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日本の借金に関するQ&Aはいくつか確認したのですが素朴な疑問として
このまま増え続けても日本経済が破綻する可能性はないのでしょうか?
また、あるとすればその借金額の分岐点とか計算方法があるのでしょうか?
日々、ニュース等で毎秒ごとに増えている借金時計の映像をみる度に
なぜ経済破綻の事には一切触れないのだろうかといつも思ってます。
ついでに借金時計の額がサイトによって全然違うのも疑問です。
どうか子供にもわかるような現実的なお答えお待ちしております。

A 回答 (7件)

追記


歳出削減は間違いなく必要なことですが、過大な期待をするのも禁物です。

まず歳出削減は小泉改革下で大幅に進みましたので、そろそろ削れるところがなくなって着ているのが現状です。
特殊法人に12兆も使われているという一部の意見には根拠がありませんし、公務員は目茶目茶一生懸命働いています。
うちの父は役所と仕事をする事がよくあるのですが、『夜中の1時に出したメールが夜中の2時に返ってくる』といっておりました。つまり、そんな真夜中まで一生懸命仕事をしているという事です。
しかも公務員は日本一サービス残業が多い職場なので時給換算すると給料は恐ろしく低くなるそうです。

国民が負担を嫌がるのは健全で当然の反応だと思いますが、だからといって、お上頼りの癖にお上批判を念仏のように繰り返していれば、物事が解決する物でもありません。
もっと現実を見て良く考える必要があります。

・借金による経済破綻
借金を返済するには消費税を5%上げれば十分できます、いざとなったらそうなるでしょうから、経済が破綻することはないです。
経済が破綻するよりは増税の方がマシだという事です。
つまり、借金の果てには経済破綻ではなく増税が待っているのです。

・増税の意味するモノ
少子高齢化対策にもお金が必要でしょうから、それとあわせると10%くらいの増税が必要だといわれています。
これは我々の生活が10%貧しくなるという事です。
具体的に言えば
例1:月2000円の小遣いの人は、実質上小遣いが1800円になる事に等しいです。
例2:28000円あれば、今ならwiiと中古ソフト一本が買えるでしょうが、消費税が10%上がればwiiしか買えなくなります。
例3:例えば、現在の一月の給料が15万で一月の生活費が13万円の独身男性は、月に2万円の遊ぶ金が手元に残りますから1.2度くらいはお金を使って遊べるでしょう。
しかし消費税が10%上がれば一月の生活費は14万3千円になるので手元には7千円しか残りません。これでは2回外で飲むだけでなくなってしまうわけです。

・政府の破綻と増税の両方を避ける方法
方法は二つです。歳出削減と経済成長です。
しかし、前者はそろそろ限界です。
そして経済成長路線も格差バッシングと阿部政権の失態と共に破綻しつつあるので挫折するでしょう。
という訳で日本は遅かれ早かれ増税するしかないと思います。今まで無駄遣いしてきたツケが今回ってきたという事ですね。
恨むなら20年前の有権者を恨みましょう※。そして20年後の若者に恨まれないように我々は政治家を一生懸命選ぶ必要があるわけです。


しかし20年前の人たちが一生懸命働いてくれたから今こんなに豊かだという事を忘れてはいけません。
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この回答へのお礼

参考になりました。有り難うございました。

お礼日時:2007/08/09 17:24

(1).最初に国債の概念を少し説明します。


特に日本の場合は国債は普通の借金とは違います。
そもそも、国はそれだけの借金を誰からしているかというと国民からしているのです。
一般の家庭で例えるならば、親(政府)が家計(財政)が苦しいからと息子(国民)から借金をしているようなものです。
つまり、家(国)全体でみれば借金は+-0です。ですから、一般の借金と同列に比べるのは明らかに間違いです。

(2).何故これだけの借金があるか
国民が身の丈に合わない福祉(公共サービスのこと公共事業も福祉です)を求めたからです。
現在の国債額は、国民が、増税は嫌だしかし福祉は厚くしろ、と求め続け、それに政治が応え続けた結果です。
これは、息子が家に納める生活費(税)は少なく、しかし豊かな生活を求め続けたので赤字がかさみ、借金をする嵌めになり、その借金を息子からしている、ことに等しいです。

実際国民を一括りにするのは間違いなので、もう少し細かく説明します。
息子には、お金持ちの長男と貧乏な次男がいると考えてください。
貧乏な次男に贅沢な暮らしをさせる為に、お金持ちの長男から沢山の生活費を徴収しさらにお金を借りて次男を食わせていたわけです。ですから長男と次男の間には生活水準に違いはありませんでした。
つまり今までの『平等』は不公平な税制と莫大な借金の下に成立していたわけです。

詳しくは、私が日本の借金問題を応えた回答があるので宜しければ参考にしてください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3221010.html


(1)のように国の借金問題は普通の借金問題とは少々意味合いが違う事は確かです。しかし質問者さんが疑問に思うとおり、だからといって問題が無いはずがありません。

問題は三つあります。
1.借金できる額には限度がある。
政府の借金は国民から借りているわけです。ですから、国全体では+-0です。だから現時点は早急な問題が存在するわけではありません。しかし、国民が国に貸せるお金にも限度があります。
日本人の持つ貸せるお金(貯蓄)には限りがあるので、このまま借金が膨らんでいけばいつか国民が貸せるお金を全て貸してしまう日が来るはずです。

そんな時、日本政府は日本人以外の人からお金を借りなければいけなくなりますが、日本のような多額の債権を抱えた国に今のような安い金利で金を貸してくれる人は日本人以外にはいないでしょうから、日本政府は倒産してしまいます。
政府が倒産してしまうと警察や水道をはじめあらゆる経済活動も麻痺してしまうので大変な事になります。
実際にはそんな最悪の事態を避ける為に大増税がなされるでしょうが、それによって私たちの生活は(政府が倒産した時ほどではないにしても)大変苦しくなるでしょう。

2.国にお金を貸しても利子が低い。
国の借金は770兆円くらいあります、つまりこれは政府から見れば国民に770兆円借りているということですが、国民から見れば政府に770兆円貸しているということです。
そして、現在の国債の利回りは1.5%程度です。これが別の企業に貸せば5%の利回りだったとします。
一方に利子が5%の貸し先があるのに利子が1.5%の相手にお金を貸すということは差額の3.5%の利子を損しているという事です。
3.5%くらいイイじゃないかと思うかもしれませんが元が莫大な為その差額も莫大なモノになります。770兆x3.5%≒27兆円つまり年間27兆円の損をしているという事になります。
返済には税金が用いられる以上高い利息を払えば良いという事にも当然なりません。

また企業がお金を借りる場合は、そのお金を使って有用なモノを作りそれを売る事で借金と利息を払っても儲けられるから借金をするわけです。つまり、お金を貸した人は沢山の利息が貰え、お金を借りた企業は儲けられ、社会全体では有用なモノが作られるので、日本経済はもっと活性化します。
一方、国の場合は国にお金を貸しても無駄な公共事業を行なったり、無駄遣いをしてしまうのでは?という批判があります。民間企業がそんな事をすれば倒産してしまいますが、国は倒産の危険が無いので無茶をする可能性が高いのではないか?ということです。

3.甘やかされた人たちが堕落する。
国が借金をしていた理由は(2)で説明したとおり
『貧乏な次男に贅沢な暮らしをさせる為に、お金持ちの長男から沢山の生活費を徴収しさらにお金を借りて次男を食わせていたわけです。』
からです。
つまり、貧乏人は国の借金によって養ってもらっているわけです。地方では地場産業が公共事業という地方が少なくありませんでした※1。農業では零細農家が国策によって保護されその結果日本の農家は全体が衰退しました※2。
これらはニートを養う親と違いが有りません。つまり国が甘やかしているから貧乏人は何時までたっても自立できず貧乏なままになってしまうわけです。

※1
それを減らしたから、地方切捨てとか言われているわけです。

※2
産業政策の基本は弱者の保護ではなく、強者の育成です。
貴重な農地を無駄遣いする零細農家は日本の農業のガンです。そんな人たちを守ってきた為に日本の農業は衰退したのです。
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この回答へのお礼

わかりやすく喩えていただき有り難うございました。参考になりました。

お礼日時:2007/08/09 17:23

No.4の方がおっしゃることに疑問を感じましたので、それに対して私なりの回答をいたします。

補足説明程度に読み飛ばしてください。

日本の税収の40兆円のうち12兆円が特殊法人につかわれています。もちろん必要な特殊法人もありますが、なかには必要のない、つまりムダな天下りが行われている特殊法人もあるんです。税収の4分の1を占めているところの改革が絶対的に必要だと思います。

又公務員の給料は一般より低くなくてはならないハズなのですが、現在公務員は一般の人より多く給料をもらっています。国民がそういうことを知らないからいけないんです。もちろん私は左翼ではありませんが、こういうことをされると本当に行政と、その行政を制せない国会議員が嫌になります。

議論になりかねませんので、これ以上口出しは致しません。失礼致しました。
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この回答へのお礼

すいませんお手間をとらせました。有り難うございました。

お礼日時:2007/08/09 17:21

日本の借金の大半は国内の主要金融機関によって買われているので、安定的な返済が可能(保険会社は9割外資傘下になったのでここが少し心配ではあるが)。

だからプライマリーバランスを整えて、経済動向に応じて50、100年かけて問題のない範囲まで借金返済をする事が可能。

それから、官公の汚職を無くしたり首切りをすれば借金返済が可能みたいなたわけ事を書いている人がいますが、これはあり得なく不可能。官僚のムダ使いなんて国家財政の中から見れば、ほんのちょこ~と程度。マリーアントアネットのムダ使いみたいなもの。
また公務員数も日本は世界でダントツに少ない。人口比で公務員比率の最も少ない国が日本。だから実務現場などで人手不足で困っている。民間の不祥事乱発の原因として、監視機関が人手不足で機能していない事が大きな理由の一つとなっている。

官僚の汚職などはとんでもなく根絶に向けていろんな策を打たなくては、芯まで汚染が進みかねないから、これは断固とした措置が必要であるが、それによって国家財政問題が解決するなんていうのは、アホを対象にしたでっちあげ話。これ以上に国営機関を脆弱化することは国家運営上マイナスにしかならない。
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この回答へのお礼

ご指導有り難うございました。参考になりました。

お礼日時:2007/08/09 17:21

>平たく言うと身内同士でお金をまわしているようなものなのでしょうか?


はい。そうです。国内での金の動きです。


>その場合共倒れの様な事態には陥らないのでしょうか?
日本の円は金兌換券(金(キン)と交換)してもらうことができるお金)ではないので、もちろん共倒れはあります。しかしそれは現在ほとんどどこの国も同じことで、日本の円が国民からも外国からも信用されているから今のところ安心だということです。国民が1万円に1万円の価値があると認めているから1万円として使えているというだけのことです。

現在 日本は、国債による借金分の40兆円でアメリカ国債を買っていると聞いたことがあります。アメリカがコケた場合それは全くのムダになってしまいますが、それも予防線になっているので、少なくともアメリカ経済が問題なければ日本も問題ないと思います。

もしまだわからないことがありましたら、補足説明いたします。

実は私も書いていくうちにだんだんわかっていたつもりが、あやふやになっていたりすることもあることに気づいたので、もしかしたら私の言っていることも合っていないかもしれません。他の方のわかりやすい回答を期待なさってください。
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この回答へのお礼

bouyatetu様 度々のご回答大変有り難うございます。
なかなか経済とは難しいものですね。 
改めて自分のおかれている環境(日本に生まれ育っている)に
無関心でのほほんと暮らしてきた自分が情けないと思った次第です。

でも何とか理解したい気持ちはありますので今後とも宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/08/06 16:36

日本は破綻しません。



日本は日本に借金をしているからです。今までに破綻した国は全部外国からの借金だったんです。

国債はもちろんん個人でも買えますが、発行分のほとんどが都市銀行や日本銀行が買い、日本銀行が買いオペや売りオペをすることで景気政策を兼ねているんです。

今の税収が40兆円でその全てを返済にあてても50年かかります。もちろん今のムダを省いて少しずつでも借金のマイナスに努めなければなりませんが、今スグに日本が破綻することは考えられないでしょう。

この回答への補足

ありがとうございました。愚問で申し訳ありませんが国債を日本銀行が買っているということは平たく言うと身内同士でお金をまわしているようなものなのでしょうか?その場合共倒れの様な事態には陥らないのでしょうか? 本当に経済に疎くお恥ずかしい限りですが分かり易くご指導いただければ幸いです。

補足日時:2007/08/06 14:00
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この回答へのお礼

ご意見有り難うございました。

お礼日時:2007/08/06 14:08

もう、いつ破綻してもおかしくないだけの借金を、日本はしています。


考えても見てください。
国債残高と政府保証合わせて700兆円あるのです。
その他にも夕張市破綻で明らかになったように、地方自治体の借金は別にあるのです。
更に、各官庁の天下り組織が持つ赤字を合わせると1500兆円にもなるといいます。
仮に1000兆円として、金利が1%上昇するだけで年間10兆円、一日換算28億円もの借金が膨らんでいく計算となります。
銀行預金にはほとんど金利は付きませんが、一年複利として考え、更に毎年財政赤字を垂れ流している現状を考えると、破綻しないと考えるほうが異常でしょう。
なのに、まだ、新たに借金して優先度の低い新幹線等の大型事業を推進しているのです。
そろそろ秒読み段階に来ていると思いませんか?
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この回答へのお礼

早速のご意見有り難うございました。

お礼日時:2007/08/06 13:59

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