険の財源をビスマルクは新たな間接税を導入し当てようとしましたが、議会の反対により阻止され雇用者、被雇用者の折半により保険料を拠出することとなったのです

議会の議決権がないため、もっぱら帝国政府と議会の交渉により決定されました
政策ごと政府与党は変わりました

ドイツの場合は帝国議会より各領邦からの議員による連邦参議院の方を重視しました

なぜなら直接税の税収は各領邦政府に入り、帝国政府の財源は間接税と各領邦からの拠出金からなり
またドイツ軍も平時のバイエルン、ザクセン、ヴュルテンベルクの各王国軍の統帥権は各王国にあったためです

いくら交渉上手のビスマルクでも軍事予算となると議会での審議交渉は難儀を極めたため、ビスマルクが考えたのが七年制軍事予算
つまり7年間の軍事予算を前倒しして決めてしまおうという秘策でした

交渉上手のビスマルクが退任してしまうとドイツ政府は閣外に国防協会、艦隊協会という半官製の圧力団体を組織
軍備増強の必要性を国民に啓蒙し、議会に圧力をかけるのです

大日本帝国はドイツ帝国を真似、憲法や議会を制定したと言われていますが
実態はかなり違います

・ドイツ…連邦制、日本…中央集権

・ドイツ…男子普通選挙制、日本…財産による制限選挙

・ドイツ…世界初の社会保険導入国、日本…社会保険なし

・ドイツ…帝国成立前から1834年ドイツ関税同盟により経済的統一し、重工業を含む産業革命も進行、貿易収支も黒字
日本…産業革命は遅く、重工業は不完全、イギリスなどからの借款で財政難、貿易収支は毎年赤字

このように大日本帝国はドイツ帝国よりは帝政ロシアに近い政体でした
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日露戦争勃発のとき、世界の多くは


ロシアの勝利を予想しましたが、米国大統領
ルーズベルトは、日本の勝利を予想して
いました。

理由は、ロシアは帝政だが、日本は民主制
だからです。

かつて、国家は王侯貴族だけのモノでした。
戦争は王侯貴族と傭兵がやりました。
庶民には、国民、という意識すらほとんど
ありませんでした。

民主制は、庶民も戦争に動員でき、
女子供も、武器弾薬の製造に駆り立てる
ことが可能になり、国家の
総力を戦争に注ぐことが出来るので
強力なのです。

鐘で雇われた傭兵などより、愛国心郷土愛に
燃えた若者の方が役に立つのです。

だから、民主化に成功した西欧が、世界を席巻
出来たのです。
だから、他の国も、競って民主化に努めるように
なったのです。




ナチス・ドイツや旧ソ連などの一党独裁体制国家と
帝政ドイツや帝政ロシアなどの王族や皇族、
貴族などの階級社会制度を持つ専制政治体制国家、
どちらが国力増強を行なえるとしたら、どちらが適しているのでしょうか?
 ↑
一党独裁体制国家です。
ナチスは独裁でしたが、民主制の結果独裁に
なったわけです。
民主制が産んだ鬼子です。
ヒトラーは、庶民の心をつかむカリスマ
だったので独裁が出来たのです。
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何をもって「国力」とするのか。


その具体的な定義がないと、この質問には答えられません。
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