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国による借金帳消しと資本主義経済においての経済性について質問です。



NHKスペシャル『マネー・ワールド ~資本主義の未来~第3集 借金に潰される!?

』という番組で、韓国では、国内の多重債務者が380万人、成人の人口の1割ほどに及んでおり、政府が一定の条件のもとで個人の借金を肩代わり(減額・帳消し)するという驚くべき政策に踏み切ったそうですが、ここで質問です。
資本主義経済において、国が個人の借金を肩代わりあるいは借金を帳消しすることは、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

●『NHKスペシャル | マネー・ワールド ~資本主義の未来~第3集 借金に潰される!?』↓
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html …

「国による借金帳消しと資本主義経済において」の質問画像

A 回答 (4件)

> 多重債務を政府が一定の条件のもとで個人の借金を肩代わり(減額・帳消し)


> するという驚くべき政策に踏み切ったそうですが、ここで質問です。
> 資本主義経済において、国が個人の借金を肩代わりあるいは借金を帳消しすることは、
> どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

これは銀行の不良債権処理と同じです。
銀行の破綻の危機を政府が税金で救済することにより、銀行を救うことになる。

メリット:銀行を救うことで銀行と取引するすべての企業と個人の連鎖破綻を防ぐことができる。その銀行がメガバンクであれば連鎖破綻で恐慌入りは間違いないので、経済恐慌にならずに済む。韓国の例では破産者を減らすことができる&現行経済システムによる不条理による多重債務解消であれば国民の同意から政治家の支持率アップにもつながる。
デメリット:不良債権を作った人や組織が温存され、悪行を働いた人々が大した責任もおわずにいられる。


まぁ簡単に言うと銀行の不良債権処理の方法が根本的に間違っているということなんですね。本来であれば銀行を潰して、銀行と取引している企業、個人、団体を守り、他行へ移したり、税金なんて使わず中央銀行がお金を増やして連鎖問題に対処すればよいんですね。そうすれば税金など使用する必要はありませんので。

また韓国の例の場合には前提となる経済システムに問題があるんですね。金融に関わる野放図な規制緩和が進んだ結果によるものでした。またかつてこの点、日本も似たり寄ったりの状態にありました。

日本で行われたこと:消費者金融に貸出金利に上限規制をつけたり、借り手の年収に応じて貸出上限規制を行ったりというものでした。確かにこれで消費者金融問題は収束へ向かいましたが、これはあまり賢い選択ではありません。実際現在ではその規制対象外である銀行がかつての消費者金融のような貸付を行っています。なので今は問題が表面化していませんが、景気が傾くと破綻者が続出すること間違いなしです。
本来であれば、「投資自己責任の原則」を徹底するのが正しい方策です。貸付上限規制など必要ありません。
まず投資と借金とは呼び名が違うだけで同じものです。貸す側は投資と呼び、借りる側は借金と呼びます。投資自己責任の原則 はローンや借金の契約が行われる時には、必ず責任は投資側が持つということです。そうすれば貸す側は下手な貸付は行えなくなり、融資の失敗を借り手になすりつけて身ぐるみ剥ぐなんてこともできなくなります。投資自己責任の原則に基づき健全にローンを返済してくれる人にだけお金を融資しするのが最善の策という前提が出来上がります。
例えば、アメリカやEUの多くの国では住宅ローンにおいて返済不可能になった場合、借り手は家を銀行に明け渡してそれで終わりです。日本のように家を売って尚且残りの借金返済に追われるということはありません。これは投資自己責任の原則に基づき住宅ローンという投資に銀行が失敗したという扱いであるからです。日本や韓国などだと未だにローンや借金の責任は常に借り手責任となっているような状態ですので、これだと経済成長にとって多くの足かせが発生し、不幸になる個人も増えることになります。

国が個人の借金を肩代わりあるいは借金を帳消しすることは、実は金融業者の利益を守って温存しているだけなんですね。
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韓国の文在寅大統領は、ことごとく政策が失敗に終わっています。

経済の低迷ぶりは酷いし、失業率は悪化しているし、国民の収入は落ちているし、ウオン安は危ないレベルになっているし、輸出はガタ落ちだし、北朝鮮の対応は冷たいし、日本からは輸出規制(相当)されているし…内政外交とも最悪状態です。

国民の目をそんな失政から反らすために、反日感情を煽って自分に支持を集めていますが、完全に袋小路に追い詰められ、もう限界のところまで来ています。かくなる上は、生活困窮者に助け船を出し、借金の肩代わりを国がするという禁じ手を使ってしまいました。一時的に文在寅大統領の国民からの支持率は上がるのでしょうが、長い目で見れば韓国が破滅の道を辿るのを促進させることにしかなりません。
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モラルハザードが起きるんじゃないですかね。



国家が助けてくれる、となれば安易に
借金をする者がどんどん増えそうな悪寒が
します。

ただでさえモラルに問題が多い国民性です。

それに拍車を掛けてしまう。


結局、目先の人気取りに過ぎないことに
なると思います。
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日本における借金帳消し救済は自己破産になり、この肩代わりは貸方になります。


これで貸方が破綻して国内経済に大きな影響を受ける場合は、
国からの経済支援が発動されるので、
見た目は「国が個人の借金を肩代わり」に同じです。
利点は、他の利用者には影響がない、損失分散の極小化にすぎませんが、
欠点は、結局は税による支援でなので、無関係者も負担が強いられている、
という事になります。
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