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日本人が自分の意思で、他国籍を取れば、日本の国籍を破棄させる理由は何ですか?

日本人が、外国人と結婚したり、就職して雇用先から国籍を取る事を要請されたりして、外国籍を取得しても、日本国籍を破棄させるのは、日本にとって、何かメリットがあるのでしょうか。

又、外国生まれの日本人が21歳になると、2重国籍を解消させる意味はあるのでしょうか。

日本で、日本人の親から生まれた純然たる日本人を、それぞれの都合で有っても他国籍を取れば、貴方は日本人ではないと排斥する意味が分かりません。

戦時中に、他国籍であれば、敵国のスパイになる可能性があるというのであれば、未だ分かりますが、戦後、平和憲法を持ち、約75年間も平和を維持して来て、将来も戦争を仕掛けないような法律の下で国家が運営されているのに、2重国籍であれば、日本人であっても信用出来ないとでも言うのでしょうか。

日本の人口は、年々減少して来ているようですから、グローバルに活躍している人でも、日本人であれば、2重国籍を認めて、日本国籍に止めて置いた方が良いと思うのですが、如何でしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 「補足のコメント」
    皆さんからの回答を頂き、お陰様で、視野が広がりました。

    そこで、もう少し調べてみようと思って、検索したところ、サンドラ・ヘフェリンさんのブログ:http://half-sandra.com/column/2018/10/01/3985.php の中に、「重国籍を認める国が増加」と題する東京新聞(2018年9月30日付)の記事?が見つかりました。

    二重国籍に、功罪があるにしても、既に、142か国で、二重国籍を認めているようですね。
    そして、日本は二重国籍を認めていないのに、外国籍の日本人が、ノーベル賞を取れば、但し書きはあっても、日本人の数の中に入れていると言う奇妙な事があります。

      補足日時:2019/06/13 15:53
  • <補足のコメントの続き>
    又、本人の意思に反して、国籍を剥奪するのは人権侵害になると考える国が増えているとかで、日本のような民主国家では珍しいのだそうです。
    日本も、早く、人権を重んじる民主主義の先進国になるよう期待したいと思います。

    最後に、皆さんのアドバイスは、私にとっては、どれも有益だったと思いますので、ベスト・アンサーを選べませんでした。
    出来る事なら、全回答に付けたい位でしたが、どうぞ、悪しからず!

      補足日時:2019/06/13 15:55

A 回答 (6件)

日本で二重国籍が認められていないのは、このスレッドのさまざまなご回答のようなご意見がまだ根強いからに他ならないでしょう。

各種の署名運動などから想像するに、もはや決して多数派ではないはずなのですが、頑ななご意見が数多くあり、それらを尊重しないと社会が混乱しますので。

実際には例えば、アジア人の血が代々入っていないと思われる人種でも、要件をクリアすれば日本国籍を取得できますし、そもそもが何代も「日本人」だととらえられてきた家庭の大半が、現在の日本の国土以外のところの出身で、皇族は朝鮮半島をルーツに持つと公言しています。

このように、実態と感情論が一致しないゆえに、二重国籍には罰則がないのだとは思います。つまり擁護派と反対派のどちらにも寄り添った措置をとっているのでしょう。今後、大人な議論や情報交換が深まって、二重国籍について実態に伴った世論が展開されるといいと個人的には思います。
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この回答へのお礼

回答を頂き、ありがとうございます。

回答を読んで、納得出来ました。
二重国籍の問題は、島国の日本の中で生活していれば、大部分の人は、関心ないでしょうし、問題にはならないでしょうから、先行きの見通しも出来ないかも知れませんね。
又、大志を抱いて、グローバルに生きようと思えば、自分の力で、その時々の壁を乗り越えて行くしかないようですね。

お礼日時:2019/06/11 17:29

>せめて、望郷の念のある人たちの世代までは、2重国籍を認めても良いのではないかと思うのですが、如何なのでしょうか。



日本を含む二重国籍を与えるということは法律によって決めることですので、日本国民が望んで、それによって国会で議決されれば法律になりますので、可能です。
ただ、どれほどの国民がそのことを望むかは疑問ですし、客観的にどこで線を引くかという問題があります。
場合によっては不公平感を増大することにもなりかねません。

>例えば、海外で就職した人や外国人の配偶者になった人等
これについては、日本国籍を保有し続けるか他の国の国籍を得るかは本人の意思ですから、なぜ二重国籍を認めるのかは疑問です。(日本の法律では結婚しても夫婦が別の国籍でいることは可能です)
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この回答へのお礼

再度の回答を頂き、ありがとうございます。

確かに、そうですね。
日本人が、日本の国内で暮らしている分には、平穏で楽に暮らして行けますが、海外に出て自由にグローバルに生きようと思うのが良くないのかも知れません。

お礼日時:2019/06/11 17:27

各国の国籍を決めるにあたっては「血統主義」と「生地主義」がありますが、日本は「血統主義」を取ってます。


どちらの方法を取るかは国によって考え方があります。賛否両論があると思います。

ただ、「血統主義」を取った場合、日本人を先祖に持つ人はすべて日本国籍を持つことが可能になります。
そこで、他国籍を取得した時点で日本国籍を放棄させる必要ができます。
逆に「生地主義」を取った場合、旅行中に出産した場合には自国の国籍を得られないことになってしまします。
それを、各国の国籍法や条約等で無国籍者や二重国籍者が発生しないようになります。二重国籍を許してしまうと場合によっては三重、四重国籍者だって生まれかねません。
遠い将来、国境というものが意味を無くせばどうなるかわかりませんが、国という行政単位が存在する以上、国民の把握・管理は必要となると思います。

>先祖代々の日本人が、2重国籍になっても、それ程、問題ではないような気がするのですが。
そんなことは無いでしょう、日系3世、4世・・・、日系ハーフ、クオーター・・・など日本人の血がどんどん薄くなったり、先祖代々日本とは無関係で生活している人が日本国籍を持っていることに違和感は感じませんか?
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この回答へのお礼

回答を頂き、ありがとうございます。

確かに、究極的な事まで考えれば、いろいろ問題があるのは分かりました。
視野を広げて頂いて、感謝です。

唯、日本人の両親から生まれ、日本で教育を受けて育った人(例えば、海外で就職した人や外国人の配偶者になった人等)には、2重国籍を認めても良いのではないかと思っています。
例えば、彼等の親が日本にいれば、例えば、老親の介護に帰国するような事もあるでしょう。
つまり、彼等は、それぞれの都合で外国籍を取っても、直ぐには日本人を止められないのです。

又、オーストっリア滞在中に、ヨーロッパから移民してきた人に聞いた話ですが。。。
初代の人は、英語が話せないので、3Kの仕事で子供を育てました。
移民して来る時に連れてきた子供達には教育を受けさせられなかたが、何とか英語が話せるようになって、真面な仕事に付けて楽になりました。
でも、3世の孫達は、この地で生まれ、子供の時から教育を受けて大学を卒業したので、やっと、ネイティブ並みになれたようです。
と言っていましたし、2世の人でも、生まれた国への望郷の念はあると言っていました。

せめて、望郷の念のある人たちの世代までは、2重国籍を認めても良いのではないかと思うのですが、如何なのでしょうか。

お礼日時:2019/06/11 10:39

>他国籍であれば、敵国のスパイになる可能性



戦後は北鮮に忠誠を誓う在日朝鮮人の問題も。
それと最近は移民問題の関係でドイツやフランスなどは二重国籍を制限する方向に向かってたり。
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうごさいます。

確かに。。!?
拉致問題やヨーロッパの移民問題への影響もあるのですね。

唯、外国人が日本国籍を希望した時には、2重国籍は認めなくても良いですが、先祖代々の日本人が、2重国籍になっても、それ程、問題ではないような気がするのですが。

お礼日時:2019/06/10 17:17

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%87%8D …

「多重国籍の場合、複数の国家から国民としての義務(兵役など)の履行を要求されたり、いずれの国家の外交的保護を認めるかという点で紛糾を生じたりする場合がある。このような不都合を避けるために1930年に「国籍の抵触についてのある種の問題に関する条約[5][6]」(「二重国籍のある場合における軍事的義務に関する議定書」「無国籍のある場合における議定書」「無国籍に関する特別議定書」(未発効)[7])が締結されているが、当事国は20か国にとどまっている。日本、ドイツ、フランス、スペイン、スイス、イタリアなどは署名したが、現在でも批准や加入に至っていない。」
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この回答へのお礼

詳しい情報を頂き、ありがとうございます。

URLを貼って頂いたので読んでみました。
何らかの問題はあるようですね。

日本は、TPPやEPAなどを推進して、グローバル化を図っているのに、一方で、グローバルに活躍しようとすると足かせになるようでは、矛盾を感じてしまいます。
何事にも矛盾があるのは、世の常なのかも知れませんが。。。

お礼日時:2019/06/10 17:01

1930年の国際連盟の国際法典編纂会議での二重国籍を各国で廃止するという決議に従っているから。

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この回答へのお礼

早々に回答頂き、ありがとうございます。

1930年の国際連盟での決議ですか。
既に、交際連合に変わっているのに、未だに、継続しているのですね。
日本という国は、何と真面目な事でしょう。
ある意味では、柔軟性がない、変われない事でもありますね。

貴重な情報をありがとうございました。

お礼日時:2019/06/10 16:14

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