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日本の赤字国債が累計で1297兆円、ここ10年で300兆円も増加したとのことですが、こんなに借金して日本という国は将来破綻しないのですか?
このペースで今後も赤字国債が増え続けていった場合の50年、100年先でお願いします。

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A 回答 (9件)

>日本の赤字国債が累計で1297兆円、ここ10年で300兆円も増加したとのことですが、こんなに借金して日本という国は将来破綻しないのですか?



結論を言うと通貨発行ののみでは理論上破綻しません。なぜなら日本は、
1. 100%自国通貨建だての国債発行しかしておらず、かつ
2. 100%その国債を担保に日本円を発行している

からです。つまり借金が1兆円になっても資産も1兆円なのでどこまで行ってもプラマイゼロなので最終的に返済できるからです。国が通貨発行によって財政破綻するのはハイパーインフレか債務超過で期日までに払う現金を用意できなくなる時です。外貨建て国債を発行しているとか、ユーロ諸国みたいに勝手に通貨発行できない場合にしかそのようなことはあり得ません。ゴミクズの返済のためにゴミクズを発行すればいいのであればどうにでもなります。

では、借金は無限できるのですか?と言えばノーでもありイエスでもあります。そもそも借金というのはお金を貸した人の資産が増えることを意味します。政府が大量に借金をしているということは貸している(国債を買ってる人)の資産が本来は増えているはずです。一方で、国債を買ってるのは大半が日銀なので結果的に日銀当座預金が膨れ上がってるだけのことです。

従来の中央銀行の金融政策論であれば、日銀が国債を買いまくって当座預金が増えればお金の量が増えるのでインフレします。よって、お金を持つよりも物や株式に投資することで景気を促進すると言う考えがありました。しかし、単に当座預金を増やしただけでは、結局需要を生み出さないので投資に繋がらず、結局日本は長らくデフレのまま停滞することをダラダラと続けることになりました。日銀政策論の賛否はありますが、日銀が金融市場の安定化と緩やかな経済成長を目標として、異次元の金融緩和をやった役割、使命を果たしたと言うのに対して、日本政府が適切なタイミングで財政出動による経済需要の促進を行わずに中途半端な緊縮をやったことが失敗の原因の一つとも言えます。

話は逸れたので本題に戻します。
>こんなに借金して日本という国は将来破綻しないのですか?
わかりませんが、一つだけ言えるのは借金の絶対値の多さによって破綻するかどうかが決まるわけではありません。日本の生むあらゆる活動の経済的価値(GDPとか総生産や実需)に対してただマネーをばら撒けば相対的に日本円の価値はどんどん低くなっていくのでどこかで立ち行かなくなります。しかし、それは通貨発行でハイパーインフレするとか言う馬鹿げたロジックではありません。今の日本円の総供給量(M2マネーサプライ)は約1.2MJPY(億円)です。1975年にはこの1/10以下ですから、すでに40年ぐらいで10倍になってますが破綻してません。そもそも無から無を作ってるのだから考えれば当たり前で、単に1円あたりの相対的な価値が希釈されるかデフレするかでしかないのです。つまりその数字そのものに意味はありません。価値を決めるのは日本円に対する需要(=つまり日本経済に対する価値)であって、それに対する価値は日本沈没でも起きない限り1年そこらで急に亡くなることはありません。すでにこれだけたくさんの金が出回ってるのだから、仮に、超ばら撒き政策によって、1割増やしたところでハイパーインフレなんてしません。実際コロナにおいてやりましたが別に破綻はしてません。つまり、国の価値はその国のもつ経済的価値や生活する人の実需に対して存在するのであって、お金の流通量の高低で明日急になくなったりはしません。

>このペースで今後も赤字国債が増え続けていった場合の50年、100年先でお願いします。

それは難しい質問です。なぜなら、そもそも100年単位で見た時に現在の不換紙幣制度というのは存在してないからです。要するに、戦前の一ドルと現在の一ドルは同じものであっても、その発行の意味するところはすでに全く異なってるからです。昔のお金というのは金を担保に発行していました。今はそう言う仕組みはありませんが、それが始まったのがニクソンショック1971年ごろからでしかありません。我々個人の家計簿や財布であればいかなる時も借金の担保はあったほうがいいのですが、国家の紙幣制度や金融経済政策というのは必ずしもプライマリーバランスを重視する物ではない、というのが現代の仕組みです。だから金本位制をやめて準備金制度に変わったのです。

そもそも国が滅ぶのは国債発行が増えたからではありません。その国の経済的価値が低下して、魅力がなくなったから人がいなくなって衰退するのです。ギリシャやロシアなどが破綻したのは、あくまで自国通貨によって国債発行を行っていない国だからです。それができるのは日本の経済そのものにその力があるからです。ちなみにギリシャやロシアだって国そのものはなくなってません。100年とか長い年月かけて国が滅ぶというのはそう言うことです。

あえて言うなら、このまま国債発行が増え続ければ円をたくさん持ってる人は資産が希釈される(相対的に)。実需のあるビジネスや相対的に価値の変わらない不動産を持ってるものの資産価値が円に対して高まる、ただそれだけのことです。その推移の速度が問題になることはあっても、絶対量だけで破綻するとか言ってる人はいくらまでならいいって思ってるのかぜひ聞かせてほしいって話です。

ちなみに、「利払いによって破綻する」というのも概ね嘘です。そもそも国債は国の借金で、利払いは”日銀”破綻論の利払いという意味ですから、その時点で主体が異なります。当座預金に金利を加えてるのは結局のところ金融政策ですから本当にやばければそんなのいくらでもどうにでもなります(実際一部、マイナス金利とかやってたし)。また、利払いで破綻するというなら日銀に比べてはるかに高い金利がある米国FRBはすでに債務超過です。

ちなみに、だからと言って財務バランスや必要性や経済状況を無視してばら撒けという話ではありませんので、勘違いしないようにしてください。国家の政策論としての財政出動の是非は本来はその財政出動の効果や意義に対する個別具体的な議論の話であって、国家の金融経済制度、中央銀行の役割や目的とは直接的には違う次元の話です。
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>日本の赤字国債が累計で1297兆円


正しくは日本政府の債務です。
ただ、債務先の割合として日銀が半分以上、その他、GPIF、ゆうちょ銀行、かんぽ生命、共済の5頭の鯨と言われる機関投資家、日銀と当座預金で繋がる市中銀行、保険会社、証券会社など金融機関で90%以上を保有しており、海外投資家が10%未満という割合ですが、すべてが日本円建てでの債務です。
日本円は日銀による貨幣発行が行なわれ、日銀は政府の傘下にある連結状況にあり、連結決算上の貸借対照での返済が行なわれていません。
また、日本円資産を管理するのが政府であり、円建債務の貸借対照により支えられています。
日本政府が発行する国債を保有する投資家は利払いを受け、すなわち、保有先にとっては財産となります。
従って、国債が増えることは投資家の資産の上昇に繋がり、日本人の金融資産が積み上がるというロジックが形成されています。
自国通貨建て国債を発行する国の破綻はあり得ません。
一方で日本国は対外純資産32年連続世界一という、なんとも不思議な状況です。
ただ、利払いのために増税が実施されると、低所得者層に影響が大きいので、格差が開くという問題が出ます。
日本の赤字ではなく、円建てによる政府債務という複雑な金融システムで誤解する日本人に増税を理解させる政府や財務省の目論見でしょう。
問題は国債を財源とした資金の使われ方で、バラマキや、政治家の無駄遣いや不正流用、無駄な公共工事、生活保護不正受給などを引き締め、震災復興等を物価対策に優先すべきだと思います。
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日本の個人金融資産は2013年の1630兆円から、2023年の2140兆円まで、ここ10年で510兆円も増加しました。

このペースで今後も個人金融資産が増え続けていったら50年、100年後はどうなるのか?そちらの心配もされるとバランスが取れると思います。
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赤字国債の増加は、大雑把に言えば、


毎伝度予算100兆円のうち、30兆円が新規の国債発行で、
そのうち20兆円が償還分です。直近の急増は、主にコロナ対策です。
つまりは、赤字国債は増える方向しかなく、いずれは限界が来ます。

国(政府)の危機責任は、その時の政府が負えばよい、という考え。
今の支持率維持が最重要、と、お気楽です。
原発稼働の推進も、
増える核ごみの危機が言われながら、青森の処理工場の完成も見えず。
これも、責任の先送りの例です。
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利子だけで破綻します。

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日本の国富は4000兆円あるので、破綻まで十分余裕があります。



また600兆円の国債は日銀が買い取り、紙幣の発行に使われているので、実質あってないようなものです。
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外国からお金を借りない限りセーフですが


海外に1000兆くらい借り入れが増えたら、沖縄は切売り。
2000兆超えたら海洋利権を売る。
北海道が関わりたくないので独立国家になってしまうかも

お金持ちが海外に移住を始めたら、カバン持ちでも良いから
ついて行くことです。
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そこまで遠い未来の予想だと、そもそも、貨幣経済は終わっているのではないでしょうか?



貨幣はお金を支払って他人に苦労をしてもらって物を買う。もらった人も同様に他人に苦労をしてもらってものを買う。
今は価値を交換するために貨幣がその仲介をしていますが、ロボットやAIが普及しロボットがロボットを再生産やメンテナンスするようになると人件費が発生しない。こんな感じです。

あと仮にAIが一切発展しなかった場合で貨幣経済が残っている場合。
今のように日本円の価値はどんどんと下がるでしょうね。借金が円建てである場合好きなだけ印刷すればいいですので破綻はしません。ただ、今円を持っている人の貯金は実質価値を失うでしょうね。国家が個人の貯金を全部使ったみたいな状態になると思います。ただ、国家が使ってその受益者は国民ですのでまぁお金を使い切ったとも言えるかとは思います。
ただ、発行したお金を十分吸収できるほど日本円の需要があれば、むしろ、輸出で競争力がでてきますし、日本の技術力や魅力が高い状態をなら日本の商品を買いたいわけで外国人が日本円を買いますのである程度の所で平衡状態になる気はします。ただ、輸出関連企業に努めてないと国内のインフレは加速するでしょうからかなり生活は厳しくなるような気がします。
現実ではいろいろな可能性(戦争や温暖化、人口動態、政策、パンデミック、システミックリスクなどなど)や予想ができない変数が多すぎますので実際の予想は無理な気もします。僅かここ10年を切り取るだけでもパンデミックやアベノミクス、AIの進展、戦争、資源開発など目まぐるしく変わっています。
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50年後どころか現在でも大変。

金利上げられず円安進行しています。物価上昇はそのため起きた現象です。すでに副作用は出ています。日本は弱者を助けすぎて皆泥船に乗っています。泥船に乗れと要求しているのは国民です。政府から金貰えば、それは借金の金、返済を迫られますよね。でも借金で先延ばし破綻はまもなくです。アルゼンチンなら国土広く食うものはいくらでもある。日本は働かないぐうたらだけ。
50年後は活気のない元先進国、外国人観光で飯食う中進国ですね。100年後は消滅しているでしょう。
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