プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本語の誰でもわかる(と思われる)ものです

古文の問題の訳で、

「ろうそくの芯を引き上げて明るくしなさい」と言った

とあるのですが、
「ろうそくの芯を引き上げて明るくしなさい」の意味が本当に全くわかりません。
教えてください。

A 回答 (7件)

>古文の問題の訳で、


現在語に訳したものですね。
ろうそく、と訳したのが間違いとしか言いようがありません。
NO2さんの回答が妥当?。
    • good
    • 1

かか・げる 【掲・挑】



〔他ガ下一〕かか・ぐ〔他ガ下二〕(「かきあげる(掻上)」の変化した語)

(1)くしなどで上の方にすきあげる。
*万葉集〔8C後〕七・一二三三「少女らが織る機の上を真櫛もち掻上(かかげ)たく島波の間ゆ見ゆ〈古集〉」
(2)簾(すだれ)や衣の裾、幕などをまくりあげる。上へ巻きあげる。
*和漢朗詠集〔1018頃〕下・山家「遺愛寺の鐘は枕を(そばだ)てて聴く 香鑪峯の雪は簾(すだれ)を撥(かかげ)て看る〈白居易〉」
*日葡辞書〔1603~04〕「キルモノノ スソヲ cacaguru (カカグル)」
(3)灯火を掻き立てて明るくする。油皿の中の灯心を高くする。
*枕草子〔10C終〕一四五・きよげなる男の「燈台に火をともしていとあかうかかげて」
*源氏物語〔1001~14頃〕総角「皆寄り臥して、仏の御ともし火もかかぐる人もなし」
*徒然草〔1331頃〕二二「いにしへは『車もたげよ』、『火かかげよ』とこそいひしを、今様の人は『もてあげよ』、『かきあげよ』といふ」

(4)物を手などで高く持ち上げる。また、人目につくような高い場所に置く。月などが空にあることにもいう。
*良人の自白〔1904~06〕〈木下尚江〉前・九・一「墨色香ふばかりの看板が掲(カカ)げられた」
(5)((2)を比喩的に用いて)靄(もや)や迷いなどを幕のように前をさえぎるものに見立て、それをもちあげる、はらいのける。
(6)((4)を比喩的に用いて)人目につくようにする。広く人に知られるようにする。
*続千載和歌集〔1320〕釈教・一〇一五「消ぬべき法の燈みるたびにかかくる人のなきぞ悲しき〈覚円〉」
*日葡辞書〔1603~04〕「ホウトウヲ cacaguru (カカグル)〈訳〉説教を通じてホトケの教えを大いにほめたたえ盛んにする。ヒトノ ホマレヲ cacaguru (カカグル)〈訳〉ある人をほめたたえ地位を高める」
(7)文書、印刷物などに載せて示す。ことばに表わして示す。
*小学読本〔1884〕〈若林虎三郎〉三「本書教授の大要は読本第一第二掲ぐる所のものを拡張して漸次高尚に及ぶべし」
*商法(明治三二年)〔1899〕二二五条「転換株式なるときは第二百二十二条の四に掲ぐる事項」
[日本国語大辞典]より(省略あり)

 誰でも分かると言うほどではありません。「蝋燭」にしてしまったので、かえって分かりにくくなった。上記のように、
「油皿の中の灯心を高くする。」とあれば、問題にならなかった。
    • good
    • 1

「掻き上ぐ」(他動詞ガ行下二)①上に引っ張り挙げる ②灯火などをかき立てる。

 蝋燭の芯は燃えると黒く堅くなるので、ちょっとした道具で柔らかくしてやると、再び燃えやすくなります。当然明るくなります。「灯をかかげる」という語はこの掻き上げるから来た。
    • good
    • 0

蝋燭の芯を上げることは、出来ません。

何故なら、芯が蝋燭の硬い部分に刺さって居り、物理的に引き上げることは不可能に近い。
ペンチを使って引き上げれば芯はそのまま切れますよ。
はっきり言えば、出来ないこと、或いは、無理なことを、を強要しています。
    • good
    • 0

「掻き上げ」という古語はあったかも知れません。

    • good
    • 0

たぶん蝋燭ではなく、このような「和灯」のことを言っているのだと思います。



https://www.abura-ya.jp/SHOP/ZS_o001.html

和灯の芯の先を油の中から引き上げると、火の燃える範囲が広がるので明るくなるのです。
    • good
    • 3

「ろうそくの芯を引き上げて明るくしなさい」は確かに分かりにくい。

むしろ芯を切るという方法がありましたが。芯を無理矢理引っ張り挙げれば(ペンチ など使って)引き抜くことは物理的に可能です。原文はどうなっているのですか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

原文(多分、古文のことかなと思います)は、
「火かきあげよと言ふ」
とあります
ありがとうございます( T∀T)

お礼日時:2019/12/24 10:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!