プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本で非正規社員が増えだしたのは小泉政権の時だと認識しています。企業にすれば正社員を面倒見るより、組合のしがらみもない、自由に雇用調整できる非正規社員は非常に助かる存在だと思います。
この非正規社員を奨励するような法律はあるのでしょうか?それともそんなこと関係なしに企業は
採用するなら非正規社員と傾向的になって行ったのでしょうか?

A 回答 (22件中21~22件)

一番大きいのは日経連が1995年に「新時代の『日本的経営』」という提言をしたことでしょう。


ここの提言では、労働者を三種類のグループにわけることを提案しています。

(1)長期蓄積能力活用型グループ
(2)高度専門能力活用型グループ
(3)雇用柔軟型グループ です。

そして
(2)の高度専門能力活用型グループは任期制雇用に、(3)の雇用柔軟型グループは派遣や請負にしようというんですね。

この提言のあと、この提言にそうように政府の政策がおおきく転換されます。
大学の助手(現在の助教)や研究職の多くに任期制のポストが導入されました。
また、当時、きわめて限定的な職種に限られていた派遣を原則自由化したのです。
そして「自己責任論」がマスコミなどで声高に叫ばれるようになります。

なにか世間がそのような風潮になったとか、働く人の意識が変わったとかいわれます。
でも、あらゆる変化には根本的な原因があるんですよ。
特に非正規職員が増大したのはこのような政府の政策があったからなんです。

企業にとっては人件費というのは大きな負担です。
ですから、このように緩和されれば、それにとびつくのは当り前でしょう。
派遣を大規模に採用しているのは、実は大企業なんですよ。
付言すれば、規制緩和を積極的にすすめた竹中平蔵氏
彼は日本最大の派遣会社パソナの会長をやっています。

そうして、どんどん利益をためこみ、いまや大企業の内部留保は300兆円を超えるにいたっています。
にもかかわらず、経団連やトヨタの社長は「企業は終身雇用を保障できない」と言ってますね、。
彼らが考えているのは、大株主に高配当をすることと、自らの報酬の確保だけですよ。

日本も、さもしい国になったものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。仕上げに働き方改革などありまして、残業代も削ることになっています。
竹中平蔵の顔を見ると貧臭くていけません。どんどんサラリーマンガ貧乏になっ来ました。

お礼日時:2019/09/09 17:36

小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す」と同時に「日本をぶっ壊した」からですよね。


規制緩和によって、非正規社員を長く大量に企業は雇えるようになったことが原因。

本当に壊れてしまった日本。
その張本人の息子を支持する人が信じられません。
支持母体は一緒ですからね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。本当に雇用は壊れましたね。
就職氷河期なんかもありました。

お礼日時:2019/09/09 17:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!