会社のキッシュフローについて教えてください。 弊社は利益がかなり出ていますが、キッシュフローがよくな

会社のキッシュフローについて教えてください。

弊社は利益がかなり出ていますが、キッシュフローがよくないのか今期もかなりの借入をして運用しています。

所謂、黒字倒産防止対策を教えてください。

よろしくお願いいたします。

No.1 ベストアンサー 回答者： prius770c 回答日時： 2019/09/16 15:00

黒字倒産は現金の不足が原因です。

現金化されるスピードよりも現金を支払うスピードの方が速いことで手元の現金が無くなるパターンです。

現金不足を解消するには、「①現金の調達」「②現金の出ていく事を抑制する」しかありません。

「①現金の調達」
借入以外での調達は、基本的にお客様から頂く以外方法はありません。
取引条件を見直して、支払い期日を短くするか一部前払いで先に現金化するなどを提案されてはいかがでしょうか。
現実的には難しいケースもありますが、いわゆる下請法の保護対象ならば場合によっては期日を短くしてもらえる可能性があります。

事業が成長段階で、将来的に儲かる事が予想されるなら金融機関に融資してもらう方法もあると思います。
※成長時は、利益よりもコストが先にどうしても発生してしまうためです。

「②現金の出ていく事を抑制する」
現金を支払うタイミングを伸ばして、現金が入ってくるタイミングとの差を短くします。
極端なはなし、とある仕事で使ったお金の支払いよりも仕事でもらうお金の方が速いかぎり
キャッシュフローは悪くなりません。
※利益がある場合のみです

「価値化されるタイミングを早める」
業態によりますが在庫を減らす事でしょうか。
長在庫が発生するような調達だと、先にお金が出ていくばかりで実際に現金となるまでの期間が長くなります。
当然、キャッシュフローに悪影響です。
在庫がある場合は、仕入れタイミングなどを見直して在庫回転率を上げることも効果がある思います。

上記例は、言ってしまえば価値が会社に滞留している状態です。
この滞留する時間を短くすれば結果的に支払うタイミングと現金化されるタイミングの差は短くなります。

このように、お客様、仕入れ先、自分たちの軸で考えると色々と気づきがあるのではないでしょうか。
まあ、お客様と仕入れ先は支払うタイミング以外の手法はほぼありませんので、支払いタイミングを変えられないなら
自分たちの会社の中で価値の滞留や価値提供までの時間を短くする方法を考えるしかありませんね。